怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

衛生観念の違い

2016年03月03日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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ドイツ人友人のE子さんが子どもを迎えに行っている間、一人で彼女の家で留守番をした。
20分位の留守番だ。「片付いていないけど、ごめんね」と言い残した彼女に「片付けておきますから」と私は答えた。すでに、勝手に片付けていい間柄の私たち。流しに残っていた汚れた皿や鍋を洗った。
 
ぐるりと見渡すと、まだ片付けたいところがたくさんあったが、これ以上やると、プライバシー侵害だと感じ、止めておいた。

布袋にたくさん入ったパンだ。ちゃんと、乾燥しない入れ物に入れておかないとだめじゃんかー、と思いながら触ってみたら、すでに固くなり始めていた。

なんだか、布袋も薄汚い。うーん。ドイツ人一般の衛生観念は日本のそれよりかなり低いので、これも許さなくてはならない。っていうか、もう、慣れたぞ。

しかしながら、ドイツ人一般の家の中の整理整頓振りは日本のそれよりかなり上手なはず。彼女は例外なのよね。

食卓はいつも食べ残しや様々な子供の道具が残っている。そこを掻き分けて、お土産のおにぎりを置いた。

帰り際に、彼女は薄汚い布袋から3,4個の固くなり始めたパンを私に持たせた。
加熱すれば、表面についた雑菌は死滅するだろうし、フレンチトーストに牛乳や卵液に浸して焼けば、充分食べられるパンだもの、大事にいただこう・・・と、頑張って思った。
「あ、ありがとう・・・」
こうしたちょっとした贈り物をするドイツ人はめったにいないんだ、大切にしよう、交友関係。










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