六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

赤い青春18きっぷ 2014春 購入出撃作戦 in北陸

2014-02-21 |  出撃 at 北信越地方
 今年もいよいよ春季の青春18きっぷの発売期間になりましたが、私も通例のごとく、今回も赤い常備券を購入すべく出撃することに。
 今回はうまい具合に2/20が仕事の公休日に当たるので、購入困難な駅でゲットできるチャンス! というわけで、今回はまだ購入した事がない北陸本線東部の駅で購入すべく、出撃を試みました。
 条件1 今春の使用枚数は3枚なので、1枚ずつ3駅で購入して、その日のうちに帰る。
 条件2 冬の北陸なので、雪道での事故を考慮し、地元から車は出さず公共交通機関を使う。
 
 北陸東部での未購入駅は、高松(七)・戸出・水橋・青海・能生・筒石の6駅。
 ここから3駅を選ぶのですが、当然、北陸新幹線開業で第3セクターになる北陸本線の4駅から選ぶこととしました。
 過去の販売状況から、水橋駅が最も早く完売するため、一番最初に水橋から攻めることとし、能生か青海で2・3枚目を購入し、ここで完売してたら、発売枚数の多い筒石へ回るべく時刻表と睨めっこ。

 その結果、白羽の矢が立ったのが北陸ドリーム名古屋号(名古屋までは近鉄で往復)。これに乗れば名古屋発23:15→富山に5:15に着き、富山発の下り1番列車に乗ることができます。(大阪始発のバスだと、時刻表上では富山で4分前に1番列車が出てしまう)

 道路状態も良く、富山には予定よりも30分ほど早く4時台に到着。駅の待合室で50分ほど待つことにしましたが、待合室のテレビで真央ちゃんSP16位惨敗の悲報を知ることに。

 富山5:46発の1番列車に乗り込み、いよいよ東部地区最難関駅である2つ先の水橋へ向かいます。
 到着すると既に行列ができており、私は9番目。前から6人は地元・隣県から車で来ていた人たちで1番は5時半入りで、中にはJR関係者も。

 7時、いよいよ発売開始。わずか4分で完売。最後に並んでいた3人位の人は買えずに、別の駅へ回るようでしたが、7:25の金沢行きに乗っていった模様で、おそらく城端線へ回ったものと思われます。
 その他の人たちもほとんどが金沢行きに乗っていき、下り列車に乗り込んだのは私ともう1・2名ぐらいでした。ほとんどが地元の富山・石川の人らしく、大きなリュックや銀箱など持った人は皆無。もしかすると私が最遠方か?

 水橋駅前には数台の駐車スペースがあるので、今後は水橋駅で入手の場合は前夜入りが必須条件となるかも知れません。

 水橋7:34発の下り黒部行きに乗車。切符の発売時刻を10分ほど繰り上げてくれれば6:59発の直江津行きに乗れたのですが。

 普通列車は次の黒部止まりのため、魚津から特急券を奮発し飛び道具で糸魚川まで。北陸本線はA特急料金区間で魚津→糸魚川は53.5kmなので1.150円という非常に損した感が満々の〔はくたか〕移動です。

 乗車券と自由席特急券 今回の購入想定駅の最東駅は筒石なのですが、富山-筒石だと99.4kmしかないため途中下車ができず、距離が101km以上になると途中下車ができることから、富山-直江津で購入しています。

 糸魚川で先行の普通列車に追いつくので、これに乗って能生に向かいます。水橋駅に居たJR関係者の方の話で青海は7時の段階で3人しか居ないと聞いて、青海はまだ買えると見込み、筒石に近く関東からの遠征組みも多いだろう能生を優先(実際はダイヤ上効率がよいから)しました。能生で買えなくても青海・筒石ならいけるだろうという目論見。

 9:11能生駅に到着、かわいいお姉さんから2枚目となる赤券をゲット。これは行けそうだ!
 その間にも車で買いに来た人や筒石で購入後に来た人など入れ替わりで何名か購入していました。

 能生からは逆向きに別途乗車券を購入して10:11発の上り列車で青海へ向かいます。能生ではそれらしき人の乗り込みも見られましたが、青海で降りたのは私1人だけでした。

 青海10:43に到着し、下り列車の発車までは7分間しかなかったのですが、階段を上がって余裕で3枚目をゲット。10:50発の直江津行きに乗ります。

 無事3枚の赤券をゲットして勝利宣言。あとは直江津まで雪見列車の旅。車窓は雪がほとんどなかったのですが、名立あたりから一気に雪景色となり、直江津までの車窓を楽しみます。

 11:37直江津に到着。これで今回のミッションは終了です。さてどうしようかな?

 まずは腹ごしらえ。かつてはホームにそば屋があったのですが、橋上駅舎化されてからは北口のタクシー乗り場前にあります。 直江津というと「もずくそば」が有名で、私も初めて直江津で食べたのはもずくそばでしたが、今回は「謙信そば」を注文しました。少し海苔が塩辛かった感じですが、なかなか美味しかったです。



 さて帰路ですが、①来たルートで戻る ②長野・松本経由で戻るの2ルートありましたが、長野経由の場合は115系乗り継ぎになるので、やっぱり475系の期待できる北陸本線経由の方がいいと思い、来たルートで帰ることに。
 ここで着目したのが、高岡-名古屋間のバスで、富山-名古屋間のバスよりも安く帰れるので高岡へ行くことに。

 乗車券も高岡まで購入。なお松本まで買っても同じ額の2,210円なので意外と距離的には変わらないんですね。

 青海から乗ってきたのが413系だったので、475系を期待して1本遅らせましたが、1時間後に来たのもまた413系でした。3月のダイヤ改正で更に475系の運用が減る模様なので、乗っておきたいものです。

 車窓に雪があったのは直江津-名立間のみで、その先は全くの雪不足。山梨の雪を分けてもらいたいぐらいです。写真は越中宮崎の海岸付近で、4月に撮影でも出かける予定です。

 15:48暖かな日差しの中高岡に到着。これで北陸本線とはお別れです。

 高岡→名古屋へのバスですが、夕方に2本あり、加越能鉄道とイルカ交通ともに運転していましたが、始発から乗れるイルカ交通の「キトキトライナー」に乗ることにしました。

 高岡駅の南2kmほどにイオンモールがあり、その南側にイルカ交通の営業所兼車庫があります。ここがキトキトライナーの始発地で、空席があれば予約なしでも乗れるので、乗ったところ全席3列シート車が入っており、特別料金なしの余裕で、10C席でのんびり過ごせました。

 こうして0泊2日というか1泊1日の北陸東部出撃が終わりました。
赤い青春18きっぷ これが戦利品?の赤い青春18きっぷ(上から購入時刻順)で、この3枚のきっぷ購入に使った交通費は、JR\5,890+バス¥8,300=計\14,190 の単独目的では過去最高額となってしまいました(鉄道生中継や撮影を絡めた多目的出撃では高知県3駅購入時が最高額)が、日程的に今年の夏冬は発売日に仕事が出勤日に当ってることから、北陸東部への出撃はこれが最後となりそうで、筒石だけを残すこととなりました。
 他の駅関係者の話では、「今季で最後かな?」という話や、JR四国でも今春は発売予定がなく、要望を受けて急きょ印刷し始めたという事で、消費税導入で価格も変わることから、夏はひょっとして発売が無いかも知れません。それだけは避けてほしいですが。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全日空ジャンボ 撮り収め | トップ | がんばれ受験生 コアラのマーチ »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (PinQAスタッフ)
2014-02-27 12:05:02
はじめまして。
NTTレゾナントのPinQA(ピンカ)スタッフです。突然のコメント失礼致します。

現在ブログを書かれている方にPinQAというWebサービスの紹介をさせて頂いており、コメント欄よりご連絡させて頂きました。

PinQAは気軽に場所情報をまとめる事ができます。
例えば、以下のようなまとめが作成されています。

★ 路面電車に乗る(1)
http://pinqa.com/topics/5741?g=8&b=1

★ 【変わった駅、珍しい駅まとめ】珍駅舎
http://pinqa.com/topics/5760?g=8&b=1

PinQAはFacebook等SNSチェックイン情報も簡単にインポートできます。
また、まとめ内にこちらのブログへのリンクを付ける事もできます。

よければ、PinQAでまとめを作ってみませんか?
PinQA : http://pinqa.com/home?g=8&b=1

お問い合わせ、不明点がありましたら下記からお願いします。
twitter: https://twitter.com/pinqa
Facebook: https://www.facebook.com/pinqacom
返信する

コメントを投稿