斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

「ニセコ町平和非核宣言」

2021-02-23 19:16:01 | 未来のニセコ

「平和非核の町」宣言の決議

世界の平和と安全、人類の幸福は、世界諸国民の共通の願いであり、
最も崇高な責務である。
核兵器は、人類社会はもとよりすべての生命存続に深刻な脅威を与え
るもので、絶対に容認できるものではない。
我が国は世界唯一の被爆国として、広島・長崎の惨禍を二度と繰り返
してはならないことを強く主張すべきである。 
非核三原則(つくらず、持たず、持ち込ませず)を完全に守り、美しい
郷土の自然と豊かな文化を守り、平和な未来を子供たちに引き継ぐことは、
我々の責務と義務である。
ここにニセコ町は、恒久の平和を願い、幸せな町民生活を守る決意を表明し、
核兵器の全面禁止を求め、平和と安全、人類の幸福を願い
「ニセコ町平和非核宣言」の決議を行うものである。

平成13年6月22日  北海道虻田郡ニセコ町議会

ニセコ町は今から20年前の2001年6月22日に
ニセコ町平和非核宣言の決議を行っています。

「核兵器禁止条約」についての議員協議会が開かれます

2021-02-17 00:47:58 | 議会・議員
傍聴してみませんか。

「日本政府に核兵器禁止条約に署名と批准を求める」意見書案は
昨年12月定例会で継続審査になりました。それについて議員協議会が
2月19日(金)午前9時からニセコ町役場2階議員控室で開かれます。

ニセコ町民のみなさんに各議員の「核兵器」についての考えを聞いて
頂きたいと思います。果たして「日本はアメリカの核の傘に守られている」
と言えるのか? 使えない兵器に一体どれだけのお金をかけるのか?
もっと現実を直視して欲しいと思います。
SDGsモデル都市ニセコ町の議会は果たしてこの意見書に反対を唱える
ことができるのでしょうか? 全く矛盾していませんか?

今世界には1万3千発以上の核爆弾があると言われています。
1970年代に旧ソ連が作った史上最大の水素爆弾津ツァリー・ボンバの
破壊力は一発で広島・長崎に投下された爆弾の1500倍の威力があると
言われています。実験済みです。この地球を何度も破壊し尽くして
しまうほどの核兵器を保有している限り、もし誤って事故が起きて
爆発してしまったら、そして核戦争が勃発してこの地球上から人類が
消えてしまっては元も子もなくなってしまうのではないでしょうか。
そのくらい知っているから核兵器は絶対に使えないのです。
そんな使えないものを保有しつづけてどうしようというのでしょうか。
脅すためにだけ保有しておくのですか?

核兵器について調べれば調べるほどこうした核兵器を作ることを
止めない人類は一体何を目指していこうとしているのか? 
もうこんな愚かなことは止めようと気が付き始める人間が多くなる
ことで核兵器の製造を止めることが可能になってくると思います。