六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

阪急3000系 記録はお早めに

2014-02-02 |  出撃 at 近畿地方
 線路保線に絶対的自信を持っていた阪急電鉄は、金属バネ車両を大切に使い、空気バネの新車を入れなくても、それなりの乗り心地を提供するつもりで車両の維持に努めており、大手私鉄の中では、金属バネ車両の比率が突出する形で残っていました。
 しかし昨年末からの新1000系車両の導入によって、押し出される形で徐々に引退が迫りつつあり、最後に残る金属バネ車両の3000系(3100系)と京都線の2300系ですが、その記録のために各沿線に出掛けました。(撮影日のないものは2014/1/中旬撮影)

 宝塚線
 宝塚線には本線用に3062Fと3064Fの8両編成2本が残っていて、度々急行運用にも入る唯一の存在で、これに箕面線に3060F、3066F、3074Fの4両編成3本が残っており、終日2本が箕面線内のみの折り返し運用に就いていました。
 

 12月中旬ごろまで見かけられた3062Fですが(写真は2013/12/5撮影)、その後目撃情報がないため離脱した模様。
 神戸線に1000Fが導入された後に、9004Fが神戸線から宝塚線へ12/25まで貸し出されたので、この時点で離脱してたと思われます。
 自分が見掛けた時は、朝のみの運用で9時台に入庫することが多く、その後夕方暗くなってから出てくる事も多かったので、撮れたのは少数でした。


 3062Fが離脱した後、唯一残る8連の編成がこの3064Fで、急行・通勤準急・普通と広範囲に活躍しており、休日ダイヤに入ることもあるので、運が良ければ撮れるかも。平日は朝のみの運用を含めて大概どこかで出てきます。

 こちらは宝塚側の先頭車であるC#3015で、逆光覚悟で撮影。まずまずの雰囲気。


 移動途中で1001Fを見掛けたのでホーム端望遠オタアングルで撮影。

 伊丹線
 伊丹線は今のところ3000系・3100系の天下で、5100系を4連2組にバラさない限りは最後まで残ると思いますが、ここは今や貴重な看板車が唯一残っている路線で、2月中にも置き換えかという噂が飛び交っているので、早めの記録をしたいところ。
 南北にほぼ一直線の伊丹線はどこで撮っても大して変わらない風景なので、手軽に塚口付近で撮るのが、他線との撮影移動の都合上いいと思います。

 まずは塚口駅のすぐ北側にある踏切で、必殺90度カーブを曲がる姿を撮影、もう少し待って、手前に大きく引きつけたいところでしたが、電柱・架線の影が落ちてしまったので、手前で切ったショットを。 


 次に稲野側に2つ行った踏切に移動して伊丹側の先頭車C#3100を撮影。
 伊丹側の先頭車は、伊丹線内では終日逆光になるので、ここは割り切って、逆光下においても貫禄がある王者阪急の雰囲気を楽しみたいところ。


 こちらは後日同じ踏切から、もう1つの看板車である3160Fを撮影。2編成いる看板車は2本同時に運用には入らないようで、2編成とも撮る場合は2日以上の出撃を要します。

 今津北線
 今津北線には3000系6連が数本残っていますが、ここも本線からの転属が始まっており、少しずつ数を減らしています。

 いつも撮影する小林の踏切で3056Fを撮影。この日は他に3082F、3154Fが日中運用されていました。

 その後1月下旬に本線用の7001Fが中間車2を抜いて6連化されており、今津北線の運用に入っています。写真は8連時代の7001F(2013/12/5撮影)。

 京都線の2300系については別途記載します。

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