小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

温度差アリ?

2012年07月31日 23時16分13秒 | 日記
2009年8月3日(月)(1歳4か月)


 きのう相生のみんたの実家に行った帰りに、神戸にいる韓国の
知り合いのところに立ち寄った。

 今度うちで韓国の男の子2人、ホームステイの受け入れをする
ので彼らの調査票を読んでもらうためだ。
 何しろハングルで書かれていたから、一体何を書いてあるのか
ふたりともサッパリわからない。

 今日、そのことを思い出して、

 「調査票、何て書いてあったん?」

と、僕がみんたに訊くと、

 「興味あるん?きのう読んでもらってた時、お父さんずっと
テレビ観てたから関心ない思てたわ」

 たしかにその時僕はテレビで野球観戦してたけど・・・。

 「だって、鳥谷がホームラン打ったし、タイガースがイケイケ
の展開やったから・・・」

 そう弁解したけど、みんたは、

 「一緒に聞いてたら韓国語の音も一緒に聞けたやん」

と、責めるような口調で言う。

 さらに、

 「どんな子が来るかとか、それほど興味ないんか思ってたわ」

と、まで言ってきた。

 と、ちょうどその時、春奈が僕の前を横切った。その右目の
横が赤くなっている。だから、つい、

 「春奈~、どしたん?目の横、赤いよ~」

と、春奈にかまったのがいけなかった。もう、みんたが口をき
いてくれなくなった。

 ヒッポというか、多言語活動というものには、人それぞれ
温度差や取り組み方がちがったりするし、とりわけフェロウは
温度が高いような気がする。

 実のところ、今回のことで、みんたにそんな風に言われる
とは思ってもいなかった。

 そんだけみんたもフェロウらしくなったと言うか言葉に対して
の姿勢がより前向きになったのだなあ、と思うと、少しうれしい
ような、僕にとってみてはつらいような・・・。

 何とも複雑な気持ちだ。

 で、調査票は一体何て書いてあったんだ?


なぜかバ行になるんです

2012年07月30日 23時23分45秒 | 日記
2009年8月2日(日)(1歳4か月)


 相生市にあるみんたの実家までみんなで出かけて
行った。

 みんたが今住んでいる堺市の家に持って帰る子供服
などを探している間、こどもたちは虫捕りに出かけて
行った。

 相生市と言っても、みんたの実家のある集落は市街
地から離れた農村地帯である。昆虫もいっぱいいる。

 ゆうきとりえだけでなく、大の大人の僕までも童心
に帰って虫を追いかけていた。

 春奈は虫捕りなんぞに興味はない、みたいな様子
だったけど、ふと足元に大きなアリンコを見つけると、

 「びびばー!」

と、叫んだ。

 先日もファミリーで虫を見つけて「あーばーびば!」
と叫んでいたっけな。

 虫を見つけたらそんな風に叫ぶようだけど、どうして
バ行の音声を発するのだろう???

扮装勃発!!!

2012年07月29日 23時43分34秒 | 日記
2009年8月1日(土)(1歳4か月)


 今日はみんたとりえが野田っ子フェスタの打ち合わせに行ったので、
僕とゆうきと春奈の3人でファミリーに行った。

 野田っ子フェスタというのは、まあ地域のお祭りのようなものと
思っていただければ結構です。

 みんた抜きで春奈をファミリーに連れて行くのは初めてだ。
 ちょっと不安。

 さて、そのファミリーで、いつも仲のよい春奈とユウスケとの間に
紛争が起きた。

 ユウスケが春奈におもちゃを貸してあげたのに、今度はユウスケが
春奈のおもちゃを貸して、と言ったら、春奈、それを春奈が拒否した
のである。

 「かして!」

と、怒気を含んだ口調でユウスケが言う。
 ふつう、男の子の場合、言葉で相手と交渉するのがヘタな子が多い
けど、ユウスケは手を出すことはせず、言葉で来ている。これには感
心した。

 一方の春奈だ、困ったヤツは。独占欲の強い女だよ、まったく。



 夕方からは、PLの花火を見物するために、西宮からヒッポ仲間の2家
族がわが家にやって来た。そして、でんちゃんとユウスケ、神戸からも
参加は

 夕食は持ち寄りで、みんたは鍋を用意した。
春奈に鍋の野菜を食べさせる。と、春奈はその野菜を口から出して僕
に食べさせる。じ・・・自分の口に入れらたものを、いらないからと
言って人の口の中に入れるか?
 
 ところで去年の花火の時は、春奈はまだ生後5カ月目に入ったばかり
で花火には興味を示さなかったけど、今年はどうだろう?

 そう思っていたら、花火が始まった時だけは、おー、ってカンジで
観てたけど、すぐに関心を失った様子である。

子育て支援WSレポート

2012年07月29日 23時32分43秒 | ヒッポファミリークラブ
2012年7月29日(日)

 今回もリアルタイムの記事です。

 今日は、北野田ファミリーの子育て支援ワークショップ
「多言語ママたちが見つけた赤ちゃんとことばの不思議」
3回連続コースの第2回目でした。

 この講座で、こちらからのアプローチは、
 「多言語のある環境で子育ても面白いですよ」
というもの。
 
1回目と3回目は火曜日に行われるため僕が参加できるのは
今回の2回目のコマだけ。
 「お父さんだって子供の言葉の成長をみつめている」と
いうことで、みんたから、スピーカーしてみたら、と薦めら
れてメインスピーカーをさせてもらうことになりました。

 参加者はわが家の5人プラスただ今うちにホームステイ中
のローラ(アメリカ)と、うちのフェロウのモモちゃん、
それにファミリーのお母さんメンバーと子供(2歳の男の子
と6か月の女の子)。

 1回目に来てくれた外部参加の人は3回連続で参加予定でした
が今日は来られず。飛び込みもなしで、残念ながら外部参加0
でした。

 メンバーのお母さんは下の子が生れる時に一旦退会していた
ので、ゆうきとりえの交流報告を聞いていない、ということも
あって、外部参加の人はいないけど、ふたりに交流報告をして
もらいました。

 僕の話は・・・外部参加の人がいないから別にいいや、と考
えていたのですが、せっかくだから、とみんたが言ってくれた
のでさせてもらいました。
 でも、外部の人相手に用意した話なので少しやりづらかった
ですね。

 で、中身の方は、と言うと・・・
 「世界にはいろんな言葉があるけど、すべて同じ人間の言葉
なんです、日本語と他の国の言葉との違いも実は些細なもの」
と、いうことを体験談を交えて話し、それから、
「言葉は聞き手がその意味を見つけるのです」と、いう話から
春奈のことを話しました。

 春奈は、自分の要求を伝える時に、相手が言う言葉を口にする
ことがありました。
 たとえば、ごはんがほしい時に、「マンマか、待ってや」と、
言ったり、靴を履かせてほしい時に、「くっく(靴)はいて」と、
言ったり。
 それでも家族は春奈の言っていることを理解していました。
 でも、これって実は大人でも、外国の人を相手に、その人の国の
言葉で話す時に同じことをしている、そして実際にヒッポメンバー
や僕が体験した実例を紹介し、それでもいずれのパターンでもホス
トはこちらの言っていることを理解してくれた。それは相手が意味
をみつけるから。
 だから、言えない、などと思わずに自分の体の中にある音を口に
出していけばいい。
 そして、最後に、「多言語人間とは、どんな言葉にも、どんな国
の人にも耳と心が開いている人」と、話して、そこから、「すべて
の言葉は同じ人間の言葉なんです」というところにまた戻る、とい
う内容でした。

 後で、メンバーのお母さんも、
 うちの子も、チーズいらない、という時に、「チーズ食べり」と、
私に言った、というエピソードを紹介して、
 「私が子供に食べさせるときに言う言葉を子供も使っていた」
と、話してくれました。

 やっぱり子供は家族が自分にかけてくれる言葉をマネっこしている
んやね。


 ちなみに、外部参加の人がいなかったので、「多言語のある環境
の中での子育ては面白い」という部分の話は削らせてもらいましたが。

 さて、残りは第3回目の1コマのみ。

 一応事前申込みは2組いてはりますが、いい場になることを祈って
おります。

マネっこ大好き

2012年07月28日 22時33分39秒 | 日記
2009年7月31日(金)(1歳4かげつ)


 りえのえんぴつが1本行方不明だ。探しても見つからない。

 って、言うか、しっちゅう文房具を探してないか?

 だいたいの犯人はゆうきと春奈である。
 でも、りえがいつも宿題をするテーブルの上には、みんたの
ヒッポ関係の書類などがいっぱい置いてあるのでそれに紛れこ
んでしまうこともまた多い。

 探してもえんぴつは見つからない。
 それでりえが、 

 「もう!」

と、ひとり怒っていると、春奈が、

 「もう」

と、マネする。

 こないだもあったな、このパターン。

 「どこ行ったんよー?」

と、りえが言うと、

 「○※□☆△」(聞き取り不能)

 何て言ったのかわからんが、波はまったく同じだ。

 とにかく今の春奈はお姉ちゃんのマネをすることが
大好き。