山本有三の小説「路傍の石」の主人公吾一少年の人生は
苦労続き-------。父は家庭を顧みず、母も死んでしまう。
人生の辛酸をなめつつも、吾一少年は顔を上げて生きていくのです。
ある時、この様に励まされた相です。「人間はな、人生という砥石で
ごしごしこすられなくちゃ、光るようにならないんだ」と。
名言ですね。「路傍の石」は戦争という関所を潜り抜け、戦後何度も
映画化され多くの人に生きる勇気を与えるのです。
作品は現在もなお、輝きを放っています。
心を磨き、吾一少年から万分の一でも学んで参りましょう。