六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

アウターライズ地震?

2012-12-13 | 日記
 先週三陸沖で起きたM7.4の地震で気象庁は一時「アウターライズ型地震」と発表したものの、その後になって取り消した。
 しかしこれを契機にかなりこのアウターライズ地震に対する危機感が巷で語られており、福島県沖を中心とするM8.5の想定や、既に三重県の麒麟地震研究所の予測では、発生予測期間に入ったので警戒が必要というツイートが広まっている。ちなみにこの地震研究所は、2011年の東日本大震災も数日前の前震をもとに本震の発生予想を的中させているため、近々また大きな地震が起こるのではないかと心配するツイートの広まりに繋がっている。

 左の図は北海道大学の研究所の予測図を引用させていただいております。
 前回の東日本大震災は日本海溝の内側で起こった地震であり、海溝を挟んで外側のプレート上で起こる地震をアウターライズ型と呼び、実際に1933年の昭和三陸地震でこの正断層型アウターライズ地震が起き、震度5程度の揺れなのに30m近い津波の襲来に見舞われるなど、揺れ以上に津波が大きくなるため、被害が拡大する懸念が持たれている。
 本当に次は福島県沖でアウターライズ型が来るのか? 注意深く見守りたい。
コメント (3)
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