
ここ最近の読了本。
新井喜美夫『「善玉」「悪玉」大逆転の幕末史』講談社アルファ新書、2005年1月。
基本的に薩長の側から語られることの多い幕末維新期の歴史叙述に対して、逆の立場、つまり幕府側から見ると、こういうエピソードがありますよ、ということが書いてある本。
読み始めて、あまり面白くなかったので半年ほど放置してあったのを、ようやく読了。
歴史を複眼的に見ることの重要性に対しては異論はないのですが、文章にあまり品がないので再読したいとは思いませんな。
自分の言いたいことのために、それ以外の立場をメタクソに表現する人って、どんな分野にもいるじゃないですか。そういう感じですね。
そういうわけで、普通にスルーしようかとも思ったのですが、この本をきっかけ(だけでもないのですが)に、
辰濃和男『文章の書き方』岩波新書、1994年。
を読み直しているので、ついでに書き残しておきます。この本は、もはや何度読んだか、わからないくらいのリスペクト本です。
タイトルには文章の書き方とありますが、もはや人生の指南書です。
辰濃さんの文章自体も悪くありませんが、用例として引用される文章の質が異様に高く、襟を正される読み心地のする一冊です。機会があれば、ぜひご一読下さい。
<今日の再会>
実家でのんびりしててもらった妻子を引き取りに、妻実家に。
大量のソーメンでお出迎え。ここでは、らんくすサンは冷たい麺類さえあれば喜ぶと思われているようです。実際その通りなので、大いに喜んでいだたいたのでした。
(゜д゜)ウマー
そのまま昼寝した後、妻子をお持ち帰りいたしました。やはり、家族が一緒にいるのは格別だなあ、とシンミリしていたら「忘れ物だよ」とオバQを渡される。
こんなチャチなハッカパイプのことなんて、スッカリ忘れておりましたよ。
(´∀`)ハハハ
とりあえず、写真を撮ってみました。
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