銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

宇都宮最終話 みんみんパセオ店にて「焼き水ライス」をいただきます

2007-09-19 18:12:11 | 旅歩き(国内・海外で食べる)

正嗣を出て80m先のみんみんの並びを再度見ると
ピーク時と比べるとやや人は減ったと言えども
まだまだ1時間以上はかかりそうな具合だった。

嫁の方も並び疲れたのか
パルコで買い物をしたいと言いだす始末。

おいおい渋谷にだってパルコはあるじゃないかと嘆願するも、
私は宇都宮パルコで買い物したいのと
ピシャリとやられてしまった。

トホホな顛末に思いついたのがスタート地点。

宇都宮駅のみんみんは並びこそあれど
店舗は大きかった。



パルコを出て宇都宮駅に戻ると
やはり並びはあったのだが本店とは雲泥の差。

聖地で喰えないのは残念だが
焼き場の親父さんは4~50年は餃子を
焼いていますといった面持ちだ。

遜色ないだろうと自分に言い聞かせ
嫁は駅ビルでショッピング。
私はじっと並びに入った。



みんみんのパセオ店は想像以上の回転の速さだった。

僅か20分で20人程の目の前の人たちが
すっかり店の中に吸収され、時を同じくして
買い物を終えた嫁が現れた。

こちらのお店。食券制だ。

餃子は焼き餃子も水餃子も¥220。
そいつに¥100のライスを付けたバリエーションが
セットメニューとしていくつか並ぶ。

ビールも置いてあったので、
新宿への直通列車が来る1時間半後まで
食べれるだけ餃子をいただくことにした。



最初に頼んだのは焼き水ライスとビール。

焼き餃子×1、水餃子×1、ライスがセットになったものだ。

いろいろ食べるために大好物のライスを
1日グッと我慢していたのだが、
最後の最後にその堰を切った。

醤油皿を見てギョッとされた方もいるだろうが
胡麻油のいい香りがしていたので
ラー油にちょびっと漬していただこうと入れたものだ。

みんみんも正嗣と同じように
唐辛子の凄まじい沈殿槽が目を奪ってくれた。



まずは焼き餃子をパクリ・・・

旨い。

香りの通り胡麻油で焼かれた皮の芳ばしさと
蒸された部分のムチッとした食感、
にんにくは控えめでニラもその主張を
必要最低限に抑えられた肉汁のこぼれる
餡で構成されている。



嫁はみんみんが一番旨かったと言うのだが、
私は正嗣の方が嗜好には合う。

ただし、ビールに胡麻油で焼かれた餃子は
ドラフードに認定されたかどうかは知らないが
問答無用で相性抜群の旨さだ。

2大巨頭と言われるみんみんにしろ正嗣にしろ
一様に言えることはどちらのお店も
ニラとの付き合い方が抜群に上手かった。



続いて水餃子。

みんみんも正嗣同様水餃子は皮が
ワンタンのように粘度の薄いものだった。

とりあえず放り込むと
やはり味の逃げにくい焼きの方が旨く感じた。

湯に醤油、ラー油、酢を適度に入れ、
ワンタンスープのようにいただくと、
肉の脂が油分と混ざり合い
暖かい味となって胃に収まった。



電車まではまだまだ時間がある。

ビールと焼き餃子をバンバン注文して
腹八分目まで堪能させていただいた。

みんみんの餃子は来らっせと言う
宇都宮餃子会が運営する土産物屋でも買えるのだが
週末は売り切れることが多いようだ。

パルコでも宇都宮駅でも
みんみん、トントンの餃子は売り切れていたのだが
駅隣りのこのお店ならばお土産待ちの並びが多少あるが
買える確率が高いだろう。



宇都宮餃子館で2枚、
シンフーで2枚、
正嗣で4枚+嫁のを1枚、
みんみんで2枚+追加5枚

合計16皿96個の餃子が1日にして
胃の中に収まったのだが、家に帰ると
ヘルスメーターが+1.8kg・・・

しばらくは餃子を食べなくていいほど
満喫させていただいた。

ご馳走様でした。

宇都宮みんみんパセオ店
宇都宮市川向町1-23JR宇都宮駅ビルパセオ1F
TEL028-600-3151
10:00~20:00
年中無休(パセオ店休日を除く)

焼き水ライス ¥540
焼き餃子 ¥220
水餃子 ¥220
ビール ¥400(黒ラベル中瓶)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチ3連射を・・・

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう