小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

アンパンマンの世界

2013年12月09日 12時40分27秒 | 日記
2011年2月15日(火)(2歳10か月)


 風呂の中で春奈がいっぱい話しかけてくる。

 「アンパンマンとさー、バイキンマンとさー、
出ててさー、ドキンちゃんとメロンパンナちゃ
んはかわいいけどさー、バイキンマンはこわい
し」

 その、さー、ちゅうのは何やねん?

 そして、一体何を言いたいのかもようわか
らん・・・。

 ただ、春奈はテレビのアンパンマンは観ない。

 観ないくせにアンパンマンが好きである。

 0歳の頃から好きだった。

 アンパンマンって、よっぽど赤ん坊でも
とっつきやすいデザインなんやなあ。

 あと、アンパンマンにはたくさんのキャ
ラクターが登場するけど、乳幼児には、ア
ンパンマンの世界はどのように映るんだろ
う?


 赤ん坊は生まれた時には、まだ自分がどの
ような世界にいるのか知らない。

 次第に、自分のいる世界を認識していく。

 この場合、「世界」という言葉を「環境」
と置き換えてもいい。

 乳幼児は自分の環境の中にいる人と関係
を築き、言葉や文化、習慣などを吸収して
いく。

 この能力って、大人になっても、人間は
失わないものなんよね。

 だから、人間は何歳になったって、言葉
の環境さえあれば、新しく言葉を話せるよ
うになる。

 なみにヒッポはこの理論で活動している。

 だけど、これに乳幼児みたいに「アンパ
ンマンかわいい、大好き!」って素直な心
があれば、もっともっと吸収が早いのかも
ね。