小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

かくれてるじゃないか

2014年09月29日 00時02分55秒 | 日記
2011年12月3日(土)(3歳8か月)


 春奈はまだ洗面台に届かないので、いつも踏み台を
利用している。

 そして、今日、春奈がうがいをしようとしたら、その
踏み台がない。

 でも、すぐに洗濯機の横に立てかけてある踏み台を
見つけて、

 「かくれてるじゃないか」

 いや、隠れてはいないけど。

 それと、きのうも、3人で入浴した時に「せまいじゃ
ないか」って言ってたけど、もしかして「じゃないか」
っていうのは、春奈の今のブームなのか?


 僕なんかも、外国で何か1つの言い方をゲットすると
その言い方ばかり口にするところがあるけど、やっぱり、
みんな新しく何か言い方をゲットすればすぐに使いたが
るものなのかな。

せまいじゃないか

2014年09月28日 01時47分36秒 | 日記
2011年12月1日(木)(3歳8か月)


 仕事から帰宅して、いつものように春奈を風呂に入れて
やろうとしたら、みんたが、

 「たった今、りえと一緒に入ったよ」

と、言った。
 ほう。でも、春奈の頭を洗ってやったり体を洗ってやった
りするのは大変だろうから、今からでも入ってやるか。

 そう思って、僕も風呂に入る。

 ところが、浴室に僕が入るなり春奈が、

 「なんで大きい人が入ってくるんだよ」

と、言った。

 え?

 さらに、春奈、

 「(3人も入ったら)せまいじゃないか」

 どこで「じゃないか」って言葉ゲットした?それより、今の
言い方は、昔、とんねるずの2人が『みなさんのおかげです』
の中でよく言っていた、

 「やめてくれよ!ひどいじゃないか」

の口調とまったく同じじゃないか。

 でも、3歳児の春奈がそんなこと知ってるはずもないし・・・。

 これって、ただの偶然?

251 葛城の高額比売

2014年09月28日 01時42分36秒 | 大国主の誕生
大国主の誕生251 ―葛城の高額比売―


 ここまで武蔵や毛野、丹波・丹後、それに吉備の変動について見てきたわけですが、これが
5世紀末に大和で起こった激動が関連していると思われることを随所で述べてきました。
 その激動のひとつが葛城氏の滅亡です。

 15代応神天皇の次は仁徳天皇が第16代目の天皇となります。
 その次の17代天皇は履中天皇です。
 『古事記』、『日本書紀』ともに、ここまでは、親から子へと皇位が受け継がれていったと
伝えています。
 例外としては、13代成務天皇の次は甥の仲哀天皇が14代目天皇になったことですが、これ
も世代的には親の世代から子の世代に受け継がれてはいます。
 しかし、履中天皇の次は弟の反正天皇が第17代目を継ぎ、その次には、さらにその弟の允恭
天皇が第18代目を継ぎます。
 兄弟で3代の皇位を継いでいったことになります。
 そして、この3人は同母兄妹でもあるのです。
 母は葛城の曾都毘古の娘石之日売命(イワノヒメノミコト)で、長子の履中天皇の下に次男の
墨江中津王(スミノエノナカツミコ)がいましたが、この人物は謀反を起こして誅されてしまい
ます。
3人もの天皇を輩出したことで、外戚の葛城氏が権勢を誇ったことは安易に想像ができますが、
実際のところ、曾都毘古以前の葛城氏についてはよくわかっていないのです。
 『古事記』には、名前に葛城という言葉の入った人物が何人も登場しますが、これらが葛城氏
の一族なのか、それとも地名としての葛城の人という意味なのか意見の分かれるところで、後者
の見解に立つ人は、葛城はいくつかの勢力で成り立つ連合体であったと考えています。

 その、葛城を冠した人物のひとりに葛城の高額比売(タカヌカヒメ)がいます。
 この人は神功皇后こと息長帯比売命(オキナガタラシヒメノミコト)の母君です。
 このことは、すなわち、履中、反正、允恭の3名の天皇の祖父応神天皇が、葛城を冠した女性
の生んだ子から生まれていることを意味するのです。

 息長帯比売命の父息長宿禰王(オキナガノスクネノミコ)が日子坐王の系譜であることは、応神
天皇に続く系譜のところにもでてきましたが、このことは、『古事記』に、

 「(日子坐王は)母意祁都比売(オケツヒメ)の妹袁祁都比売(ヲケツヒメ)を娶られてお生まれ
になったのが、山代之大筒木真若王(ヤマシロノオオツツキマワカノミコ)」

 「山代之大筒木真若王は、同母弟イリネノ王の娘丹波能阿治佐波毘売(タニワノアヂサハビメ)
を娶られてお生まれになったのが、迦邇米雷王(カニメイカヅチノミコ)。
この王、丹波の遠津臣の娘、名は高材比売(タカキヒメ)を娶られてお生まれになったのが、息長
宿禰王。
この王、葛城の高額比売を娶られてお生まれになったのが、息長帯比売命」

と、あります。
 一方の、葛城の高額比売は天之日矛(アメノヒボコ)から始まる系譜になります。
 『古事記』の中で、次のように記されているからです。

 「(天之日矛が)多遅麻(但馬)の俣尾(マタオ)の娘前津見(マエツミ。サキツミとも)を
娶して生める子、多遅摩母呂須玖(タジマモロスク)。此の子、多遅摩斐泥(タジマヒネ)。此の子、
多遅摩比那良岐(タジマヒラナキ)。此の子、多遅摩毛理(タジマモリ)。次に多遅摩比多訶(タジ
マヒタカ)。次に清日子(キヨヒコ)。
 この清日子、当麻の斐(タギマノメヒ)を娶して、生める子、須鹿之諸男(スガノモロオ)。次に
妹菅竃由良度美(スガカマユラドミ)。
上に伝える多遅摩比多訶、その姪、由良度美を娶して、生める子、葛城の高額比売命(タカヌカヒメ
ノミコト)。此は息長帯比売命の御祖なり」

 天之日矛は新羅の王子と『古事記』は記すので、葛城の高額比売は渡来人の始祖を持っていること
になるのです。

自然?マネっこ?

2014年09月27日 01時05分14秒 | 日記
2011年11月30日(水)(3歳8か月)


 仕事から帰宅して、夕飯を口にする。

 それがまだ食べ終わっていないうちから、春奈が
風呂に入ろう、と僕をせかす。

 「おふろ入りたいな。おふろ、ぬくいと思うですよ」

 思うですよ、って、それ、素で言ってるのか?

 それとも、テレビか何かからゲットしたのか?

 お姉ちゃんが話す言葉やテレビでやっているフレーズ
などはすぐにゲットしてしまうからなあ。

 これって、どうなんやろう?

 ゆうきやりえは、単純にテレビなどのフレーズが自然に
入りこんでしまっているだけで、別にマネしようと思って
いるわけじゃない。

 じゃあ、春奈は?

 お姉ちゃんが口にしている言葉が自然に入っている
だけか?

 それとも、それが面白いと感じてマネしているのか?

 春奈の場合、後者だと思える時が時々ある。

 それだけ、春奈の言葉も増えて、「正しい言い方」が
分かってきたから、お姉ちゃんが言う「変わった言い方」
が面白いって思えるわけだよな。

 そんな春奈、今日で満3歳8か月。

発音って大事なのか?

2014年09月26日 02時23分04秒 | 日記
2011年11月29日(火)(3歳7か月)


 学校の英語の授業では、最初にアルファベットとその発音
から始めるのは何でだろう?

 ヒッポでは、まず大まかな波からとらえ、だんだんと切れ
込んでいく、というやり方をしている。

 発音はそれに付き添うように、らしくなっていく。

 つまりは赤ちゃんの方法だ。

 だいたい、赤ちゃんが発音をしっかり出せるわけがない。

 春奈もかなり言葉を喋るようになって今やコミュニケーション
はほぼ問題ない。
 それでも、発音はまだ未熟で今でも自分の名前を、

 「はうな」

と言う時もある。

 今日も、寝る時に、

 「おやちゅみ」

と、言っている。

 そんな音に接していると、ほんと、発音ってそんなに大事か?
と思えてくるよ。