年長さんの保育参観で登場した、新聞紙ドーム。
今日は年中さんにも見せてあげた。
ところが年中さんは面白がるだけで、なんかあんまり考えてない。
年長さんとは好対照だ。
先週、年長さんは「空気」の実験をいろいろやってみた。ティッシュに息をふきかけたり、紙風船を膨らませたり。空気砲を作ったり、風船運びゲームをしたり。
その集大成としての新聞紙ドーム。だから、扇風機で送った空気によって新聞紙を貼り合わせただけのものが膨らんでいくのが楽しいのだ。
積み上げて行った体験が、新聞紙ドームを特別なものにした。
でも年中さんは違う。いきなり見た新聞紙ドームはおもしろいけど、ただそれだけ。なんで膨らんでいくのか、どうして扇風機を回し続けないといけないのか、そんなことは気にしない。
今の日本はおもしろいものがいっぱいある。次から次へとみせてあげることができる。
どうやったら本当の面白さを伝えられるのか。子どもの周りにいる大人が、安易な道を選ばずに考えていかなくては