毎日のように羽化しているアゲハチョウ。
サナギからくしゃくしゃの羽で出てきて、そのあと羽を少しずつひろげていきます。
飼育ケースの中でサナギになると、ちょっと変な所で固まってしまうので注意が必要です。
サナギから出た後に足でしっかりふんばらないといけないのですが、時にはおちてしまうことがあるのです。
そんな時は捕まりやすい棒をタイミングよくだして、捕まらせてあげればOK。らんこせんせいお助け棒呼んでいます。
今日出てくるサナギはちょっと危ないと思っていたので棒を用意して待っていました。
一度ケースの下に落ちちゃったくしゃくしゃチョウ。棒にしがみつくと安心したようでした。
お助け棒、成功です。
考えてみると、人生にも時々こんなお助け棒がいる時があります。ちょっとしがみついて上がる。その瞬間だけ必要な、お助け棒。誰が誰のお助け棒になるかはわからないけど。周りを見てると、どのタイミングでお助け棒を出せばいいかわかる。
羽を広げたチョウチョは今日も青空へ。きっと一度落っこちたことは覚えてない。それでいい。