さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

買い物に行く途中、さっちゃんは漏らしてしまいました

2020-05-29 23:53:04 | トイレ・排泄
ここのところさっちゃんはあまりおしっこの失敗がありませんでした。
失敗はあったのかもしれませんが、それほど慌てたり困ったりする状況下ではなかったのでしょう。
今日の失敗も平静に受け止められましたから(もちろん僕がですが)、平穏な一日のアクセントのようなもの。
(ちょっと強がって、格好つけてみました)
今日の失敗は1ヶ月ぶりに外で尿意をもよおし、少し漏らし、ズボンとかにもかかってしまったこと。

今日はまだ太陽が高い位置にある時間帯に買い物へ出かけました。
外を歩くと本当に暑くて、日陰を探しながら歩かなくてはなりません。
家を出てから6、7分経ったでしょうか?
車がたくさん通る幹線道路を横断歩道で渡り終わったところで、さっちゃんが訴え始めました。
おしっこです。
以前なら「あと5分、いや10分我慢してね」と言えましたが、今は無理。
尿意を訴えてからほぼ同時に排尿があるんです。

僕はさっちゃんの手を引いて道路に面したアパートの建物の脇に連れて行きました。
ザックを下ろし、ズボン等を脱がします。
でも、さっちゃんは突っ立ったまま。
さっちゃんは右膝が130度くらいまでしか曲がらないのですが、そこまで曲げてくれれば大丈夫なのに。
僕はさっちゃんの両肩を押さえつけて膝を曲げさせました。
よくは見ていないのですが、パンツはすでに少し濡れているようです。
おしっこが出て来ました。
膝の曲げ方が小さかったので、おしっこがズボンにかかっています。
僕はさらにさっちゃんの肩を押し下げて、膝を曲げさせました。

けっこう長くおしっこは出続けました。
終わると、トレぺで拭くことなくズボンとかを全部上げて、家に帰ります。
スーパーには行かず、家でシャワーを浴びることにしたんです。

ここのところ、さっちゃんの1日のおしっこの回数が少ないことが心配事でした。
1日1回、多くても1日2回しかおしっこをしないんです。
今日は朝目覚めてすぐにトイレへ行きました。
最近では珍しいことでした。
すでに1回行っていたので、僕に気の緩みがあったのかもしれません。
買い物に出かける前も、家でさっちゃんをトイレまで連れて来て「おしっこする?」と聞いたんです。
返事はありませんが、明確な否定もないので、さっちゃんをトイレの中へ入れました。
そして、僕はズボンに手をかけました。
少しだけ下げたところで、さっちゃんが下げさせまいとズボンを掴んだのでそこで止めたんです。
いまから思えば、少し力を入れてズボンを下げ、パンツまで脱がして、便座に座ってもらうべきでしたね。
たぶん、しばらく座っていたらおしっこが出ていたと思います。
アパートの脇で「ああ、あのとき便座に座らせとけばよかった!」と悔やみました。

帰宅して、二人でシャワーを浴びました。
さっちゃんを着替えさせると、今度は僕だけでお風呂に入って、久し振りに体と髪を洗いました。
しばらくすると、さっちゃんがお風呂場の入り口に来て、お風呂場のドアを開けようとします。
僕は内側から開けられないように押し返します。
「向こうで待っててね」と言うんですが、結局僕が出てくるまでそこに居ました。

買い物には涼しくなった5時過ぎてからまた出かけました。
コメント
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