東日本大震災から半年経ちました。
以前から仙台近郊へは何度も撮影に出ていましたが、去年9月にはとりわけ福島の浜通りに3度も立ち寄りました。
そのうち3回目に立ち寄ったのが富岡町~相馬市周辺で、最初のロケハン場所が大野駅の北東側(まさに福島第一原発まで約2kmの地点)でした。
そこではロケハンだけして結局撮らずに別の場所でED75の撮影となりましたが、帰りに上の写真の場所で〔スーパーひたち〕を撮影。
写真には写っていませんが、実はこのアングルのちょうど右側に福島第二原発の煙突が見えていました。
このように1年前に自分自身でロケハンして回った場所だけに、その後の震災+原発事故で当分人が入れない場所になり、多くの子どもたちが被ばくする結果になったのは、本当に悲しいことです。
津波対策のために線路を山側へ移設の方向で動いており、30年後かに復旧工事が始まったとしても、私が生きている間に、もうこの場所を走る列車の姿は見ることは無いかも知れません。