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小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

今日のできごと

2013年11月30日 10時01分16秒 | 日記
2011年2月7日(月)(2歳10か月)


 今日の春奈は、みんたにつれられてヒッポ
ファミリークラブの関西本部に行ってきた。

 毎月第1月曜日はフェロウミーティングが行
われるからだ。

 このフェロウなるものについては、これま
でにも何度か書いたけど、ヒッポファミリー
クラブのメンバーが集まって活動する場、こ
れをファミリーと呼び、このファミリーを主
催する人のことをいう。

 「今日本部にKさん来てた。Kさんにおか
しもらった」

と、言って、

 「りょうま君ごはん食べ始めたから春奈も
ごはん食べたくなって、ごはん食べたら、K
さん、りょうま君と春奈におかしくれたから、
おかし食べてん」

 なるほどね。要点をまず話してから経緯を
話すとは春奈なかなかお話し上手。

 春奈の言葉もかなり秩序だってきた。

 どんな幼い子供でも、それこそ乳児でも、
今日体験したことを家族に話したがる。

 これって、人間は生来、体験を言葉に変換
する動物だということでもあるのだろう。

 そして、その言葉も幼いうちは何を言って
いるのかわからないこともまた多々ある。

 いわば混沌とした状態だ。

 それが次第に、幼児の言葉に秩序が生まれ
ていく。


 ちなみにりょうま君とは、同じヒッポの
仲間の、春奈と同い年の男の子。


メビウスリングを作ろう

2013年11月29日 12時07分07秒 | 日記

(きのうのつづき)

 「お父さん、ウルトラマンの光線やったら
何が一番好き?」

 りえが僕に、そう質問してきた。
 
 唐突になんだよ?

 それでも、

 「ウルトラマンティガのゼペシオン光線」

と、答えると、

 「うちもそれが好きー。あれカッコええな」

と、りえ。

 「あと、ウルトラマンメビウスのメビュー
ムシュートかな。メビウスリングが現れる
ところが好きやな」

 そう僕が言うと、

 「メビウスリングって何?」

と、返ってきた。

 そんなわけで、りえがメビウスリングを
知らない、と言うものだから、新聞紙を切っ
てメビウスリングを作ってやった。

 作り方はいたって簡単。まず帯状にして、
それを1回ねじってから両端をセロハンテー
プでとめるだけ。

 そして、帯にマジックを走らせて、

 「な、表と裏が一緒になったやろ?」

と、言うと、りえが叫んだ。

 「アンビリーバボー!」

 アメリカ人かっ。

 でも、驚いたり感動したりできるのは良
いことだと思う。

 そうして、りえはしばらくの間メビウス
リングのマジックの線を何度もなぞってい
た。

 ただ、そのメビウスリングを床に置きざ
りにしたまま寝てしまったのはどうかと思
う。

 ちゃんとお片付けしないと。



なぜ叱る?

2013年11月28日 08時04分26秒 | 日記
2011年2月6日(日)2歳10か月)


 最近、高速道路の料金所のETCのバーの
開くタイミングが遅くなった。

 たまたま助手席に座っていたりえには、
車がバーにぶつかりそうに感じたようで、

 「こわっ!」

と、思わず言うと、

 「こわくないで!」

と、後部座席から春奈が叱る。

 「春奈の言い方の方が怖いよ」

と、みんなから言われていたが、一体何
なんだろう?

 自分が怖くないものを怖いとか言うと
叱るような口調になるのは、価値観が違
う意見に対抗心が生まれるのか?

 いやいや、それとも単純に、みんたや
僕が子供たちを叱るみたいに、自分も
同じように叱るマネをしているだけか?

 そういう春奈自身、暗い場所には、怖
くて1人では行けない。

円を描く動物だから

2013年11月27日 08時09分20秒 | 日記
2011年2月5日(土)2歳10か月)


 春奈が、

 「オバケを描く」

と、言ってノートに絵を描き始めた。

 お化け、と言うよりは『千と千尋の神隠し』
に登場する顔なしみたいだ。

 春奈の描く絵はいまだ円を重ねたものだけ
ど、だいぶ顔らしいものを認識できるように
なってきた。

 最初のうち、春奈の描く人物像は円を重ね
たもので、どれが目で鼻で口なのかを判別す
るのが難しかった。

 それが最近は何となくわかる。


 ところで、人間は円を作り出す才能を持っ
た動物らしい。

 太陽や満月など、天体を除けば、自然界に
は円の形をしたものはない。満月だって、厳
密に言えば正確な丸になることは稀有なこと
だ。

 それを、人間は円を想像し、かつ車輪を
作り出した。円状の物体を転がせば運動エ
ネルギーが生まれる、と思いついたのだ。

 春奈の絵を見ると、やっぱり人間は生まれ
ながらに円を想像し、それを描く才能を生ま
れながらにして持っていることがよくわかる。

 そして、これは人間がいろんなことを想像
できる動物である証の一つでもある。

 想像力があるからこそ、話す言語が違って
も、相手が何を言っているのかを想像しなが
らでコミュニケーションを取る。


 想像力を働かせながら、春奈たち乳幼児は
言葉を増やしていっている。

ケガをした時に行くところは

2013年11月26日 08時11分39秒 | 日記
2011年2月4日(金)(2歳10か月)


 ゆうきに大根おろしをかけてもらって
いると、春奈もやりたがる。

 そりゃまだムリやし。

 「手を削ったら痛イタイイタイやぞ。
切り傷と違って治りも遅いし。
 春奈もお医者さん行くのイヤやろ?」

と、諭すと、

 「ケガしたら歯医者さん行かなあか
んの?」

と、訊いてきた。

 歯医者は関係ない!

 最近甘いものをやたらとほしがるから、

 「虫歯なるで!歯医者さん行って口の
中注射(麻酔のこと)してもらわなあか
んで」

と、よく脅かしているからか?

 春奈の中には耳鼻科や小児科の音も
入っているけど、歯科医は怖いところ、
という間違ったイメージが刻まれている
のかも。

 ちょっと躾のやり方を間違えてしまっ
たようだ。

 歯科医のみなさん、ごめんなさい。