昨日は六親の話の処で続くでした。
四柱推命の場合、変通というのをだして、色々と占うわけです。
たいてい、職業・結婚・名誉・財産・健康なんかを観たりします。
六親というのは、親もそうですが、妻や妻の親、兄弟などもさします。
本人の命式で妻の事はどの程度出るか。
また、本人の命式で親の事がわかるか。
中々疑問もあるでしょうが、今回は断易の話で四柱推命の話ではありません。
さて、四柱推命では、日の干支の天干を自分として、他の干支の関係を観ます。
同じ干は比肩で、五行の同じで陰陽の逆のものが劫財とよびます。
比肩が同性の五行で自分と同じということで、兄か弟ですが、陰陽が逆ならば姉妹という話になるわけです。
姉妹を示すわけですが、働きとしては財を干合して奪うとか、掠め取る働きがあるから劫財というわけです。
自分の干を生み出すのが正印ですが、生み出すわけですから母親です。
では、偏印は父親かというと、違うわけです。
母親の異性の兄弟になるわけで、父親は母親の干合する干のことです。
四柱推命は五行と陰陽を上手く使って、回りの関係を年柱・月柱・日柱・時柱と合わせてみていきます。
でも、原型は断易にあるわけです。
断易の事を五行易というのは、十干の単位ではなく、五行の単位でみるということでもあります。
世爻を自分と観て、12支のつき方をみて、兄弟・妻財・父母・官鬼・子孫に分けます。
易の方が、四柱推命より遙か前に作られているわけで、四柱推命のほうが易を真似たのであって、その逆ではないことをお忘れなく。
兄弟 比肩・劫財
妻財 正財・偏財
父母 正印(印綬)・偏印(倒食)
官鬼 正官・偏官(七殺)
子孫 食神・傷官(損官)
四柱推命をかじった人には、少しわかりやすいかなと思います。
で、もうすぐ、オリンピックが始まりますね。 楽しみです。