斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

第30回後志合唱団体交換発表会

2014-11-16 23:21:41 | 地域活動
平成26年度後志管内道民芸術祭が倶知安文化会館で開催され
管内の12の合唱団体が参加しました。

ニセココールブーケの参加は今回で2回目ですが、私は初めての参加でした。
歴史の古い合唱団もあり、会員数の多い団体もあり、男性合唱団もいくつかあり、
良い刺激を受け勉強になりました。

ニセココールブーケは一番最初に出演し、曲目は“ふるさと”(嵐が歌っている曲)
と“三つの汽車のうた”の2曲を暗譜で歌いました。

こうした合唱祭の経験を積み重ねることは、刺激になって、コーラスの成長
に繋がっていくように思います。

また男性合唱団が入ると歌の深みとスケールが大きくなって本当に素晴らしいと
思いました。

最後に会場の参加者約300人全員で“花は咲く”と“大地讃頌”を大合唱して
終えました。

PHP政策力アップ講座

2014-11-15 22:52:26 | 政治
PHP研究所が主催する講座
失敗しない「公共施設マネジメント」
=ハコモノ管理のイノベーション、
公共施設等総合管理計画のつくり方・動かし方=
を11月14日札幌で受講してきました。
受講者は約30人でその内議員は10名程で他は自治体職員でした。

講師・演題
●寺沢弘樹 流山市総務部財産活用課ファシリティマネジメント推進室室長
 ESCO・包括施設管理等による公共施設マネジメント
 ―「2つのPPP」による「第二世代」の公共FM ―
●南 学 東洋大学 客員教授
 財政課題としての公共施設マネジメント
 ―「運営」から「経営」への発想転換―

人口減、高齢者の急増、自治体財政の逼迫した状況の中で公共施設等を
いかにマネジメントしていくかは極めて重要で困難な問題です。

ニセコ町おいては将来の投資的事業はすでに始まっているものも入れると
ニセコ町が挙げている公共事業だけでもこれだけあります。
①ニセコ町役場建設工事
②ニセコ町防災センター建設
③ニセコ町幼児センター改修工事
④中央地区倉庫群再整備
⑤ニセコ高等学校改修工事
⑥ニセコ町近藤小学校改修工事
⑦ニセコ町学童保育施設建設
⑧道の駅ビュープラザ再整備
⑨ニセコ町営プール建設
⑩ニセコ町火葬場機能向上改修工事
⑪公営住宅ストック総合改善
⑫町道羊蹄近藤連絡線歩道設置工事
⑬橋梁寿命化補修工事
⑭ニセコ町緊急農地再編整備事業
⑮ニセコ町下水道処理センター電気設備改修工事
⑯ニセコ町堆肥センター改修工事 
等などです。

財源が全く不足している中でこれらの公共施設をどのようにマネジメントしていくか、
失敗は許されない厳しい状況の中で一つ一つ知恵を絞って検討を重ねていくしか
ないと思います。

資料の中に以下の件があります。
【今年4月、総務省が全国の自治体に対して「公共施設等総合管理計画」の策定が要請され、
 今多くの自治体で取り組みが始まろうとしています。
「今後の地方公会計の整備推進について」が通知され、固定資産台帳と腹式帳簿の導入を
 前提とした統一基準による財務書類の作成が、新年を目途に要請される見通しです。
 これにより、「固定資産台帳」が結節点となって公共施設マネジメントと地方公会計制度
 改革の問題が繋がることになります。】

私にはまだまだわからないことばかりですが、将来の“まちづくり”に向けて
具体的な対策を一つ一つ丁寧に検討していかなければならないと思います。

議会は住民の意思を反映しながら地域の状況を的確に判断し決定していく重要な役割を
担っています。町民の皆さんと共にこの問題について徹底的に話し合いを重ねながら
進めていかなければならないと思います。

議員活動レポートNo8を発行しました

2014-11-13 22:17:15 | 議員活動
議員活動レポートNo8を先週発行しました。
当初8月発行の予定より遅れること2か月余り、これから
配付をしていきますが、今回私自身は約200部を配布する予定です。
あとは配付をお願いしました。
本来なら私が全世帯に配布できると一番良いのですが、時間的に
どうしても無理です。それは配付先でお会いした町民の方々と、
特に滅多にお会いすることの無い方とニセコ町の暮らしについて
お話することは貴重な機会ですからこの時間を大切にしていきたい
と思います。

ニセコ町は人口が微増しています。
9月末で4,857人、世帯数は2,287軒でした。(広報ニセコ11月号から)
人口減少時代にあって、特に地方の過疎化が進む中で微増とはいえ、
ニセコ町のような小さな町で人口が増えていくのはそれなりの理由が
あると思います。私もその理由に魅かれて9年前に移住してきました。
終の棲家として選んだニセコ町が「住むことが誇りに思えるまち」、
「住みつづけられるまち」、「住んで良かったまち」になるように
一町民として責務を果たしていきたいと思っています。

“原発止めようみんなの会議”

2014-11-13 12:56:00 | 政治
倶知安町議会議員の竹内隆さんの呼びかけで“原発止めようみんなの会議”が
倶知安町の後志労働福祉センターで10月26日に開かれました。
話し合いのテーマは
1.避難計画の有効性
2.泊原発再稼働を止めるために、私たちが出来ること

10月24日は原子力防災訓練の日でした。倶知安町では避難予定地の
伊達市に町内会員の一部の方々がバスで避難訓練を行いました。
訓練に参加された町民の方々からご意見・感想をお聞きしました。
●ああいう避難はあり得ない(現実的でない)
●冬期間通行止めの箇所がいくつもある
●スクリーニングが全町民に対応できないのではないか
●高齢者が多い
●避難者の対象となる幼児が大切であるが、訓練では考えていない。
 3歳の子どもを連れた避難訓練者はたった1組だった。
●無駄な訓練である
●(いざ事故が発生した時の)人間の心理状態を考慮していない。
●誰が避難したか確認がなかった
●単なるイベントに過ぎない。
●天候は一切考えていない。
●行政側はシナリオ通りに行けば大成功と考えて、住民主体ではない。
 命・暮らしを守れるのか。
等々意見が出されました。

つづいて “泊原発再稼働を止めるために、私たちが出来ること”について
参加者全員から意見が出されました。
原発事故による健康被害を特に子どもたちの健康被害に関して
チェルノブイリ事故の現状からよく理解すれば、原発に反対せざるを得なく
なるのではないかと言う意見がありました。
住民投票についても検討する意見が出されましたが、投票のやり方で
却って妨害とか失敗も予想されることから積極的に推進するところまでには
至りませんでした。
問題は原発に関する情報が充分に浸透していないことが現在の状況にある
のではないかと私は思います。

最後に次回の会議では講師の先生に講演をしてもらうことになりました。
その際に講師は一人ではなく原発推進派の方と脱原発を目指すお二人の方々を
お招きして講演会(シンポジウム形式)を行ってはどうかということになり、
何人かが候補に挙がり、交渉してみることになりました。

こうした会合にはいつも原発反対派ばかりが固まってしまうので、
原発推進派やどちらとも言えない方々、その他の考え方の方々にも参加しやすい
講演会にしてみてはどうかということが話し合われました。
何よりも原発についてあまり考えようとしない人たちに一人でも多く
目を覚まして関心を持ってもらうことが“鍵”となるのではないでしょうか。

笑 エ ネ で い こ う !

2014-11-09 14:16:17 | 政治
『できた!電気代600円生活』著者 はらみづほさんの講演会を
お聞きする機会が10月19日町民センターでありました。
泊原発の停止による影響から北電が11月1日より再度電気料金値上げを
おこないます。平均値上げ率は15.33%とすごい割合になっています。
こうした中で省エネ対策として何ができるかまず電気代の明細書の
チェックから始まりました。

はらみづほさんの家庭の電気代は月600円どころかなんと二人で200円台
でした。やればここまでできるということを教えてくれました。が、
いざそれを実行するとなるとどこまでできるか自信はありません。
しかし現在の使用電力の6割に抑えることは不可能なことではないかも
しれません。小さな努力の積み重ねと持続性が求められると思います。

人間はその置かれた環境への順応性はかなり高いことを体験したことが
あります。それは1995年(平成7年)の阪神淡路大震災に遭遇した時の
ことでした。電気・ガス・水道が止まり、私の場合は各1~3週間でしたが、
何よりも水の大切さを痛感しました。毎日小学校に給水車から水をもらい
に通い、お風呂も洗濯もできない状態が数週間続き、水は普段の10分の1
以下の使用料でした。でも慣れるとそれほど不便には感じませんでした。
却っていままでの浪費に近い使用量は一体なんだったのか、それに不便
を感じるより普通の生活に思えてきました。しかし全てが復旧すると
また元通りの生活に戻ってしまいました。

電気も水もふんだんに使える環境の中での省エネ・節約はなかなか
厳しいものがあると思います。これは個人の努力も大切ですが、
社会全体の問題であり、政治の問題です。これ以上エネルギーの消費量
を増やさない政策へ社会全体を変えていかなければ、個人の努力だけでは
限界があると思います。原発の再稼働はエネルギー需要量を増やすために
際限なく供給量を上げていくことに他なりません。

講演をお聞きして省エネを実行するための時間と労力に費やすエネルギー
も到底半端なものではないことを実感しました。省エネのために生きるの
では何か本末転倒の感もなくはありません。
講演をお聞きして、できるところから少しでも努力してやっていかなければ
という気持ちになり参考になりました。