斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

2012年9月定例議会一般質問

2012-09-23 23:36:34 | 議会・議員
9月19日(水)から始まった9月定例議会は明日24日(月)が
最終日です。一般質問は全部で12件、4名の議員が行います。
私は一般質問を6件行います。

1件目 ニセコ町の男女平等参画とクオータ制について

男女共同参画社会基本法が1999年(平成11年)6月23日に
制定され、その間2005年(平成17年)12月に第2次基本法が、
2010年(平成22年)7月23日に第3次基本法が改訂、
見直しが行われてきました。
政府は2020年までにあらゆる分野において指導的地位に
女性が占める割合を30%にすることを目標にしております。
国の審議会や国家公務員に占める女性の割合は目標に近づき
つつあります。しかし女性の国会議員数は2012年現在、
約10%(衆議院)です。これは「世界191か国のうち134位」
と異常な少なさです。北海道の女性議員数は250名でその全体
に占める割合は約10%、道・市議会を除くと町村議員数
1654名中女性議員は129名で約7%台です。全町村自治体数144
のうち女性議員ゼロ議会は58で40.2%に上ります。
(2011年7月1日北海道選挙管理委員会の発表)
こうしたことから政治分野における女性の参画の拡大は強く
求められており、少子高齢化、急速な社会変化に対応して
いくためにも意思決定に関わる指導的管理職の立場に女性が
一定数必要なことは明白です。
ニセコ町議会の女性議員は一名で10%です。
ニセコ町役場に於いては女性の管理職はどのようになって
いるのか伺いたいと思います。
男女共同参画社会基本法にあるようにクオータ制(割り当て制)
をニセコ町まちづくり基本条例に具体的に明記することについて
町長の考えを伺います。

2件目 原発事故被災者の受け入れ態勢について

原発事故被災者の受け入れ態勢について伺います。
6月21日「原発事故子ども・被災者支援法」が国会で可決されました。
東日本大震災から一年半余り、避難生活者34万人が現在なお
仮設住宅や避難先での生活を続けています。
ニセコ町には福島県を始め東北地方からの入植者も多く、この度の
震災で被災された親類・縁者も多数おられると聞いております。
こうした被災者の方々に少しでも支援できる具体的な対策を実施
できるように検討することが必要と思われます。
ニセコ町に移住を希望される被災者の声を真摯に受け止め、
安全な食の提供、保養の支援、家族と離れて暮らす子どもたちへの
支援策が実効性のあるものになるよう十分検討すべきと思いますが
町長のお考えを伺います。

3件目 節電の波及効果と自然エネルギー政策の今後について

政府と北海道が示した節電要請期間は7月23日からスタートし9月14日
に終了しました。結果、全国的に当初掲げた節電目標値を上回り、
電力不足は回避されました。節電が及ぼした節約意識は想定以上の
効果をもたらす結果となりました。これから冬に向かい日照時間も
短くなり、暖房等の電力消費量も増えることが十分予想されますが、
この節電・節約意識が今後も継続できるよう町が独自に節電目標
を掲げることの必要性を考えます。
一方で原発に代わる安全な自然エネルギー政策が急速に進められて
おります。しかし自然エネルギーへの切り替えには相当の資金の投入
が必要とされ、また自然破壊による生態系への影響が懸念されて
います。1970年代以来、経済成長市場主義の発展の原因となってきた
原発エネルギー政策への発想を転換し、現在あるエネルギー消費量を
抑え、節電・節約を励行し時間をかけて緩やかに自然エネルギーへの
転換をすすめることについて町長のお考えを伺います。

4件目 孤独死の現状と対策について

高齢化や単身世帯が増加する中“孤独死”は大きな社会問題に
なっています。国や道を始め各自治体もさまざまな“孤独死”
の防止対策を検討しているようです。
しかし折しも今年7月23日に、倶知安町で町営住宅に住む73歳の
一人暮らしの男性が死後最長で半年後に発見された問題は新たに
高齢化・孤立化社会の深刻さとその対策の遅れを考えさせられます。
ニセコ町においても“孤独死”が発生していると聞いております。
そこで3点について町長に伺います
①ニセコ町の“孤独死”の現状、発生数、地区別・年齢別男女数。
②“孤独死”の原因は何か。
③町がこれまでに行っている “孤独死”の未然防止対策について

5件目 空き家・老朽化した家屋等の調査と対策について

町内の空き家・老朽化した不在家屋・倒壊している廃屋について
以下の点についてお尋ねします。
①空き家、老朽化した不在家屋、倒壊家屋について
②防犯・防災・周辺住民への安全性について
③町の景観に及ぼす影響について
④管理放棄への対応について
以上4点について実態の把握と現況調査はどこまで進んで
いるのか今後の対策について伺います。

6件目 ニセコ町審議会・委員会の人選について

審議会・委員会では常に同一人物が複数兼任しているケースが
多いことが指摘されています。
委員が同じであれば考え方も結論も同じようになりかねません。
ニセコ町には多様で豊富な人材がたくさんおります。
この制度の大胆な改革を実行し新しい人材の発掘と活用を実施
すべきと考えますが、町長の見解を伺います。

以上です。













第30回ニセコマラソンフェスティバルに参加しました

2012-09-16 22:06:11 | 地域活動
人生で初めてマラソン大会に参加しました。

今年のニセコマラソン大会は第30回目の記念すべき大会でもあり
過去最高の1,585人の参加でした。

今朝の大雨でお天気が心配でしたが、競技がスタートする頃には
雨も上がり陽が眩しい位でした。

エントリーは3.5キロコースでゼッケン3323、タイムは0:31:13でした。
目標の30分の壁は越えられませんでしたが、自己ベストタイムでした。

ゴールタイムは片山町長と同じでしたが、順位は私が一つ上でした。
約50メートルほど先を走る町長に絶対負けたくない、必ず追い越す
という決意で最後まで余力を残して、競技場でゴール寸前に
追い抜きました。

町長談話「議会に負けてしまった!?」