坂本龍馬の人気は大したものですが、子供に聴いてみたいものです。
現代や、ちょっと前に活躍した人の人気はわかりますが、日本史に出てくる人や、世界史に出てくる人の話は危ないというのを認識します。
息子が、竜馬の話は、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が歴史そのものになっているという事をいってました。
歴史というのは色々と矛盾があって、風俗・民情もだいぶずれていることがあります。
といっても、指摘してくれるのも小説家であって、歴史家でなかったりするわけです。
武田騎馬軍団は、馬1騎に足軽が5人・10人ついていたから、4000騎といっても、2万とか4万の兵がいたことになる。
という話ですが、三河物語の中で、大久保彦左衛門は、「そんなものはなかった」と言っています。
昔の馬は、サラブレッドではなく、国産の馬ですから、大きな人が乗ると足は地面にとどいたも言われています。
勝てば官軍というか、フィクションがのちの世界で作られたということでしょう。
ホトトギスの話も実話ではないという話です。
・・・・・・・・・。
108歳まで生きた、黒衣の宰相・天海は明智光秀であったとか、徳川家康は替え玉と入れ替わっていたという話すら、信ぴょう性が出てきます。
困ったものですが、歴史小説にはなかなか時代背景が必要で、大昔の風俗なんかも面白いものです。
封建制の時代は、江戸・明治で、もっと前はもっと自由だったみたいですね。