お月様の満ち欠けのリズムは、人に影響を与えているのは、きっと真実でしょう。
28日といのと、30日というのがあります。
太陰暦では1ヶ月を30日にして、新月は闇夜ですから、1日から数えてゆきます。
28日というのは、位置の話なんです。
月が全天1周は28日で満ち欠けは、30日なんです。
月の速度は13.33度ぐらいで進んでいって、28日目に計りだした位置に戻ります。
ところが、太陽はやはり動いているわけです。
太陽は1日約1度のペースでうごくから、28日目では、新月にならないわけです。
2日で26.666度ぐらいだから、だいたい30日で闇夜の新月になるわけです。
誤差は当然あって、太陰暦でも、調整するわけです。
さて、月を使って、色々と願い事が出来るというコメントをいただきました。
また、ちっと前ですが、都市伝説の番組があって、「株は満月から、新月までの間に値上がりして、新月から満月の間に下がる」というのがありました。
番組では、1年ぐらいの間のグラフも出ていましたが、もっと前から調べたところ、問題がありました。
株は下がる時には、月の影響に支配されません。
影響は有るかもしれないが、勢いが付いた流れは、月も星も無視します。
それにしても、開運の占星術では、枝に出来る果実を植える時は新月から満月、地下に出来る作物の種を撒くのは満月から新月といわれています。
その考えからすれば、株は地下茎ということになって、見えないと子で実入りが多いことになります。
会社によって違いが出てくると面白いのですが、考えてみても、たいていの株は、全体の動きに追随しますからしらべてもムダでしょう。
株と満月の関係をしらべても利があまりありませんが、月の運行を利用してのことでなら中々面白い話があると思います。
「孫子」の火攻編には、月の位置で風を読んでいます。
また、現代では、大潮の時間を計算して、漁業などに役立てているようです。
月の運行と位置をみて、1ヶ月の予定をたてると良いでしょうね。
疲れやすい日や、風邪をひきやすい日も予測して注意できます。
その上、方位なんかも見れば、ちょっとした開運とか、調整ができます。