今日の11時45分、僕が眼科病院に行っている時、災害医療センターから電話が入りました。
「さっちゃんの病状について近いうちに説明の場を持ちたい」と、担当のお医者さんから話があったのです。
僕が「今日でもいいですよ」と言うと、「では本日の16時からでいかがでしょうか?」との提案。
僕はもちろん大丈夫です。
「場所はのちほど決めて、連絡しますね」と、その時の電話は終了しました。
昼過ぎに連絡があって、お会いする場所も決まりました。
僕は日頃の運動不足解消のために、自転車で向かいました。
片道55分、往復ですから1時間50分の自転車漕ぎ運動が出来ました。
先生からの説明ですが、「医師よりの説明内容」という文書をいただきましたから、その文面をそのまま掲載します。
内容的にはその場でお医者さんと話したのとほぼ同内容です。
僕のあやふやな記憶で書き留めるよりも、正確な内容になりますね。
今回発熱、呼吸苦症状があり救急要請、当院に救急搬送となりました。CTで肺炎像があり、ムセ混んだエピソードがありましたため誤嚥性肺炎と診断しました。酸素の必要量も多く重症と考えられます。新型コロナウイルス感染症も疑われましたが、遺伝子検査・抗原検査のいずれも陰性であり、感染曝露を疑わせることもないため否定的と考えます。
入院当初酸素の必要量が多く10L投与しても体内の酸素が低い状況がありましたが、抗生物質の点滴により現在は1Lまで減らせています。ただしご本人様の受け答えが乏しい状況があり、嚥下機能を確認しますが、ご飯を食べることが難しい可能性があります。その際には鼻から管を入れさせていただき、栄養剤を直接胃に注入する方法(経腸栄養)や体の中心部分の静脈に特殊な点滴を入れさせていただき高カロリーの点滴を入れる方法(中心静脈栄養)が考えられます。こちらに関してご意見を確認させてください。
またご高齢であり、認知症の既往があることや今回も重症であったことから、急変する可能性も十分考えられます。心臓マッサージや人工呼吸器管理は本人様の負担にしかならずかえって苦しい思いをさせてしまうと考えられるため、急変された場合には点滴やマスクでの酸素投与までの保存的加療とさせていただきます。また休日・夜間につきましては内科当直が担当させていただきますのでご了承ください。
また状態が安定した時点で退院を検討しますが、訪問診療を導入された中での救急搬送となった経緯もあり、自宅退院とするか、転院とするか改めて方針を確認させてください。いずれの場合にも退院調整の看護師やソーシャルワーカーによる介入をさせていただきますので連絡が来た際には調整のほどよろしくお願い致します。
今回のさっちゃんの病名は肺炎、ほぼ誤嚥性肺炎だったようですね。
レントゲン写真を見せてもらいましたが、両肺ともに白い影が多くありました。
炎症の度合いを示すCRPの値は搬送時は33、今は27まで下がっているそうです。
下がったといっても、基準値は0.3以下ですし、15~20の値でも重体な疾患が疑われる範囲だそうです。
それさえ突破しているのですから、驚きです。
重症の肺炎と言うことで、ここ数日間でそうなったとは考えられず、もう少し長い期間をかけて進行して来たのだろうと、おっしゃっていました。
栄養や水分摂取の方法ですが、口からの摂取では必要量には遥かに及ばないことは明白です。
経腸栄養か中心静脈栄養かになるのでしょうが、説明を聞いたのち、僕は経腸栄養をお願いしました。
胃に直接流し込むのですが、それによって胃腸がその機能を果たすことになります。
胃腸にも働いてもらうことは大切なことだと思いますから。
ただ、デメリットもあって、鼻から胃へ管が常時ある訳ですから、その管が刺激となって唾液等が誤嚥される可能性もあるのだそうです。
さっちゃんが自宅退院した場合は、僕が1日3食、さっちゃんの鼻の管にセットすることになるのだそうです。
スプーンで飲んだり食べたりしてもらうことが、どれほど困難かはよく分かりましたから、この方法でも仕方ないと思います。
急変時に心臓マッサージを行なわず人工呼吸器を使用しない点については、訪問診療の医師からも言われていましたから了承しました。
退院のことですが、自宅、施設、別の病院への転院などの選択肢があります。
もちろん僕自身も悩むところですが、無理不可能でない限りは自宅で迎えたいと考えます。
その線での準備も万端に整えていこうと思います。
凄く順調に回復したならば、来週早々にでも退院できるでしょうとおっしゃいました。
でも、その可能性はほとんどゼロでしょうね。
長くて1ヶ月くらいなんだそうです。
ここの病院は急性期の患者さん対象なんだと思いますから、ある程度病状改善があれば転院したりするのだと思います。
「さっちゃんの病状について近いうちに説明の場を持ちたい」と、担当のお医者さんから話があったのです。
僕が「今日でもいいですよ」と言うと、「では本日の16時からでいかがでしょうか?」との提案。
僕はもちろん大丈夫です。
「場所はのちほど決めて、連絡しますね」と、その時の電話は終了しました。
昼過ぎに連絡があって、お会いする場所も決まりました。
僕は日頃の運動不足解消のために、自転車で向かいました。
片道55分、往復ですから1時間50分の自転車漕ぎ運動が出来ました。
先生からの説明ですが、「医師よりの説明内容」という文書をいただきましたから、その文面をそのまま掲載します。
内容的にはその場でお医者さんと話したのとほぼ同内容です。
僕のあやふやな記憶で書き留めるよりも、正確な内容になりますね。
今回発熱、呼吸苦症状があり救急要請、当院に救急搬送となりました。CTで肺炎像があり、ムセ混んだエピソードがありましたため誤嚥性肺炎と診断しました。酸素の必要量も多く重症と考えられます。新型コロナウイルス感染症も疑われましたが、遺伝子検査・抗原検査のいずれも陰性であり、感染曝露を疑わせることもないため否定的と考えます。
入院当初酸素の必要量が多く10L投与しても体内の酸素が低い状況がありましたが、抗生物質の点滴により現在は1Lまで減らせています。ただしご本人様の受け答えが乏しい状況があり、嚥下機能を確認しますが、ご飯を食べることが難しい可能性があります。その際には鼻から管を入れさせていただき、栄養剤を直接胃に注入する方法(経腸栄養)や体の中心部分の静脈に特殊な点滴を入れさせていただき高カロリーの点滴を入れる方法(中心静脈栄養)が考えられます。こちらに関してご意見を確認させてください。
またご高齢であり、認知症の既往があることや今回も重症であったことから、急変する可能性も十分考えられます。心臓マッサージや人工呼吸器管理は本人様の負担にしかならずかえって苦しい思いをさせてしまうと考えられるため、急変された場合には点滴やマスクでの酸素投与までの保存的加療とさせていただきます。また休日・夜間につきましては内科当直が担当させていただきますのでご了承ください。
また状態が安定した時点で退院を検討しますが、訪問診療を導入された中での救急搬送となった経緯もあり、自宅退院とするか、転院とするか改めて方針を確認させてください。いずれの場合にも退院調整の看護師やソーシャルワーカーによる介入をさせていただきますので連絡が来た際には調整のほどよろしくお願い致します。
今回のさっちゃんの病名は肺炎、ほぼ誤嚥性肺炎だったようですね。
レントゲン写真を見せてもらいましたが、両肺ともに白い影が多くありました。
炎症の度合いを示すCRPの値は搬送時は33、今は27まで下がっているそうです。
下がったといっても、基準値は0.3以下ですし、15~20の値でも重体な疾患が疑われる範囲だそうです。
それさえ突破しているのですから、驚きです。
重症の肺炎と言うことで、ここ数日間でそうなったとは考えられず、もう少し長い期間をかけて進行して来たのだろうと、おっしゃっていました。
栄養や水分摂取の方法ですが、口からの摂取では必要量には遥かに及ばないことは明白です。
経腸栄養か中心静脈栄養かになるのでしょうが、説明を聞いたのち、僕は経腸栄養をお願いしました。
胃に直接流し込むのですが、それによって胃腸がその機能を果たすことになります。
胃腸にも働いてもらうことは大切なことだと思いますから。
ただ、デメリットもあって、鼻から胃へ管が常時ある訳ですから、その管が刺激となって唾液等が誤嚥される可能性もあるのだそうです。
さっちゃんが自宅退院した場合は、僕が1日3食、さっちゃんの鼻の管にセットすることになるのだそうです。
スプーンで飲んだり食べたりしてもらうことが、どれほど困難かはよく分かりましたから、この方法でも仕方ないと思います。
急変時に心臓マッサージを行なわず人工呼吸器を使用しない点については、訪問診療の医師からも言われていましたから了承しました。
退院のことですが、自宅、施設、別の病院への転院などの選択肢があります。
もちろん僕自身も悩むところですが、無理不可能でない限りは自宅で迎えたいと考えます。
その線での準備も万端に整えていこうと思います。
凄く順調に回復したならば、来週早々にでも退院できるでしょうとおっしゃいました。
でも、その可能性はほとんどゼロでしょうね。
長くて1ヶ月くらいなんだそうです。
ここの病院は急性期の患者さん対象なんだと思いますから、ある程度病状改善があれば転院したりするのだと思います。