マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

電話

2014-09-28 22:05:03 | Weblog

  10円硬貨でかけるダイヤル式の公衆電話はほとんど姿を消した。

 携帯電話があればロマンチックナ”すれ違い”なんていう事は

 もうありません。電話ボックスもめっきりと存在感がなくなった。

  震災被災地、岩手県大槌町の小高い丘の上に白い電話ボックスがある。

 中には線の繋がっていないダイヤル式の黒電話。

 そこにこんな言葉が。

 「もうあえないけれど、今も心の中にいる大切な人に貴方の気持ちを

 伝えてください」その町に住むある壮年が設置したと。

 人々はどんな気持ちで受話器を手にしたのだろう。

 側のノートには「喧嘩したまま別れた父と話しました。

 やはり、有難うとしかいえなかった」と。

  多くの人が”有難う”の言葉を記している。

 人の心に残した感謝はよき人生の証し。

 感謝は人の心を温かく結んでくれます。

 時代が変わってもこの道理の変わる事は無いでしょう。
 

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