怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

塩分過剰?

2016年06月01日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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「りすの料理は塩辛いから」
と、話の途中で義母がそんな意味のことを言った。
私は驚いて尋ねた。「私の味付けは塩が多すぎますか?」
義母に完全に任される料理はスープくらいしかない。
ウチのスープはかなり塩辛い。初めは塩加減がわからず、後から義母がスープの素や塩を足していたのを見ているので、だんだんと多めに入れるようになってしまった。
せっかく、この家庭の味を身につけたと思ったのに、と憤慨したけれど、果たして義母はそれを批難して発言したのか確かめたかった。
義母は何やらいいわけめいたことをごちょごちょ言って、結局はっきりとしたことがわからなかった。
次回から、スープは私の好みの味付けにしよう、と決心した。

スープは一般的にここでは塩辛い傾向にあるようだ。しかし、帰省時に私が味噌汁を作ると家族には「もっと味噌を入れろ」と言われるので日本の味噌汁もかなり塩分が強いものが好まれるのだろう。
汁物以外の家庭料理は、こちらは塩分控えめのことが多いかもしれない。

今日の昼食。かなり手抜き。このソーセージ入り炒り卵は全く味がしない、と言ってもいいかも。

もちろん、ソーセージにはかなりの塩分が含まれているので、卵に塩を加えなくても大丈夫。

義母に私の味付けのことを言われて気になってしまうのは、塩分を好むのはあまり好ましいことではない、という風潮からだろう。
ティーンエイジャーの頃、おじさんたちが料理の味を試してみる前に醤油をかける行動をとても嫌に思ったものだ。その嫌という感情は今でも続いていて、塩分摂取=下品、と反応してしまう。義母に「りすは下品」と言われたような気になってしまったんだ。
そうじゃあないさ、塩が多い食べ物を好んでも、ちっとも罪ではない、と意識を変えなければならない。












1 コメント

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意識 (jianai)
2016-06-01 08:51:09
りすさんの文書が好きです。読むと力になります。世の中いろいろなことに対して、アングルが変えると結果も変わってきます。
いつもありがとう!!
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