六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

特別なトワイライト号 山陰出撃

2015-09-29 |  出撃 at 中国地方
 特別なトワイライト・エクスプレスの夏の運行ルートとして伯備・山陰本線経由の運転が行なわれていますが、なかなか休みの日が合わずに撮りに行けませんでしたが、ようやく9月のシルバーウィークの絡みで行くことができました。
 シルバーウィークは土日月火水の5連休ですが、私の場合は祝日も関係ない出勤日になるので、月曜のみ年休を取って、3連休としました。今回は全行程レンタカーです。

1.阪和線で381系くろしお号撮影
 下りの1日目は大阪を10時頃の出発なので、それまでの間に阪和線に行き、上りの381系くろしお号を撮影すべく、長滝駅の南側へ。既に関東ナンバーなど多数が夜中から踏切望遠アングルの場所取りしていました。

 私はここでは特撮がメインのため、サイドから動画用に三脚をセット。くろしおは増結された堂々9連でやってきました。若干の余裕があったので一眼レフもセットしておけばよかったと少し後悔。

2.下りトワイライト号1日目
 阪和線で撮影の後、9/19は下りの電化区間での撮影となります。
 長滝の撮影場所を朝7時に出発、途中から阪神高速湾岸線でひとっ飛びしてたら、少し時間が余ったので、途中の深江浜からは下道で須磨まで。
 1ヶ所目の撮影は須磨-塩屋間の海辺を行くシーンですが、特撮のみのため掲載は割愛します。

 2ヶ所目 須磨で撮影の後は、山陽道を飛ばして次の撮影地は熊山-万富の鉄橋です。
 現地に13:30に到着すると、既に堤防道路には凄い人の列。
 数十人が踏切からほぼ一列に並び、列車がやって来るのを待ちます。

 13:59 やってきましたPFに牽かれたトワイライト号をようやく順光で収めることができました。
 熊山辺りから続く吉井川の車窓を楽しませるためか、列車はかなりゆっくりと走ってきたので、皆さんもの凄い連写の嵐でした。
 3ヶ所目

 トワイライトは瀬戸でDDの重連に交換するのですが、瀬戸-上道間は凄い人だろうと敬遠して、庭瀬-中庄で撮影。太陽が真正面から当っていたので、線路の南側・北側どちらから構えても側面に日が当たらないので、定番の南側から撮影。なお線路北側は一部柵が設置されてからは草木が伸び放題で撮影は困難になっています。

 そして本日のトワイ4ヶ所目は豪渓駅手前のカーブ。通過25分前に着きましたが、すでに道路は路上駐車で溢れていて、取りあえず三脚のみセットしていると、パトカーが出動、駐禁取締りを始めました。国道近くに停めていた神戸ナンバーは切符切られた感じ。
 無難な所に車を移動している間にアングル内に数名の女子供+オッサン1名が三脚立ててスタンバイ完了してたので、仕方なく望遠で撮影。踏切が鳴ると私が立って構えている直ぐ真横にも釈由美子風のお姉さんが半ば割り込むような形で入って来て撮っていたので、もうクンカクンカしながら撮ってたらミスショット連発w
 なお5ヶ所目、豪渓の発車時には完全に山影になってしまい。一眼撮影はせず、特撮のみで終了。

 明日は益田近辺から撮影開始ですが、時間があるので延々と下道で西へ。

3.下りトワイライト号 2日目
 真夏なら日の出が早いので三保三隅辺りでも撮れるのですが、さすがに9月下旬なので、実際の日が当たる時間は遅いと判断し、本日1ヶ所目は石見津田-益田のS字カーブへ。
 既に20名近くが場所取りしていましたが、S字の線路は山影に隠れてしまうので、ここでも一眼撮影はせずに、動画+特撮としました。

 動画用のカメラを置いた場所は大したアングルではありませんが、この日は地区の清掃で近隣の雑草刈りをしており、海岸でその雑草を燃やしていたので、バルサン状態。後ろの定番位置から狙ってた人は発狂寸前だったかも知れません。

 次は須佐-木与の有名な曲線コンクリート橋、西山陰の大定番撮影地である、忽郷橋梁へ行きます。30分前に到着しましたが、凄い車の列です。

 鉄橋を取り巻くようにU型の道路にずらり、それだけには収まらないので、国道方面へ谷を遡上するように、九州から東北まであらゆる地域のナンバーが集結。翌日午後の返しには北海道のナンバーも居たので、沖縄を除く全国の鉄っちゃんが集まった感じです。
 ここでは一眼+動画としました。

 7:58 汽笛一声の後、美しいカーブを描いてトワイライトが通過。橋の長さ一杯からはみ出るので、完全に編成は入りませんが、それでもここに来ただけの価値はあります。

 そして問題の3ヶ所目。
 東萩で長時間停車するため、その西側である玉江-三見へ行ったのですが、もう身動きが取れない状態。そんな中で無理矢理撮っても碌な場所では撮れないと判断し、車を西へ走らせます。
 途中の長門市を過ぎると、あの世界一美しい景色で以前書いた角島へ向かう車の渋滞へ巻き込まれ、これだと追っかけは無理だろうから、小串で1ショット狙いとしました。

 ここは去年DE+大サロの時にも来た所ですが、DD+トワイもということで撮影者15名程度のまったりした中で無事撮影。
 撮影後に直ぐに追っかける人もおりましたが、道路が混んでいるので追っかけはせずにトワイ撮影は終了、特撮の試験として山陽本線の海辺へ行くことにしました。

 戸田-富海の海岸です。ブルトレが走っていた頃から何度か来てますが、いつも朝の半逆光の時間帯だったので、エロ光になる夕方近くに来てみました、でも残念ながらやってきたのが末期色の電車ばかり。

4.上りトワイライト
 火曜日は出勤のため、上りを撮れるのは山口県内のみとなります。
 天気がよいので、何とか玉江-三見で撮るべく、朝7時に現地に行き三脚で場所取り。既に30本近くが立っており、限界寸前の状態でした。列車通過まで7時間以上あるので、ちょっと出掛けることに。

 最初に来たのが、黄波戸-長門市間の海岸で、道路から歩道橋で線路を跨いで砂浜へ降りる場所があり、その歩道橋から列車を見下ろして撮ることが出来ますが、夏場の朝夕でもない限り側面に日は当たりません。正面がちに撮る形になります。

 次に来たのが、長門市駅の西側で、こちらは美祢線が国道191号をくぐる場所の近くです。国道から俯瞰で撮影できます。ちょうど線路脇に彼岸花が咲いていて、その中を列車がやって来るようです。

 同じく長門市駅の西側でこんどは山陰本線の列車を撮影。タラコ2連が来ました。
 こちらも飾り程度ですが彼岸花がアクセントを添えています。

 そして場所を確保していたお立ち台へ戻ります。

 10時半過ぎに再び現地に到着してみると、既にかなりの人で山肌が覆われていて、間を掻き分けて登ってみると、私のすぐ隣は、昨日万富の鉄橋で見掛けたハスキー三脚のおば・・・お姉様が陣取っており、結構「頭邪魔ぁぁぁぁ、とか、あーせっかくピン置いたのに~。」とか結構ベテランさんの模様。

 お昼の間は一旦山から下りて、車の中で昼食と昼寝といきたいところですが、暑くて昼寝もできないことから、12時半過ぎには再び山へ上がって、トワイがやって来るのを待ちます。
 13時台には普通列車が通るので、この列車で構図やピントなどの調整をします。1両が今や貴重な広島色でした。昼を過ぎているので前面は影ります。

 そしていよいよ本番。
 遠くに汽笛を聞いて、色めき立ちます。
 13:52 無事にトワイライト通過。美しい山陰の海を入れての絶景の一枚。
 お疲れ様でした~。

 さて真っ直ぐ帰るか、もう1ヶ所撮影して帰るか。
 やっぱりもう1ショット撮影することに。

 ということで、昨日の朝に続いて忽郷橋梁へやって来ました。
 通過時刻は日没になるので、どちらから撮ろうか迷いましたが、50系時代を含めて、今までは山側からばかり撮っていたので、せっかくですから、今回は海側から撮ることにしました。

 1本前の下り列車が通った直後に太陽が沈んでしまい、トワイライトには日は当たりませんが、日没直後の薄暮の中を行くシーンを撮ろうと待っていたのですが、秋の日は鶴瓶落とし。
 どんどん明るさが落ちていくので、慌ててISO設定を400→800→1600と上げる羽目に。

 下りの普通列車通過から十数分後、遠くに長い光りの帯が見えてきました。

 18:25 忽郷橋梁を通過するトワイライト。無事撮影。
 山陰トワイライトは12月と3月にありますが、何とか1回ずつ程度機会がありそうなので、その時に再度撮影に行きたいと思います。
 写真を見ると分かるように、下関寄りの部分が補修工事で覆われています、この補修工事ですが、これから順番に京都方へ向けて行なうとの事で、12月に来た頃にはちょうど真ん中辺りでやってるかも知れません。撮影に来る方はご注意を。


  オ マ ケ

 今回のお供は、ハスラーを予約していたのですが、前日にお店から連絡が入り、「ハスラーが事故ったので、一般の軽になります」と。
 ということで今回はムーヴ。後部座席がスライド&平面になるので、寝るにはいい車です。でも帰りの中国道は辛かった。
 

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