六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

スナックカーに乗っておこう

2020-07-10 |  出撃 at 近畿地方
 このブログでも何度も取り上げていますが、近鉄特急色をまとった最後の車両である、近鉄12200系「スナックカー」の全車引退が徐々に近づいていて、1編成、また1編成と少しずつ運用から脱落していっているので、まだあると思っていたら、いつの間にか無くなっているパターンで乗れ(撮れ)ず仕舞いに終わるので、早めに乗車(撮影)しておいた方がいいですね。

 私も昨年から何度か沿線で撮影をして、その様子を記事にしていますが、いつも大阪から自宅に帰ってくる時は、どうしても時間的に都合がよい難波20:30発の名古屋行き乙特急に乗ることが多かったのですが、1時間早めて19:30発のに乗ることにします。

 先月の80000系増備に伴う運用変更で、12200系単独4連の名阪特急はほぼなくなりました(完全にはなくなっておらず、たまに走ります)が、よくスナックカーが入る運用が、名古屋発16:30の難波行きと、難波19:30の名古屋行きで、名古屋方4両が12200系、難波方4両は他車種の8連で名古屋-難波を往復します。
 先頭部分で撮れば、往年の近鉄特急の風格が漂う昭和の趣が感じられます。

 難波を出て、上本町ではあまり乗ってこないものの、大概鶴橋でどっと乗り込んでくるのですが、鶴橋でもほとんど乗ってこず、車内は数人しか乗っていませんでした。
 特急通勤していたサラリーマン層は在宅勤務に切り替えたのか、特急券代が出ないほど会社の経営が逼迫してるのか、分かりませんが、普段の19:30の名古屋行きは窓側が大体埋まる程度の30人は乗ってるはずですがね。

 大和八木で通勤客が降りて、橿原特急からの乗り継ぎ客も乗ってこず、車内はますます空いてというより、寂しくなるレベルの空きっぷりです。
 そこで久々にやってみることにしました。

 デーーーン!
 前の座席を回転させて向かい合わせにして、1人で4席の贅沢使用に(次の週にも同じ特急に乗ったのですが、この時は2つ前の席が埋まっていたので、回転させずに乗りました)して、旅行感満載です。
 途中の津からもサラリーマンの乗車はなく、名古屋線内もそのまま4席で通しました。

 座席を元に戻して桑名で下車。
 2時間5分の乗車でした。翌週も同じ列車の同じ号車・同じ座席でスナックカーの旅を楽しんだ6月でした。

名阪特急で12200系が割と入りやすい運用
平日 名古屋16:30 → 18:56 難波 19:30 → 21:55 名古屋 
休日 名古屋15:30 → 17:52 難波 18:30 → 20:52 名古屋 
(8両編成の名古屋方4両)相方は12400・22000・226000系など、休日はまれにスナックのみ4連の場合あり)

 名残り惜しみの乗車がまだの人(そもそも乗った事がない人)は、今ならまだ間に合いますよ。
コメント
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