斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

唐家旋中日友好協会会長歓迎レセプション

2012-04-30 21:33:27 | 議員活動
4月28日(土)唐家旋中日友好協会会長歓迎レセプションが札幌市で開催されました。
主催は北海道、札幌市、北海道中日友好協会で訪問団は唐氏始め13名の方々です。
4月27日から29日まで来道され28日の歓迎レセプションに私も招待され参加しました。

中日友好協会は1963年中国と日本の民間交流の発展に向けて、故周恩来総理の提唱のもと設立
され、来日された唐氏は今年5代目の会長として就任されました。
同年の1963年に日本側は日中友好協会が設立され、各都道府県の協会で組織されています。

今年は日中国交正常化40周年に当たります。

北海道と中国との関係は1980年に札幌中国総領事館が開設されて以来中国との交流を深めてきました。
北海道には北海道と札幌市を始め10市が中国と提携関係を結んでいます。

唐氏のご挨拶の中で日中国交正常化以来、中国の日本への友好政策により近年は飛躍的に緊密な関係が
向上し対話、協力、相互理解と共通認識の発展を確認しているとのお話でした。

日本にとって歴史的に最も古い時代から関係の深い、影響を受けてきた国にもかかわらず、近くて
遠い国というイメージがありましたが、時代の流れは唐氏の指摘するようにその関係は確実に躍進の
一途に向かっていることを感じます。

しかし中国の発展と日本との関係は様々な課題を抱えていることも事実です。

泊発電所視察

2012-04-26 10:29:55 | 議員活動
4月25日(水)13:00~16:20 ニセコ町議会からの申し込みで泊発電所を視察しました。
視察者14名:
ニセコ町議会:猪狩副議長他竹内、青羽、鎌田、三谷、斉藤の各議員6名が参加しました。
ニセコ町職員:北澤副町長、加藤総務課長、横山学校教育課長、佐藤総務係長、
       佐々木情報管理係長、斉藤管財係長、大野議会事務局長、中野議会事務局
       が参加しました。

13:00~とまりん館会議室で約1時間所長より発電所概用の説明がありました。
    本人確認の運転免許証の提示と確認後、バスで展望台へ案内されました。
    私たち14名に現地説明員約10名ほどが同行して案内していただきました。
    施設に入るためにブルーの紐のついた見学者カードを首からさげました。

14:10~展望台から発電所全景を視察 展望台の名前はアイヌ語でへロカルウス、        その意味はニシンが良く取れた所を意味するとのことです。この後
    福島原発事故を踏まえて緊急安全対策を実施した所を視察しました。
    国からの緊急対策費は200~300億円ですでに実施済みの所とこれから、
    設置、配備、追加など安全対策には数年は要するようです。
    内部の視察では視察許可のカードをまた首から下げ、厳重なチェックを
    いくつも通り抜け、現在日本で唯一稼働している泊原発3号機内部の中央制御室、    タービン建屋、燃料取扱棟など、本物の原子力発電所の内部装置を目の前で
    見るのは初めてのことでした。
    5月5日にはこの3号機も定期検査に入るため、今その準備中とのことでした。

16:05~とまりん館へ戻り、質疑応答の時間があり、ベントフィルターの設置、免震、
    ストレステストの2次評価、原発立地地層の問題、原発からの排水による海洋
    生物への影響等について意見を交わしました。

16:30~視察を終了し、帰途に着きました。

泊原子力発電所を視察して北電側の説明と原子力発電所に様々な疑問を持つ研究者や調査に携わる方々との意見が全く異なるところが随所で明らかになり、どちらの言い分が正しいのかまだまだ検証していく必要性を感じました。
しかし少なくとも、広島・長崎の原子力爆弾投下から第五福竜丸事件、スリーマイル島とチェルノブイリ原発事故、そして福島の地震・津波による原発事故の放射能汚染による甚大な被害の現実を目の当たりにして、常に原発の事故は発生の危険性・可能性があること、いったん起これば、これまでの人類史上かって無かった長期にわたる影響が続くという事実を考えると、こうした危険分子は直ちに止めることが賢明な選択と考えます。

昨年の4月24日(日)から1年を振り返って

2012-04-24 10:45:10 | 議員活動
昨年2011年4月24日(日)はニセコ町議会議員選挙投票日でした。
同時にニセコ町議会議員に立候補して当選した日です。

2006年7月ニセコ町に移住してきて4年10か月、
ニセコ町民として住民票を提出してからちょうど4年でした。

今にして思えば周囲から私の町議会議員立候補は″無謀”極まりない
行為と映ったに違いありません。
地縁、血縁はもちろん、地盤、看板、かばん無、政党、組織、支援団体、
地域支援も一切なく、家族の支えもありませんでした。
ニセコ町をよく知らなかったからできたことかもしれません。

しかし地元でたった一人の女性が堂々と名前を出して、支援してくれました。
また幸運なことに札幌の友人が10日ほど泊り込んで何から何まで選挙の準備を
手伝ってくれました。何よりこのお二人のおかげです。

この“村社会”を今も厳然と引き継がれているニセコ町で地元の方が堂々と
名前を出して支援することは大変勇気のいることです。
ニセコ町民の何十人もの人たちから直接、私を応援していることが分かると
“村八分”にされる。“この町には住めないようになる”また
“落ちてもそれはあんたのせい(悪いん)じゃないよ”と言われました。

私の当選は“奇跡としか言いようがない”、“これはまさに(ニセコ町の)革命”
です、“よく当選できましたね”と今でも選挙事情をよくご存じのたくさんの方々
から言われます。

この“当選”がニセコ町も水面下で静かに確実に前進していることを
実感させられます。

それだけに私に投票してくれた方々の期待に少しでも答えなければとの思いで
無我夢中の1年でした。

町民の方々からの意見・要望をよくお聞きし、調査を重ねた上で年4回の定例議会で
一般質問を12件行いました。

2011年6月(21日)の定例議会で一般質問3件
①泊原発と防災について
②「綺羅乃湯」入館料の町民利用者への一部助成について
③ニセコ町敬老祝賀会と高齢化について

2011年9月(20日)の定例議会で一般質問2件
①「小学校の選択制」について
②「フッ化物洗口」について

2011年12月(20日)の定例議会で一般質問2件
①「ニセコ町まちづくり基本条例」の評価について
②原発問題について

2012年3月(13日)の定例議会で一般質問5件
①原子力防災計画について
②節電について
③有島記念館の運営について
④校区外の入学許可について
⑤ニセコ町の今年度の大雪による被害状況と除雪について

以上です。

議員2年目に入る今年は、町の山積する課題の中から問題を絞って
まちづくりの一歩が実現できるように努力していきたいと考えています。

そして一にも二にも健康管理の大切さを実感しています。
ニセコという空気も水も森も恵まれた自然環境に抱かれ、新鮮な食べ物にも
恵まれ、癒されることで切りのない仕事とストレスの多い日常生活とのバランスを
いかに保っていくか、一日24時間365日という限られた時間をどう有効に使って
いくかが課題でもあります。

ニセコ千本桜運動

2012-04-22 17:10:56 | 地域活動
ニセコに千本桜運動が始まって6年目。
有島にある宮山を桜でピンク色に染まる山にしようと
「ニセコをこよなく愛する会」が北海道千本桜運動に応募して見事
500本の桜の苗木を頂くことになりました。5年間に渡り、毎年100本ずつ
桜の苗木が送られてきました。

初年度は本当に大変だったと思います。岩石と笹薮に覆われた宮山を
開墾していくのは、北海道に最初に鍬を入れた開拓者精神と通じる
ものを感じました。その後全国からの桜の苗木の寄贈もあり植樹4年目にして
千本の植樹が達成されました。すごい力です。

しかし桜の苗木を立派な木に育てるのは並大抵の苦労ではありません。
豪雪地帯のニセコで苗木が雪に押しつぶされないように支柱や雪囲いを
したり、秋には颯爽剤を撒いたり、桜の道を整備したり、限りなく仕事が
あります。

今日の仕事は桜の木を囲っている縄を外す作業でした。
10人ほどのボランティアが集まり、作業は1時間程で終わりました。
立派に太く育っていた桜の木が皮をすっかり食い尽くされているのが
たくさんありました。今年も新たに植え替えの必要がありそうです。

千本余りの桜を無事大きく育っていくようにお世話を続けていくことは
これからも大変な仕事です。
一人でも多くのボランティアを募って協力して作業を継続していかなければ
ならないと思います。

ニセコさくら祭は4月の28日から6月3日の37日間を予定しております。

交通事故の発生

2012-04-22 16:29:52 | 地域活動
今朝7時前けたたましいサイレンに起こされ、寝室の窓をあけると
消防車、パトカー、救急車が7~8台来ているのが見えました。

ご近所のお宅で火災が発生したと思い、すぐに外に出て現場まで行ってみると
民家の町道を挟んで向かい側の池をみな覗き込んでいます。
そう深くはないため池に乗用車が完全に逆さまになって三分の一ほど沈んでいました。

乗用車に乗っていたのは運転していた人だけで、すでに死亡が確認され、
救急車に遺体が載せられていました。

いつ事故が起こったのかわかりませんが、第一発見者はたまたま近くに別荘を
持っていて時々週末にニセコで過ごす方ですが、朝6時半ごろ水汲みに出かけて
池のそばを通った時発見して警察に通報したとのことです。
この時間まで誰にも気づかれなかったのは不運という他ありません。

郊外の静かな農村地帯と別荘地が点在する場所でこれまで事件性は
全く起きたことがなかったので驚きました。

事故の詳細は全くわかりませんが、発見が早ければ死亡事故は防げたのでは
ないかと思います。昼間は車の通りはありますが、夜間はほとんどありません。
また夜間通った車があっても、気付かなかった可能性があります。

お亡くなりになった方は大変お気の毒ですが、事故はいつどこでどのように起き
るかわかりません。普段から最大限の注意を払って安全運転に努めることしか
ありませんが、事故の発生場所をよく検証して安全対策が必要ではないかと思います。