小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

「いたい」は「やめて」

2012年05月31日 23時54分14秒 | 日記
2009年5月8日(金)(1歳1か月)


 ゆうきとりえも、この4月から小学3年生になったことだし、
春奈の世話もいろいろお願いしている。

 ゆうきが春奈のおもりをしてくれるのはいいけど、時々
ふざけてムチャする。

 後ろから抱きかかえて春奈を仰向けにしたり嫌がる態勢を
とったり。

 春奈もいやがって、

「いーたーい!」

を連発している。

 春奈にとって「痛い」は「やめて」の意味もあるのだろう。
きっと。


 だいたい、弟や妹というものは、お兄ちゃんやお姉ちゃん
からムチャされることが多いから、
 「いや!」
 「やめて!」
などの言葉は比較的すぐに口にするようになるようだ。

 その点、春奈の場合、お姉ちゃんたちとは8歳も歳が離れ
ているから、ムチャをされることは、まあない。

 それでも、やっぱり嫌がるようなことはされるから、
「いたい!」は、しっかり言えるようになっている。

 そして、今日もまた、春奈のゆうきに対する恨みは積もっ
ていっている・・・と思う。

歳の差婚

2012年05月30日 23時05分04秒 | 日記
2009年5月6日(水)(1歳1か月)


 今年のGWは、3日(日)・4日(月)と松山合宿に出かけ、
火曜日はファミリー。
 まったく、ヒッポ漬けである。

 松山から一緒に来たチョルムニたちと、東京・中部から来た
チョルムニたちがそのまま月曜日の夜はわが家に泊まり、火曜
日のファミリーに参加して行ってくれた。

 チョルムニとゆーのは、韓国語で「若者」の意味らしいの
だけど、ここで言うのは、いわゆるヒッポ用語。

 ヒッポでは、独身者のことを「チョルムニ」と呼んでいる。


 さて、チョルムニたちがわが家に泊まると、いつもその後
みんたが、

 「みんな早よ結婚したらええのに」

と、言う。

 「いろんなファミリー飛び回ってるんやからいい相手見
つかれへんのかな?」

 「そう単純なものでもないよ」

と、僕は言う。

 「30代とかになると、自分と歳の近い相手も少なくなるしね」

 そんなことから僕とみんたとで歳の差婚の話になった。

 「自分の子が歳の離れた人と結婚するのは正直イヤやなあ」

と、みんた。

 「そうかね?」

 「自分と10歳しか変わらへんような息子なんていやや」

 「う~ん。オレは別に気にせえへんけど。2,3歳ちゃうだけ
ならともかく10歳くらい離れてるならいいかな」

 「私はいやや」

 そんなことを議論していると、りえが入ってきた。

 「歳が離れてたら何があかんの?」

 「りえはOK派か。ま、歳が離れてたら話題とかにもズレが
出てくることもあったりとかするからね」

 「ふうん・・・?」

 今イチよく分かっていないようだ。

 「そやな、たとえば・・・」

 ここで、僕と10歳違いのヒッポメンバーの名前を挙げて、

 「りえが大人になった時に、○○と結婚するのと同じこと
やからね、歳の差婚って」

と、説明してやると、それを聞くなり、

 「あ、それは無理やな。ありえへん」

と、速攻で否定した。

 ・・・男として少し複雑な気分になった。

 しかし。りえは最初、言葉の上では僕とみんたの言って
いることを理解していたはずだ。

 それでも僕が具体例を出すことで、真意を理解したといっ
たところなんだろう。

 言葉を本当に理解するということとはどういうことなん
だろう?

やっぱりイメージができるかどうか、ということになるの
かな。

 りえの場合も「○○と将来自分が結婚する」というイメ
ージをすることで歳の差婚を理解したことになるんだろう
から。


 ちなみに、この日泊まっていたチョルムニたちのうち
の3人が、2011年にめでたく結婚されたことを追記して
おきます。

ゴリラみたいな移動法

2012年05月29日 23時04分38秒 | 日記
2009年5月3日(日)(1歳1か月)



 GWである。

 家族みんなで松山合宿に参加した。

 1歳の誕生日を過ぎ、春奈も自力で動き回るようにはなった
けど、ほとんどハイハイをしない。

 座った状態から、片膝を立てて、両腕の力を利用して動く。

 なんかゴリラに似てる。

 なんとも個性的な移動法だ。


 春のお彼岸さんで、墓参りのついでに大型スーパーによった
時のこと。

 僕は春奈を預かって、幼児用のプレイコーナーで遊ばせていた。

 ほんのわずかな時間、つい眠ってしまい目を覚ますと春奈が
いない。

 プレイコーナーを脱走してゴリラの姿勢で売り場を移動して
いた。

 しかも速い!油断できん。


 今回、松山に来てみると、こちらの方でも春奈と同じスタイ
ルで移動していた子がいたという。

 その子のママが、春奈を実際に見て、「同じだった」と言う
のだから、きっと同じだったのだろう。

 春奈を見て、変わった移動方法だと思っていたけど、、なに
もそれは春奈だけに限った行動ではなかったわけだ。

 やっぱり自然は特別な存在を作らない、ちゅーことだな。

お父さん会の帰り道にて

2012年05月28日 22時34分23秒 | 日記
2009年4月29日(水)(1歳0か月)


 今日はヒッポの関西本部にて関西お父さん会。家族全員で
これに参加した。
 
 お父さん会は楽しかった。やっぱり男たちがたくさん
集まってヒッポを楽しむ姿がいい。

 その中でヒッポを一緒にやってると、こっちも楽しく
なる。

 別にヒッポをヨイショするわけじゃないけど、やっぱり
この活動はいい、と単純にそう思った。


 ところで、その関西お父さん会の帰りに難波駅のエレ
ベーターに乗った時のこと。

 同乗したどっかの初老のおばちゃん2人組の顔をベビー
カーから春奈はじー、と見つめ、エレベーターを降りる
時には、今度はおばちゃんたちに、

 「バッバーイ」

と、言って手を振った。

 春奈が電車の中でよその人に愛想よくしてる、という
話は聞いたことがあったけど、ここまで愛想よくしてい
るとは・・・。

 春奈も、エレベーターでたまたま一緒になっただけの
人にもコミュニケーションを取るようになったのか。

子供の気持ちがよくわかる

2012年05月27日 23時09分10秒 | 日記
2009年4月26日(日)(1歳0か月)


 お昼どきに、みんたが、

 「春奈におかゆを食べさせたげて」
と、言うから、素直に従って春奈におかゆをたべさせて
いると、今度は、かぼちゃの煮たものを持って来て、

 「これも食べさせたって」

と、おかゆの横に置いていった。

 それで僕がスプーンでかぼちゃをひとすくいして、
春奈の口に運ぶと・・・いきなり春奈が「びえー」と
泣き出した。

 のどに詰まったのか、と慌ててとっさに水を飲ませた
が、その時みんたが叫んだ。

 「熱いんやんか!そのかぼちゃ、まだ火ィ止めたば
かりやで!」

 え!?と、思ってもう一度水を飲ませたが、春奈は
泣き続ける。必死であやす僕に、みんたは、

 「なんで熱くないか確かめへんの?」

と、責めたてる。

 「だって『これ食べさせて』って言うから・・・」

 「言われたら、まず確かめてから食べさせへん!?」


 素直に言われた通りに従っただけなのに・・・なんで
怒られなきゃあかんねんやろう・・・?釈然としないけ
ど、まずは春奈をあやすのが先決だ。

 横では、みんたが、口の中ヤケドしたらごはん食べら
れへん、だの、ヘタしたら明日まで何も食べられへんか
も、だの、あーだこーだ、と僕をおどす。

 これって過失ってやつなんだろうと思うけど、加害者
ゆえに何も言い返せない・・・。

 「なんで先に確かめへんかなあ。信じられへんわ」

 なおも言いたいように言われてしまった。

 言われたことを素直にきいて怒られる・・・。

 親に「ファミリー行くで」と言われたから、今日は行
きたくないのに・・・と思いながらついていったら、
ファミリーに来たら来たで、マイクをも持たなかった、
と言っては叱られ、走り回ったと言っては叱られ・・・
ヒッポメンバーの子供によくあるパターンだけど、今
そういう子供の気持ちがよくわかる。
 春奈をあやしながら思った。

 その日の夕飯は、春奈も普通に食べた。

 幸いヤケドの方は大丈夫みたいだった。

 とりえあず、本音、よかった!