暦や授時暦の話を始める前に、知識とか、常識とかの話です。
読者の内には、もっと詳しい人がいて、いろいろと思い出させてくださることを期待します。
まず、暦は大事なものです。
カレンダーですから、曜日が違っていたり、示し合わせの日が地方によって違っていたら大変です。
お見合いの日を示し合わせても、違っていたら仲人は困りますよ。
一年の区切りを何時にするか、中々難しいものが有ります。
1ヶ月を何日にするか、30日で12ヶ月にかると、5日の足りずの日をどうすべきか。
など、考えてみてください。
奇門遁甲を研究する人は、なかなか研究していると思います。
時間を以下に量るか、昔はお寺の鐘をついて時間を知らせたといわれています。
京都の陰陽寮にか、時間の博士がいて、水時計を使って、時間を量り、小さな鐘をチンとたたく、すると、それを見て、次の係りが、大きな鐘をゴンとたたいて、それを聴いて、京都のお寺の鐘が鳴り、その音を聴いて地方の鐘がたたかれて、日本国中の鐘が鳴る。
でも、嵐や夜、夜中は役に立たないですね。
そのころの日本は、嵐や夜は働かなかったのでしょう。
なんてね。
道のほうは混んで来ていますが、海蛍の事故は処理が終わったみたいですね。