斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

近藤小学校の視察訪問

2016-04-30 23:13:11 | 教育
28日議員の勉強会のメンバー4名で近藤小学校の視察をしてきました。
ニセコ町には現在ニセコ小学校と近藤小学校の2校がありますが、
元は確か6つ以上あったと聞いています。
各地域の学校は児童数の減少で次々と閉校され、近藤小学校を除く
全ての学校はニセコ小学校に吸収合併されて現在に至っています。

その近藤小学校が平成30年から1年生が8人入学予定で、これまでの
複式教室ではいかなくなり、教室を増やす必要性が明らかになっています。

元々近藤小学校は児童数20名までを想定して10年ほど前に改築されたと
教育委員会の元課長から聞いていますが、この平成30年から23名、
31年28名、32年34名、33年34名の児童数の増加が見込まれています。
その後はまた減少傾向になると予想されていますが、果たしてその通りに
行くかどうか未知数の部分もあります。

児童1~2名の増減で学校の運営に大きな影響が出てきます。
教室を新たに増築するのか、学校内部を改修するかで予算が大幅に違ってきます。
厳しい財政状況の中で、1クラス増築するだけで莫大な費用がかかります。
あらゆる状況を想定して、議会はもちろん、近藤地区住民が中心になって
徹底した議論が必要になってくるのではないかと思います。

 池田まきさんを応援しています

2016-04-22 19:15:09 | 選挙
4月24日の衆議院選補欠選挙北海道5区投票日まであと残り1日と少しになりました。

何かできることはないか悩んでいたところ、緑の党も推薦する池田まきさんを
全国から応援しようという電話勝手連、「イケマキ電話作戦、3万本!」が
フェイスブックで立ち上がりました。

緑の党は1,000件引き受け電話ボランティアを募集とあり、21日の午後4時に
申し込んだところ、20分後には電話のリストと電話掛けマニュアルが届きました。
午後6時すぎから約1時間余り30件に電話をしました。
30軒中半数近くは留守電や電話に出ないお宅でしたが、私の感触では電話に出て
お話した内、投票を決めている方とまだ迷っている方の割合が半々という所でした。

今回の選挙、全国が注目して応援しています。両候補の政策提言もはっきり違いが
出ています。政党の大物がずらりと居並び支援される候補者と市民一人一人が奔走
して支援するまさしく民主主義を実践する市民に支えられた候補者との違いも
はっきりしているように思います。

今回の選挙は日本の未来がかかった重要な選挙です。
最後の最後まで応援してがんばりたいと思います。

熊本地震

2016-04-19 22:17:31 | 災害
14日に熊本県で発生した地震は6日目になっても依然として大きな余震が
相次いで発生して、収束の気配がありません。
被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。
いつまた来るかわからない大きな余震にどんな気持ちで過されているか、
心中察するに余りあります。
現在9万4千人が避難生活を送っているとのことです。
被災者の方々は今が一番厳しい状況に置かれているのではないかと察します。
一刻も早く安全で安心して過ごせる状況に戻れることを祈っています。

私は1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災を神戸で体験しました。
あれから21年の歳月が経ちましたが、以来地震のトラウマから今も解放される
ことはありません。

2011年3月に発生した東日本大震災、福島の原発事故、何か出来ることはないか
と思いつつも、ここも大きな余震がつづき、震災から2年目にしてようやく
現地を訪れることができました。

熊本・大分方面でこうした大きな余震がつづくなか、川内原発1、2号機は
停止せずに現在稼働中とのことです。もし万が一にでも原発事故が発生する
ような事態が起これば、被害は計り知れないものがあると思います。

川内原発の即時停止と周辺原発の玄海、島根、伊方原発についても万全の対策
を取って欲しいと思います。

地熱資源開発に向けた地表調査説明会

2016-04-14 23:54:24 | エネルギー問題
世界でも有数の火山国日本では再生可能エネルギーの一つとして地熱発電の開発が有望視されています。
しかし地熱発電に適する場所が国立公園や国定公園内にあることが多く、これまで開発を行うことが
出来ませんでしたが、2011年3月の東日本大震災以降、社会情勢も変わり、原子力発電以外の電源多様化
の機運が高まり、国立公園・国定公園内の地熱開発が一部条件付きで緩和され、地元住民と自治体の合意
了承を得れば開発ができるようになってきました。

ニセコ町と蘭越町に位置するニセコ火山周辺地域において、新規の地熱発電に向けた地表調査を
今年度から実施する計画があり、一般地域住民向けの説明会が日本重化学工業株式会社と三井石油
開発株式会社の二社により、ニセコ町と蘭越町で3回に渡り行われました。
私は13日蘭越町の町民センターで行われた説明会に参加しました。

日本最初の商業規模地熱発電は
1966年 岩手県松川地熱発電所 23,500KW 自家発電です。つづいて
1978年 岩手県葛根田地熱発電所 5万KW 蒸気供給
1982年 北海道森地熱発電所 5万KW→現在2万5千KW 蒸気供給
1996年 岩手県葛根田地熱発電所2号機 3万KW 蒸気供給

海外では
1909年 イタリアで最初の地熱発電が開発され、老朽化のため70年~80年代にかけて新しく改築され、
現在も営業されており、永続性があるということです。

今年度からニセコ町と蘭越町の地域で調査が始まりますが、順調に進んでも実用化には最低10年は
かかるとのことです。

いかなる開発においても自然破壊への影響はその規模の違いはあっても全く免れることは不可能です。
開発・発展が未来に及ぼす影響について徹底的な議論が必要と思います。

【ニセコ観光圏】について

2016-04-12 23:15:07 | 観光
ニセコ観光圏 満足度調査・経済波及効果調査説明会が12日(火)町民センターで行われ、
町役場関係者、関係機関、関係業者、町村議員など40名余りが参加しました。

≪ニセコ観光圏とは≫ニセコエリアを構成する蘭越・ニセコ・倶知安の3町の関係者が連携し
地域の幅広い観光資源を活用して、観光客が滞在・周遊できる魅力ある観光地域づくりを
促進する取り組みで、2014年7月観光庁から認定を受けました。

ニセコエリア(蘭越町・ニセコ町・倶知安町)には、年間390万人以上の観光客が訪れており、
ニセコ観光圏協議会は、国の補助金を活用して観光がこの地域に与える影響、
観光客の満足度調査と経済波及効果調査を行いました。
事務局はニセコ町役場商工観光課内にあります。

説明会の大まかな内容は:
〇ニセコに来た観光客はニセコをどう思っているのか
〇どの程度お金を使っているのか
〇観光客の増加でニセコエリアでの観光がどの程度経済効果を生んでいるのか
等をベースに調査は聞き取り・配布・郵送回収等によるもので
株式会社アンド・ディと株式会社ドーコンの2社が行いました
説明の資料は40数ページに渡り詳細なデータを基にグラフや数値で分析・解析したもので
かなり専門的な内容になっています。
ニセコエリアの観光への発展・促進への意気込み・期待が伺えます。

関心のある方はニセコ町役場商工観光課内にあるニセコ観光圏協議会事務局
(℡ 0136-44-2121)にお問合せ下さい。