斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町社会教育委員会議

2017-11-30 23:04:42 | 教育
今年度第2回目の社会教育委員会議が29日(水)夜開かれました。
第1回目は欠席したため、今年初めての出席になりました。
委員10名中3名が欠席(うち学校長2名が欠席)で7名と
町民学習課課長・係長3名、計11名が出席しました。

議事は「子どもの読書活動推進計画について」
他 来年ルスツリゾートで開催される北海道社会教育研究大会
(後志大会)の日程と準備委員会の計画案が示されました。
その他には2026年に開催される冬季オリンピックをめぐって、
もし札幌オリンピック・パラリンピックの開催地となった場合を
想定して競技場の一つになるニセコは準備を進めなければならない
ことなど、その大変さは伝わってきます。まるで大地震を想定して
防災準備を進めるのと同じことの様に思われます。

子どもの読書活動に関する私感として:
子どもが“読書”に自然と向かうような環境づくりが大切ではないかと
思います。子どもに“読書”ありき、”読書“が全てではないと思います。
心身共に“ゆとり”ある環境が子どもを読書に向かわせるのではないか
と思います。子どもにとって“読書”は数ある楽しみの中の一つであって
良いと思います。
書物を読むことは社会生活を営む上で必要欠かせない行為の一つですが、
それがあたかも子どもたちにとってランキングを決定するような見方を
するのはいかがなものかと思います。
大人にも同じことが言えるのではないでしょうか。
毎日が生きるのに精いっぱいの人に“読書”“読書”“読書”と畳み掛ける
のと同じ様に思います。“本を読まないやつは”と云った、偏重した見方
こそが問題ではないかと思います。

ニセコ町水道審議会

2017-11-30 21:47:22 | 議員活動
第2回ニセコ町水道審議会が28日(火)役場庁舎で開催されました。
委員7名の内、松井佳彦北海道大学教授を委員長に、宇野二朗札幌
大学教授らを中心に他5名の委員、役場から林副町長、上下水道課長と
係長が出席、委託業者(株)クボタから5名出席、傍聴は役場職員と
工事関係者?2名と私の4名でした。

          

水道利用加入金の制度(案)が示されました。
加入金の目的:ニセコ町の場合、水道料金収入が支出経費に満たない
現状であり、加入金によりまかなう(案)が示されました。

広報ニセコ8月号11Pに「町水道の使用料と運営体制の見直しを
進めています」とあり、
〇近年多発する水道本管の漏水事故
〇地震に強い水道施設整備の重要性
〇不足する水道施設整備費
〇将来の水道運営形態の検討
としています。

いずれにしても水道料金の値上げは避けられないと思います。
その内容の割り振りと期限をどのようにしていくか。
今後検討していくことになると思います。



地域参観日

2017-11-30 20:51:12 | 教育
ニセコ小学校で28日(火)地域参観日が行われました。
児童234名 9:30~12:00まで各学年単独と2学級が一緒になり、
また2学年が合同で学習の成果を発表しました。

1年生と2年生合同の「みんななかよしフェスティバル」の模様
     

5年生と6年生合同で「携帯・インターネット安全教室」の様子

     

患者よ、がんと賢く闘え!

2017-11-30 20:03:04 | 健康
北海道がんセンター 名誉院長 西尾 正道先生が11月30日
患者よ、がんと賢く闘え』を発行しましたので、紹介します。
西尾正道先生をご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが、
先生は「原発」に関する講演や「原発」への活動支援など積極的に
行動を展開しています。

先生からの自著紹介です。

第二次世界大戦をはさむ70~80年前から、科学・医学・技術は劇的に進歩した。
この進化は長い人類史の中でも特筆すべきものであろう。

1938 年に原子核分裂が発見され、1953 年にはDNAの2 重螺旋構造が発見された。
それにより、大量殺戮兵器の開発と遺伝子レベルでの医学研究や遺伝子組換え技術が
世界を造り変えようとしている。こうした科学技術は光と影の世界があり、使い方に
よっては、バラ色の夢の世界を創出するだけではなく、人類滅亡へと繋がりかねない
負の側面を持っている。これらの科学・技術は人類のために使われるという崇高な
理念ではなく、現実は金儲けの手段として使われているため、不都合な負の側面は
隠蔽される。その代表的なものが放射線の健康被害の問題であり、また農薬や遺伝子
組換え技術の人体への危険性である。企業の広告料で経営を維持しているテレビや
新聞などの大手メディアは企業に不都合な真実の情報は報じない。
こうした中で国民の世論や価値観は操作されている。

約40 年間放射線治療医としてがん治療の領域で放射線の光の世界を求めてきたが、
2011 年3 月の福島原発事故後は放射線の健康被害について考える機会となった。
20 世紀後半からは人類は放射線との闘いの時代となったが、
「核兵器開発や原発を稼働するために、放射線の健康被害という裏の世界の真実は
隠蔽され、科学的とは言えない理屈で国民を騙し続けています。

急増している小児の発達障害の最大の原因は現在最も普及しているネオニコチノイド系
農薬が絡んでいることが解明され、さらに最近は発がんや認知症やうつ病との関係も
報告されるようになっています。そして福島原発事故後には国家の愚策による総被曝国家
プロジェクトが進行しており、国民の健康被害が危惧されます。

こうした放射線や農薬などの多量複合汚染による環境悪化のなかで、がん罹患者数は
年間100 万人を越える事態となり、原因が解明されていない指定難病も330 疾患に
増加しています。こうした現代人の健康問題を抱え込みつつ、私たちは今、高騰する
医療費問題や、認知症を伴う高齢者の問題にも向き合わなければなりません。

本著の第1部は私が支援している「市民のためのがん治療の会」の活動や日本のがん
医療の問題を論じました。また第2部では政府や行政が原発事故対応の根拠としている
国際放射線防護委員会(ICRP)のインチキな放射線防護学について論じました。
疑似科学的物語で放射線の健康被害を過小評価して核兵器製造や原子力政策を行って
いる問題を、放射線治療を生業としてきた臨床医の実感から、そのインチキさを
ラディカルに考えてみました。

科学性をもった正しい知識で放射線を利用することが重要なのであり、がんが多発して
いる日本の現状を病因論も含めて考え、自分の命をどう守るかを考える一助となれば
と思います。

ニセコ町議会 近隣町役場庁舎 視察研修

2017-11-30 02:10:17 | 議員活動
ニセコ町議会は27日(月)ニセコ町役場新庁舎建設に向けて、
共和町役場庁舎と岩内町役場庁舎を視察しました。

共和町役場庁舎内




岩内町役場庁舎内



議場他


共和町役場庁舎は共和町のシンボル「かかし」をイメージしたデザインが
特徴的です。すでに27年が経過していますが、庁舎内は明るく開放的で
大きな窓枠が印象的でまるで新しい庁舎のイメージでした。副議長によると
「27年以上経っても新しい清潔感ある庁舎は清掃する方々の弛まぬ努力と
熱意」によるというお話でした。
庁舎内のホールと町長室他各部屋には西村計雄画家の絵画が飾られていました。

共和町 2017年11月現在 人口6,000人弱
共和町役場庁舎は1989年度竣工、1990年(平成2年)4月2日スタート。
延床面積 4,525.965㎡ 
駐車場  合計157台 
総事業費 13億1千8百51万2千円
職員:正規職員101名、臨時職員約50名

岩内町 2017年現在 人口12,900人
岩内町役場庁舎は2015年(平成27年)5月に庁舎移転を開始し、
6月に落成式を行う。
延床面積 4,837.75㎡ 
駐車場  140台  
総事業費 20億3千92万7千円
職員:正規職員130名(庁舎内)+30名(庁舎外施設)、臨時職員20名

ニセコ町 2017年9月現在 人口4,945人(5,000人弱)
役場新庁舎建設計画 完成は2022年度(平成33年)の予定
延床面積 約3,000㎡前後の規模        
総事業費 20億予定
職員:90数名 臨時職員約60名 計約150名


共和町と岩内町両役場庁舎の共通した悩みは空調設備の問題。
夏はかなり暑いとのことです。
共和町は各課に1台ずつ扇風機を置いていますが暑いようです。
岩内町は1階のみ地中熱による冷暖房設備がありますが、2階と
3階にもあったら良かったとのこと。1階と2階の温度差が大きい。
両町とも会議室は大小適切な数を確保しているようです。
岩内町役場の特徴として住民窓口を庁舎1階に置き、案内サインを
業務ごとに色(カラー)と番号で分類し、案内機能を高めている
ことです。議場は対面式ですが従来の議場形式とは異なり、議長と
傍聴席が向かい合い、その両側に議員と理事者が対面して向かい
合う形式になっているのが特徴的です。

両町の役場庁舎は現在のニセコ町役場庁舎とは比較にならないほど
広々としたスペースがあり、それぞれに様々な工夫がなされている
と思います。が、町民とのコミュニケーションが配慮されている
スペースもありますが、もう一歩進めても良いのではないかと
思いました。基本的には従来型の役場庁舎であり、これまでにない
発想の転換はあまり感じられませんでした。

ニセコ町役場新庁舎は町民の思いがどれだけ反映され、町民に喜ばれる
役場庁舎になるか、あと残された期間はわずかですが、町民からの意見
を積極的に検討し取り上げて欲しいと思います。