さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今晩の夕食からさっちゃんに先に食べてもらいました

2020-12-04 23:58:45 | 食事・食器
昨日、ブログを書きながら思い付いたことでした。
さっちゃんの食事への集中を高めるために、こうした方がいいのかも、と思い付いたんです。
これまでは僕の夕食のお椀やお皿も、テーブルの上、さっちゃんのすぐ右隣りに置いてありました。
僕はさっちゃんの食事介助をしながら、自分の食事もしていたんです。
ところが今晩は、テーブルの上にはさっちゃんの食事だけ、僕はさっちゃんの食事介助に専念するんです。

今晩から試しにやってみたんですが、なかなかいいですね。
さっちゃんが気になる料理はさっちゃん自身のものしかテーブル上にはありません。
さっちゃんにとって気になる食べ物はすべて自分が食べていいものなんです。
僕の前に置いてある玉子かけご飯のことが気になって、手が伸びて来たら、僕はさっちゃんが見てる前でスプーンを口元へ運んであげます。
昨日までなら、僕のご飯が気になって手を伸ばしたら、僕に撥ねつけられていましたからね。

確かに、食事には集中出来るようになりますね。
ただ、気になるのは、僕のさっちゃんへの食事介助が手厚くなってしまうこと。
さっちゃんが自分で食べると、箸でちゃんと掴めなくて、結局ほとんど口には入らなかったりすることがよくあります。
テーブルの上や床がこぼれたおかずとかで汚れてしまうことがしょっちゅうです。
僕が食べさせてあげると、汚れることもほとんどありませんし、自分で食べるよりも多く口に入るはずです。
とはいえ、自分で食べることはとても大切なことだと思っています。
どの程度ほったらかしておくのか? 
どれくらい介助した方がいいのか? 
これからもずうっと続く悩ましい問題なんでしょうね。

今晩のさっちゃんですが、最初によそおった夕食の量の半分くらいを食べたところで、自分から席を立って寝室へ行きました。
8時20分くらいだったでしょうか?
それ以降、さっちゃんは一度も目を覚まさずに眠ったままです。

さっちゃんが寝てから、僕は自分の夕食の準備をしました。
準備と言っても温め直すくらいのことです。
芋焼酎『三岳』のお湯割りをちびちびやりながら、のんびりとした夕食です。
さっちゃんが起き出したら別ですけれど、寝ている限りは心落ち着く夕食タイムですね。

そして、もうひとつ良い点がありました。
それは洗う食器が減ることです。
僕はさっちゃんの使った食器を箸までも含めてそのまま使いました。
食器洗いを面倒くさがる僕にとっては嬉しい副産物でした。

今日は6時台に少し布団で横になって寝てしまいましたから、夕食時刻が遅くなりました。
ふたり別々に食べるのなら、先に食べるさっちゃんの食事時間を少し早めた方がいいと思っています。
しばらく続けてみて、どうすればいいのか考えていきたいと思います。
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