SACのなかま

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授時暦の話 補助1

2012-04-28 10:06:11 | 日記

暦や授時暦の話を始める前に、知識とか、常識とかの話です。

読者の内には、もっと詳しい人がいて、いろいろと思い出させてくださることを期待します。

まず、暦は大事なものです。

カレンダーですから、曜日が違っていたり、示し合わせの日が地方によって違っていたら大変です。

お見合いの日を示し合わせても、違っていたら仲人は困りますよ。

一年の区切りを何時にするか、中々難しいものが有ります。

1ヶ月を何日にするか、30日で12ヶ月にかると、5日の足りずの日をどうすべきか。

など、考えてみてください。

奇門遁甲を研究する人は、なかなか研究していると思います。

時間を以下に量るか、昔はお寺の鐘をついて時間を知らせたといわれています。

京都の陰陽寮にか、時間の博士がいて、水時計を使って、時間を量り、小さな鐘をチンとたたく、すると、それを見て、次の係りが、大きな鐘をゴンとたたいて、それを聴いて、京都のお寺の鐘が鳴り、その音を聴いて地方の鐘がたたかれて、日本国中の鐘が鳴る。

でも、嵐や夜、夜中は役に立たないですね。

そのころの日本は、嵐や夜は働かなかったのでしょう。

なんてね。

道のほうは混んで来ていますが、海蛍の事故は処理が終わったみたいですね。

 


授時暦の話 序

2012-04-28 09:16:43 | 日記

ゴールデンウイークを家でくすぶって、占術の研究をしようとしている奇特なかたと、研究ほどでないにしろヒマしている人の為にちょっとお話。

 

第7回 本屋大賞に輝いた沖方丁の「天地明察」をお読みになりましたか?

映画化されて今年の9月15日に封切りの予定だそうです。

主人公の渋川春海は、碁打ちで安井算哲で、お城で碁を打っていたという相当なプロでした。

その渋川春海がめざした改暦の話です。

お話の中には、本因坊道策や和算の関孝和が登場しますが、話の中に出てくるのが「授時暦」です。

渋川は授時暦で暦を作り、蝕を予測するけれど、ずれてしまう。

 

ということで、このお休みは、授時暦の話です。

序を書いたところで、高速道路を見ると、東京近郊の下りは込んできていますね。

海蛍の処は、事故で渋滞しているようです。

もしくは、事故が起こっているみたいですね。