今日は水曜日、言語リハビリの日。
天気予報では風雨が強い日のようで、穿くズボンや履く靴をどうしようかと前日から考えたりしていました。
あまりに荒天ならお休みさせてもらおうかと考えたりもしていました。
でも、朝起きてみると、風はそれなりに強く吹いていましたが、雨はさほど降っていません。
結局、往きの病院の手前10分ほどで傘を差しただけで、帰りも傘を差さずに済みました。
今日の言語リハビリですが、まず最初に、T田先生はリハビリルームや部屋から直接出られる3階の屋上を一緒に歩いてくださいました。
さっちゃんは不穏の際はもちろんですが、そうでない時も歩く(散歩する)ことで気持ちが落ち着くようなんです。
リハビリを行う部屋に戻って来てから、先生は山の写真のカードをさっちゃんに見せます。
先日の土曜日に山歩きして来たことを先生に伝えたからでしょう。
カードの裏にはひらがなで「やま」と書かれています。
さっちゃんはすぐに「やま」と声を上げました。
続けて、「やまやま」「やま、やま、やま、やま」とも。
僕は思わず小さな音でパチパチパチと拍手しました。
これほどはっきりと繰り返し声を出して言ったのは、再開前を含めても本当に久し振りのこと。
先生はさっちゃんの朝食に絡めて、目玉焼きやオムレツの写真カードを出しました。
山に続いて発声してくれることを期待しましたが、そうは上手くいきませんね。
さっちゃんは黙ったまま。
次は1、2、3、4、5、・・・・と数を数えること。
階段の上り降りで、さっちゃんが声を出して数を言うことを伝えてあります。
もちろんそうする頻度は低いですけれど。
立ち上がって、足踏みをしながら数を言ってもらおうとしたのですが、さっちゃんにはピンと来ません。
それで駄目ならと部屋の外に出て、歩きに合わせて数を言おうとしたのですが、先生とさっちゃんの歩調が合いません。
やはり階段でないと駄目なんでしょう。
階段だと歩調も合わせやすいですし、何よりも体全体がその数に合わせてリズミカルに動きますからね。
その後、再びリハビリルームと3階屋上を散歩しました。
次には久し振りの「第九」。
1万人による合唱です。
以前はさっちゃんはこの曲の中に入り込み、じっくりと聞いていました。
指をリズムに合わせて動かしたりしていました。
でも、今日は第九には関心が向かないようです。
合唱の間中、先生に何やらずうっと話しかけ続けていました。
第九が駄目だったので、今度は唱歌です。
「ふじのやま」の歌詞を書いた紙を見せると、さっちゃんは「ふじのやま」らしき言葉を発しました。
先生も「そうそう、富士の山を歌いましょう」と言います。
音も流しながら歌い始めます。
先生と僕が声を出して歌います。
しばらくすると、さっちゃんも歌い始めました。
歌うと言っても、ハミングみたいな感じですね。
本当に小さな声なので、耳をそばだてないと聞こえませんが、音程もリズムもちゃんと合ってます。
2番まで歌いました。
さらに最初からもう1回歌いました。
さっちゃんは長く椅子に座っているのが嫌なのでしょうか。
何やら喋りながら立ち上がります。
また、「帰る」などとぐずり始めるのかなと、心配しましたが、そうではなさそうです。
T田先生の方に近づいて行って、先生の新型コロナウイルス除けの割烹着のようなビニールエプロンの上から、先生をさすっています。
何やら先生に対する親愛の情がこもっているような言葉を発しながら、肩や胸や腕や手を撫でさするさっちゃん。
こんなことは初めてです。
極々たまに、僕に対してやってくれることはありますけれどね。
他の人に対してはしたことはなかったですから。
僕ひとり、心の中でジ~ンとなってしまいました。
T田先生はどう感じられたんでしょうね?
今日はこれで終了。
来週の予約手続きをして、リハビリ室から離れる前に、いつものようにT田先生のところへ行って、さっちゃんと僕は挨拶して帰りました。
帰宅して、駅前の総菜屋さんで買ったお弁当を食べました。
さっちゃんは自分の朝食の残りも食べます。
その後、さっちゃんも僕も布団の中へ。
毎回そうですが、病院に行った日は本当に疲れます。
時々目は覚ましていましたが、最終的に夕方6時半まで寝てしまいました。
それから夕食作り。
こんなことも予想してましたから、今晩はご飯を炊いて、お味噌汁を作るだけです。
おかずは総菜屋さんで買っておいたメンチカツ1枚とカニ風味サラダ100g。
おかずは僕とさっちゃんで6:4か7:3くらいに分けて食べます。
さっちゃんの小食にも拍車がかかって来ていますし、僕も最近運動不足ですから、食べ過ぎないようにしているんです。
今日は一日平穏な日でした。
言語リハビリがあって、そこで心和まされて、1日平穏なんて、本当にいい日ですよね。
天気予報では風雨が強い日のようで、穿くズボンや履く靴をどうしようかと前日から考えたりしていました。
あまりに荒天ならお休みさせてもらおうかと考えたりもしていました。
でも、朝起きてみると、風はそれなりに強く吹いていましたが、雨はさほど降っていません。
結局、往きの病院の手前10分ほどで傘を差しただけで、帰りも傘を差さずに済みました。
今日の言語リハビリですが、まず最初に、T田先生はリハビリルームや部屋から直接出られる3階の屋上を一緒に歩いてくださいました。
さっちゃんは不穏の際はもちろんですが、そうでない時も歩く(散歩する)ことで気持ちが落ち着くようなんです。
リハビリを行う部屋に戻って来てから、先生は山の写真のカードをさっちゃんに見せます。
先日の土曜日に山歩きして来たことを先生に伝えたからでしょう。
カードの裏にはひらがなで「やま」と書かれています。
さっちゃんはすぐに「やま」と声を上げました。
続けて、「やまやま」「やま、やま、やま、やま」とも。
僕は思わず小さな音でパチパチパチと拍手しました。
これほどはっきりと繰り返し声を出して言ったのは、再開前を含めても本当に久し振りのこと。
先生はさっちゃんの朝食に絡めて、目玉焼きやオムレツの写真カードを出しました。
山に続いて発声してくれることを期待しましたが、そうは上手くいきませんね。
さっちゃんは黙ったまま。
次は1、2、3、4、5、・・・・と数を数えること。
階段の上り降りで、さっちゃんが声を出して数を言うことを伝えてあります。
もちろんそうする頻度は低いですけれど。
立ち上がって、足踏みをしながら数を言ってもらおうとしたのですが、さっちゃんにはピンと来ません。
それで駄目ならと部屋の外に出て、歩きに合わせて数を言おうとしたのですが、先生とさっちゃんの歩調が合いません。
やはり階段でないと駄目なんでしょう。
階段だと歩調も合わせやすいですし、何よりも体全体がその数に合わせてリズミカルに動きますからね。
その後、再びリハビリルームと3階屋上を散歩しました。
次には久し振りの「第九」。
1万人による合唱です。
以前はさっちゃんはこの曲の中に入り込み、じっくりと聞いていました。
指をリズムに合わせて動かしたりしていました。
でも、今日は第九には関心が向かないようです。
合唱の間中、先生に何やらずうっと話しかけ続けていました。
第九が駄目だったので、今度は唱歌です。
「ふじのやま」の歌詞を書いた紙を見せると、さっちゃんは「ふじのやま」らしき言葉を発しました。
先生も「そうそう、富士の山を歌いましょう」と言います。
音も流しながら歌い始めます。
先生と僕が声を出して歌います。
しばらくすると、さっちゃんも歌い始めました。
歌うと言っても、ハミングみたいな感じですね。
本当に小さな声なので、耳をそばだてないと聞こえませんが、音程もリズムもちゃんと合ってます。
2番まで歌いました。
さらに最初からもう1回歌いました。
さっちゃんは長く椅子に座っているのが嫌なのでしょうか。
何やら喋りながら立ち上がります。
また、「帰る」などとぐずり始めるのかなと、心配しましたが、そうではなさそうです。
T田先生の方に近づいて行って、先生の新型コロナウイルス除けの割烹着のようなビニールエプロンの上から、先生をさすっています。
何やら先生に対する親愛の情がこもっているような言葉を発しながら、肩や胸や腕や手を撫でさするさっちゃん。
こんなことは初めてです。
極々たまに、僕に対してやってくれることはありますけれどね。
他の人に対してはしたことはなかったですから。
僕ひとり、心の中でジ~ンとなってしまいました。
T田先生はどう感じられたんでしょうね?
今日はこれで終了。
来週の予約手続きをして、リハビリ室から離れる前に、いつものようにT田先生のところへ行って、さっちゃんと僕は挨拶して帰りました。
帰宅して、駅前の総菜屋さんで買ったお弁当を食べました。
さっちゃんは自分の朝食の残りも食べます。
その後、さっちゃんも僕も布団の中へ。
毎回そうですが、病院に行った日は本当に疲れます。
時々目は覚ましていましたが、最終的に夕方6時半まで寝てしまいました。
それから夕食作り。
こんなことも予想してましたから、今晩はご飯を炊いて、お味噌汁を作るだけです。
おかずは総菜屋さんで買っておいたメンチカツ1枚とカニ風味サラダ100g。
おかずは僕とさっちゃんで6:4か7:3くらいに分けて食べます。
さっちゃんの小食にも拍車がかかって来ていますし、僕も最近運動不足ですから、食べ過ぎないようにしているんです。
今日は一日平穏な日でした。
言語リハビリがあって、そこで心和まされて、1日平穏なんて、本当にいい日ですよね。