斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

2013年(平成25年) 第1回ニセコ町議会臨時会

2013-02-25 18:18:14 | 議会・議員
今年第1回目のニセコ町議会臨時会が2月20日に開催されました。

議案は「ニセコ町五色温泉インフォメーションセンターの設置及び
管理に関する条例」と「平成24年度ニセコ町一般会計補正予算」でした。

歳入歳出予算は3,339千円を追加し、総額5,196,528千円となりました。
内訳は歳入地方交付税3、339千円の追加で1,929,859千円となり、
一方歳出は総務費が負担金補助及び交付金で23万8千円が補正され
総額1,085,829千円 → 1,086,067千円になりました。
また民生費の内、社会福祉総務費と老人福祉費合計3、101千円が
補正され、494,773千円 → 497,874千円となりました。
私はこの補正予算総務費会計管理費「北海道自治体情報システム
協議会負担金」238千円の追加費について質問しました。

総務課と町長からの説明は以下の通りです。
『ニセコ町は「北海道自治体情報システム協議会」の会員になって
10数年たち、約40自治体が加入している。小さい自治体が経費削減
のために開発され、広域行政の負担軽減になり通常の60%~70%の
経費で抑えている。自治体の電算化により行政自治の効率化が進み、
良いシステムと考えている。』

この「システム」は総務課の他に建設課、学校教育課、保健福祉課、
税務課、上下水道課等が利用しており、今後さらに行政、住民の
利便性を図るために拡大・推進されるものと思われます。
全道町村の内後志管内は特に加入している町村が多く19町村の内
12町村が加入しています。
臨時会は10時から開催、途中20分程の休憩を挟んで10:55分に
終了しました。

*「北海道自治体情報システム協議会」について 
インターネット サイトマップから検索(2009年4月現在)
組織の概要説明

自治体が行政用コンピュータシステムを単独で開発することは、資金面・
技術面・人材面・情報面などの点で困難であるため、共同で開発し、
共同で管理すべく、12の自治体が『北海道行政システム共同利用会議』
を昭和63年4月に設立。
その後、組織が拡大してきたことと、市町村行政の情報化が益々求め
られることから、市町村の情報化達成に寄与するため、北海道町村会
特定地域事業の推進を図る『北海道自治体情報システム協議会』が
平成7年4月に設立。

*議会臨時会の資料を基に数値を挙げていますが、もし間違いがあれば
速やかにお知らせ下さいますようお願いいたします。

「匿名はがき」から得た教訓

2013-02-23 00:10:12 | 議会・議員
「匿名はがき」に対し、みなさまから貴重なコメントを
いただき心から深く、深く感謝いたします。
他にも数名の方々から直接お電話で大変有意義なコメントを
いただきました。

この《議会宛匿名はがき》公開をきっかけに、これから真に
「開かれた議会づくり」を目指し一所懸命努力いたします。
みなさまからのご鞭撻・ご支援を今後とも切にお願いいたします。

どんな些細な厳しいことでも結構です、町のことを知り、学ぶ
貴重な機会であり、微力ながら議員としての使命と役割を果たす
機会を与えて下さることに感謝いたします。

これからもみなさまからの情報を切にお待ちしております。


ニセコ町議会宛ての匿名はがき

2013-02-20 19:43:00 | 議会・議員
ニセコ町議会宛てに匿名はがきが届きました。
全文私のことに関する内容です。

以下は今日の臨時議会で議会事務局から配られた資料の一枚です。
紹介させていただきます。

 ニセコ町議会 御中
「ニセコ町の斉藤議員について、ニセコ町議会はどう考えおられるのか。
明確に選挙違反をしている議員に対して、議会として辞職勧告等を
されないのでしょうか。
 2月3日の斉藤議員のブログには、『今回は冬期間のこともあって、
手配りに代わりニセコ町全世帯に郵送することにしました』とあります。
以前は新聞チラシに入れて配布していたのではないですか。
新聞に入れたり、全戸に郵送することは、選挙に出ようとする人、
候補予定者・現職を問わず、文章等を不特定多数の有権者に配布する
のは、明確な選挙違反です。」 
 法律を守らなければならない議員が、この手の行為をすることじたい、
議員資格は無いものと思いますが、それを見過ごしている議会にも
問題があると思いますし、彼女のブログはあまりにも好き勝手、
ルールを知らないで発信しているのを、どう考えておられるのか。
議会の正常化、並びに、議会として警察等に告発すべきです。」

以上が今日臨時議会の前、9:30分からの議会事務局の説明の際に
配られたコピーの内容です。
私は初めて、この時に“匿名ハガキ”の内容を見せられました。
2月13日付で小樽から投函され「ニセコ町議会御中」となっています。
この件について9:00からの議会運営委員会でも協議・検討された
ようです。

まず匿名でハガキを書いた匿名さんに申し上げます。

〇 正々堂々と氏名・住所を名乗ってからご意見を書いてください。
  ニセコ町在住の方のようですが、わざわざ小樽から投函しています。
 『あまりにも好き勝って、ルールを知らないで発信している』のは
 あなた自身のことを言っており、無責任で卑怯で陰湿なやり方です。
 人間としての“恥じ”を自覚して下さい。
 (誰がこれを書いたか想像できます。)
〇 公職選挙法を確り勉強している方とは思われません。
  これはただ悪質な中傷・誹謗を目的としたものです。
〇 ブログのルールとは何かご説明下さい。
〇 レポートの発行に際して、レポートNo3まで毎回選挙管理委員会
  に提出し、了承を得てから配布してきました。
  今回、匿名ハガキのことでレポートNo4の発行について、議長自身
  が選挙管理委員会に問い合わせたところ、違反ではないとのことでした。
○ 2011年選挙直前の4月に入ってから立候補者たちは不特定多数の
  有権者に「ニセコ町のみなさまへ」のリーフレットを投函しています。
  『法律を守らなければならない議員が、この手の行為をすることじたい、
  議員資格は無いものと思いますが、それを見過ごしている議会にも
  問題があると思いますし、・・・』
  あなたの言う通りなら、どの議員も資格がありません。
  議員は総辞職すべきです。
  近視眼的にならず、確り確認してよく調べて見て下さい。
〇 共産党は党の機関誌を以前は新聞折り込みし、共産党の議員個人も
  議会報告を新聞折り込みしています。
〇 法律を守らない議員から賄賂をもらいその議員を幇助している体質
  こそ、刑事事件として幇助罪が適応され警察に摘発・逮捕される
  べきではないかと思います。

議会は大なり、小なり告発されても仕方ない問題を抱えていることは事実
です。ただ慣例、風習、これまでしてきたのだから問題ない、と気付いて
いない議員もいます。これを機会にたまった膿を総て出し切って、
根本から体質を改善し、議会は一からやり直すことが必要です。

ニセコ町のことを思い議員活動を確りすればするほどますます謂れ無い
中傷、誹謗、冤罪、想像を超える嵐に巻き込まれ、戦いが激しくなる
ことが予想されます。時には“命”まで危険になります。

匿名さん、あなたのような人間のためにこれまでどれだけ多くの正義が
     踏みにじられ、潰されてきたことでしょうか。
匿名さん、私はあなたが誰かわかります。こうした中傷・誹謗に邁進し、
     正義を踏みにじることにエネルギーを費やすのではなく、
     もっと前向きに“まちづくり”に参加し、町民みなさんの
     ために役だつことをしてみませんか。
匿名さん、堂々と名前を名乗って、私に会って話し合いをしませんか。
     お会いできることを心から期待し、連絡をお待ちしております。

ニセコ町の議会はいつまで三猿主義:“見ざる”、“聞かざる”、
“言わざる”に甘んじなければ、議員は生き延びられないのでしょうか。

良識あるみなさまからのご意見をお待ちしております。

漢方医薬

2013-02-18 23:54:44 | 漢方薬
漢方薬は日本でもかなり昔からその効用は認められ、取り入れられ
てきましたが、今では病院でも漢方薬は保健の適応がかなり認められ、
東西併用薬として広く一般的になってきています。

16日、中国広東省高州出身の国際交流員、カ 逸陽さんが
「面白い中国の漢方医薬」と題してお話されましたので、
紹介させていただきます。
《中国人にとって、漢方医薬の知識は体調不良の時だけでなく、
日常生活にもよく活用されている生活の知恵です。
漢方医薬の歴史と面白い豆知識について学びましょう》と
カさんご自身の子どもの頃からの体験を交えお話されました。
漢方薬への関心が高いこともあり、20名以上の参加者がありました。

日本でも馴染みの漢方薬である
棗(なつめ)は強壮作用、鎮静作用
桂円肉は精神過労による心脾の損傷に効用
麦門冬は肺を潤す効用がある。

西洋医学は身体の悪い部分だけを治療する方法であるのに対して、
中医学は身体全体や生活環境とのバランスを整えながら処方する
やり方で、処置方法は弁証論治=体全体の状態(証)を診ること。

中医学の診断の基本は4つあり、
望診:外見を詳細に観察する。最も重要とされるのは“舌”「舌診」。
聞診:声の質、呼吸、臭いを診る。
問診:人間関係は精神に影響することから、患者の日常生活や家族の
   状況を詳しく尋ねる。
切診:直接患者の体に触れて診察する。脈診を重要視する。
   医者が患者と同じ速さの呼吸をして脈の強弱でバランスを診て
   判断する。脈で妊娠を判断出来る。子どもの脈と二つある。

五行学説(五臓六腑):心、脾、肺、腎、肝を基本として自然界に
   存在するすべてのものを5分類し相互関係を説明するもの。

まだまだ詳しいお話があり、改めて漢方医薬の奥深さに“なるほど”と
納得させられることがいろいろありましたが、初めての内容も多々あり、
これを機会に漢方薬の知識を少し学んでみたいと思います。

カさんは毎日「甘和茶」を飲んで、ニセコの寒い冬を乗り越えている
とのことです。
この「甘和茶」が参加者全員に振る舞われ、私も試飲してみました。
どこかで飲んだことのある懐かしい味を思い出しました。

「フッ化物洗口」は果たして安全か? その必要性は?

2013-02-17 09:52:21 | 町の課題
フッ化物洗口は果たして安全か?その必要性は?

ニセコ町は1月24日ニセコ町幼児センターで「フッ化物洗口」の
説明会を開きました。お知らせの発信元は幼児センター園長でした。
そして2月5日幼児センターで2回目の「フッ化物洗口について」
の説明会が開かれましたが、今度の発信元は片山ニセコ町長と
なりました。そして急転!

お知らせの案内には
「町では次年度より幼児センターでのフッ化物洗口を導入する
予定です。・・・導入にあたり、フッ化物洗口についての説明会
を開催することとなりましたのでご案内いたします。なお、
次年度(平成25年度)は、くま組からの導入を予定しており・・・」
とあり、「予定」とは言え決定のお知らせに変わりました。
十分な説明・話し合いもないままの決定通知の背景には何があった
のか、疑問が湧いてきます。

保護者のまだ約半数に当たる47%が
「フッ化物洗口とは何かご存知ですか。」というアンケートに、
「知らない」と答えています。
もっと時間をかけて丁寧な説明の責任があるのではないでしょうか。

こうした町の独断的な「上意下達」のやり方に不快感と共に危惧や
不信の念を抱きます。
町長の持論であるニセコ町を「民主主義の根付くまちにしたい」は
どこに行ったのでしょうか?自ら「民主主義」の原則を破っている
のではないでしょうか?

しかし何よりも「フッ化物洗口」が果たして安全かどうか疑問です。
希釈するとはいえ、「毒物」を幼児の口に含ませて良いものでしょうか?
「フッ化物洗口」は虫歯予防に本当に有効かどうかも疑問です。
実施の前に時間を掛けて丁寧な説明と共に、「フッ化物洗口」」の是非
を巡り、徹底した議論・意見のやり取りが必要ではないでしょうか。