小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

説明をしたいお年頃

2013年03月28日 00時57分50秒 | 日記
2010年6月16日(水)(2歳2か月)


 仕事を終えて、わが家に帰る。

 うちの小さな庭先に足を踏み入れた時、
リビングの網戸ごしに、春奈が、

 「パパ―」

と、呼びかけてきた。

 手に鉛筆を持っている。

 「ゆうきに、これかして、ゆうたら、
ゆうきが、いいよ、ってゆったからあそ
んでんねん」

 ほう?つまり、ゆうきに「これ貸して」
と言ったら、「いいよ」と、ゆうきが答え
たから遊んでんねん、ってか?

 遊んでる、というよりはお絵かきだな。

 近頃だいぶ長い文章を話せるようになっ
て来たけど、それに伴っていろいろ説明を
したがるようになったような気がする。

 語彙が少ないうちは、自分の欲求や気持
ちだけしか言えないし、もう少し増えてき
ても現在のことだけしか言えなかったりす
るけど。

 春奈もだいぶ語彙が増えてきて、いろいろ
説明ができるようになったってことだな。


春奈はツッコミの方?

2013年03月27日 02時43分24秒 | 日記
2010年6月15日(火)(2歳2か月)


 今日もまた僕は春奈を風呂に入れてやる。

 浴室に入ると、春奈、手桶で湯船のお湯を汲み、
そいつを自分の体にかけ湯して、

 「つめたー。ちゃうやん!」

 ひとりボケ・ツッコミ!?

 どこでそういうのを覚えてくるのだ?


 さて、風呂から上がって、ゆうきとりえに、

 「風呂入りよー」

と、声をかける。

 それに反応して、りえが、ゆうきに、

 「ゆうき、行くで」

と、声をかけると、ゆうきが、

 「ねむたいから入りたない。りえ1人で入って」

 「うち1人?ちゃうやん!」

 あー、これか。

 お姉ちゃんの会話を日常に耳にして、さっきの
ようなボケ・ツッコミやのりツッコミを覚えてい
るのか。

 春奈はツッコミのタイプなのかな?

神様ごめんなさい

2013年03月26日 00時51分15秒 | 日記
2010年6月14日(月)(2歳2か月)


 また春奈が風呂の湯船の中で、

 「おしっこした」

と、言いだした。

 最近よくこれをするので、風呂に入る直前には
トイレに座らせるようにしてみたけど、じーと座
るだけで、

 「出ない」

と、言うものだからあきらめた。


 おしっこをして、

 「(お風呂の)神様ごめんなさい」

と、春奈が言ったけど、ついこの間まで「ごめんな
たい」だったのが、いつの間にやら「ごめんなさい」
に変わっている。

 いやいやいや。そんなことに感心しとったらアカン。

 お風呂の中でおしっこするクセを直さないと。

119 伊勢神宮と龍蛇の神

2013年03月26日 00時48分27秒 | 大国主の誕生
大国主の誕生119 ―伊勢神宮と龍蛇の神―


 しかし、『日本書紀』に載せられている異伝の中には、トヨタマビメ自身
にも、海から来る神の要素が見られるものもあります。
 そもそも、『古事記』や『日本書紀』の数ある異伝には、トヨタマビメの
正体は八尋和邇であった、と記していますが、『日本書紀』の本文は、龍と
しています。

 そして、『日本書紀』のある一書には、臨月を迎えたトヨタマビメが産屋
にやって来る時の様子を、

 豊玉姫、自らに大亀に乗って、妹玉依姫をつれ、海を照らしながら来た。

と、記しているのです。

 龍であった、と本文に記されていたり、海を照らしながらやって来る、と
いうのは太陽神の原型を思わせるものです。

 出雲大社の神在祭の一神事もそうですが、伊勢神宮の元の神も龍蛇の姿を
した神であったとする説があります。
 これまでに何度か登場した丹後の籠神社。ここは「元伊勢」と呼ばれる神社
なのですが、ここの絵馬には六芒星が描かれています。
 「籠」という字は竹かんむりに龍と書きますが、この龍は、いわゆる「たつ」
のことではなく、「かごめ」のことだとされています。
 六芒星もまた、かごめを表わしているといわれます。
 だから、籠とは、何かを入れる入れ物、というような単純なものではなく、
貴重なものを納めるものになるのです。

 籠神社の祭神は、現在はホアカリですが、ホアカリは海人が信仰するアマテ
ル神と同神であるともいわれています。
 それに、『播磨国風土記』のホアカリは、海上を、波風を起こして、父神で
あるオオナムチを追いかける神として描かれています

 そして、『古事記』では、ホアカリは、アメノオシホミミの子で、ホノニニ
ギの兄とされていますが、『日本書紀』の異伝などでは、ホノニニギとトヨタ
マビメの子で、ホオリの兄弟神となっているのです。

 そうすると、籠とは、海からやって来る太陽神(それも龍蛇の姿をした神)
を納める、出雲大社の六角の曲物と同様の容器であったと考えられるわけです。

 思えば、ヤマタノオロチは高志からやって来る存在でした。
 ヤマタノオロチもその原像は海からやって来る神だったのかもしれません。
 『日本書紀』の異伝のひとつに、スサノオがヤマタノオロチに酒を飲ませる
場面で、
 「汝はこれ可畏き(かしこき)神なり」
とあるのも、その名残と考えてよいでしょう。
 あるいは、出雲大社の一神事の龍蛇の神がその原型なのかもしれません。
 出雲大社が大国主を祭神とするようになり、かつての神は怪物にされてし
まった可能性もありますが、『古事記』に、ヤマタノオロチが毎年やって来
ては娘を喰らう、とあるのも、これも、原型は海辺で神を迎える巫女だった
のかもしれないのです。

 すると、伊勢神宮に明治まで存在した大物忌と呼ばれる幼女もこれに当た
ると思わるのです。


 伊勢神宮には、瀧祭神(たきまつりのかみ)と称される場所があります。
 瀧祭宮とも呼ばれたりもしますが、古来より社殿を持たず、御神体の石が
板垣に囲まれて祀られているだけなのですが、実はこの場所は、遷宮の時に
御装束神宝をはじめ法師する神職を祓い清める河原祓所(かわらのはらいしょ)
の近くなのです。
 また、瀧祭神の祭神瀧祭大神(たきまつりのおおかみ)は、五十鈴川を守護
し、別宮に準じて祭典が奉祀される特殊な神です。
 地元の人々からは、「おとりつぎさん」と親しまれ、正宮にお参りする前に
この神様に詣でると、正宮にお参りする前にこの神様に詣でると、参拝を天照
大神に取り次いで下さるといわれています。

 この瀧祭大神こそが、伊勢神宮の本来の祭神であったとする説もあるのです。


・・・つづく

初めての映画館では

2013年03月25日 01時39分22秒 | 日記
2010年6月13日(日)(2歳2か月)


 映画『超仮面ライダー電王/エピソードBLUE』を、
りえとゆうきにせがまれて、連れてった。

 仮面ライダー電王の映画版第6作目。

 ゆうきとりえは電王ファンで、映画館で観るのは
3作目だ。

 どーでもいい知識になるけど、同じ仮面ライダー 
に映画版が2作以上作られるので、サブタイトルが
必ずついている。
 例えば『仮面ライダーカブト/GOD SPEED LOVE』と
いったように。

 このサブタイトルには横文字のものが多いのも特徴
である。

 今回は春奈も連れていくことにした。

 たまには子供3人面倒みてやるのもいいだろうと、
みんたに対して仏心で連れて行こうとしたら家を出
るなりゲリラ豪雨に襲われた。

 何の報いだよ!

 駅では、りえから、

 「パパ、今度は寝たあかんで」

と、くぎを刺された。

 前回『仮面ライダーW/ビギンズナイト』(やっぱり
サブタイトルが横文字)を観に連れて行った時に、そ
の上映中に寝てしまったことを覚えてやがったようだ。

 しかし、今回は春奈が上映中爆睡していた。

 春奈にとっては初めての映画館で、館内の暗さに怖
がるかと心配していたけどそっちの方は杞憂だった。

 その代わりに、館内が暗くなったことで眠くなって
しまったようだ。


 その夜、風呂から上がった春奈がまた裸ン坊のまま
走り回る。

 パジャマを着せようと追いかけ回していたみんたが
疲れて、

 「はるー、もう知らんで」

と、言うと、春奈がピタッと足を止めて、それから、
みんたの方を振り向くと、

 「もう知らんで、とちゃう!」

と、えらそうな口調で言った。

 どんだけ態度がでかいねん。