六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

悲報 河津桜と電車が撮れない

2023-03-04 |  出撃 at 関東地方
 出撃2日目の2月26日は朝から静鉄の1000形を撮影して9時前には終了、次の訪問地へ向かいます。
 次の訪問地というのが静岡から東に100kmは離れた神奈川県の三浦半島になります。なぜわざわざ三浦半島まで行くのかというと、この時季でないと見れ(撮れ)ない景色があるので、青春18きっぷが使えない2月中でも行きたかった訳です。
 その場所は三浦海岸の河津桜。3月に入ると葉桜になってしまうので2月中に行く必要があり、そのためわざわざ静岡での撮影を早めに済ませた訳です。
 2日間有効のJR東海&16私鉄乗り鉄きっぷですが、当然JR東海の区間しか乗れないので、区間外は普通乗車券になりますが、国府津から久里浜まで990円なので、そんなに高くありません。

 ということで、早速静岡9時過ぎの電車に乗って一路東へ向かいます。
 正月に続いてまた快晴の富士山の勇姿が見られました。

 御殿場線経由は1時間に1本しかなく、乗り継ぎのタイミングが悪かったので、520円高くなりますが熱海経由で東日本区間内に入ります。
 こちらも快晴で相模湾の鮮やかな景色が飛び込んできます。

 大船で横須賀線への乗り換えは湘南新宿ラインの逗子行きが10分遅れでホームに並んでいた乗客をほとんど拾って行ったので、乗り換えなしで久里浜まで乗れる電車にE217系が来てくれるか期待してたのですが残念、オンボロE235系でした。ガラガラだったのが幸いでしたが、カス車両で久里浜に到着。
 久里浜に来たのは4年ぶりです。

 久里浜駅で京急に乗り換えて三浦海岸に到着。
 休日の昼とあって割と人出は多いかな程度ですが、このあと更に多くの人を見ることになるとは、少しだけ予想はしていました。

 三浦海岸駅を出てみると予想をはるかに超えた人出です。なかなか動きません。
 外国人の姿もかなりいますが、でも角刈りの五月蠅い人らはほとんどおらず、快適かも?

 駅から続く道は細い歩道に人が溢れて頻繁に渋滞、車道はもっと渋滞。警備員が出て交通整理にあたります。
 快晴・満開・日曜日と、役満なものですから、よくこんな日に車で来ようと思う馬鹿がいるもんだと思いますが、渋滞で車が動かなくても別に気にしない連中なんでしょうか? でも地元の人や配送の人達は大変ですわな。

 途中の桜並木の所でも桜と菜の花と赤い電車の組み合わせが見られるので、ここで記念写真を撮る人が立ち止まる事で余計に渋滞になるのですが、そういう白人グループには鋭い睨みを利かせて無言の圧力を人々が掛けるのか、その人達もそれを感じて直ぐに歩き出します。
 途中の公園で多くの人らはそのまま桜並木に沿って直進しますが、私は左に折れて公園内を通り抜けます。
 そして4年ぶりに架道橋の撮影地に来てみると、

 ありゃりゃ、幕で覆われています。
 あぁ何てこった!
 更には以前にはなかった真新しい柵が銀色に光っています。やはり撮影者が多くて、交通の妨げになったり、スマホなどを落下させるトラブルなどが多発したんでしょうか。
 しかし柵の高さが2m程度なので、目一杯腕を伸ばせば撮れそうな雰囲気。もちろん持ってきた三脚上にカメラをセットして一脚状に伸ばして待機

 ピンクのじゅうたんの脇を走る京急電車の姿を見事に収めることができました。
 電車がステンレス無塗装だとガッカリですが、京急は多くの車両がこうやって塗装されているので、それも紅白のお目出たい配色ですから、花見会場によくある紅白幕みたいな感じですね。

ということで、5本ほど撮って撤収しました。
 とにかく人が多くてどうなることかと思ったのですが、花見客のほとんどが線路沿いの道路を往復しているような感じで、ここの架道橋までやってくるのは3割程度の人でしょうか、ここの撮影がメインならば三崎口駅から歩いた方が早いかも知れませんね。

 撮影後は三浦海岸からまた久里浜・大船経由で静岡県内に戻り、そのまま帰路に着きました。
 3月からの春休み期間中ですが、18日から開催される選抜高校野球観戦以外に2か所程度出掛けようかなと思っていますが、まだ具体的な行き先などの計画はありません。

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