怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

好きな催し物

2015年09月15日 | 文化
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年に一度この時期にドイツ各地で同時に行われる催し物。私流に翻訳すると「古くて汚いところ特別展」だ。
立派な大聖堂。普段は非公開なので、登るチャンスを見逃せないんだ。

上から眺める風景は欧州。欧州好きの日本人にはたまらないだろうな、私でさえきれいだと思うもの。

ところが、風景でなく、窓そのものを撮影すると・・・「閲覧注意」
鳥のフン。
一般公開のために掃除しようという気遣いもないところが、テキトーなここの魅力の一つと思えるようになった。

一般家屋改装中の公開。
古い家屋は天井が低く、それぞれの部屋も小さめの印象だ。窓はずいぶん古い品を使っているようだが、これだと断熱効果が低いので当局からの指導とか入るのだろうか。
 
窓から見える風景が屋根とか壁、というのは村暮らしの私には衝撃的なんだ。実家も住宅密集地でカーテンを開けることさえ躊躇する環境だったというのに、人の適応力とは凄まじいものだ!
 
下の写真。実物は薄汚さマックスで人によっては卒倒するのではなかろうか。隣に居合わせた欧州人女性が「これはなにかしらねぇ」と私に尋ねた。見るからに東洋人の私にここの家屋について説明を求めるおおらかさに寛容になれるこの頃。

彼女は学芸員(!?)に尋ねて私に報告してくれた。洗濯室なのだそう。

別の居住用家屋改装中。街の中心の建築物のほとんどは戦災で倒壊しているので、戦後に倒壊前の形に建てられたと思っていい様子。
 
6,70年前の材料なのかなぁ。
 
日頃から街中の家と家の間の小さいドアの向こう側はどうなっているのか見てみたかった。この日、その願いがかなえられた。通路らしい空間のみで何もない・・・
 
向こうのトイレを撮影。あれは比較的新しい便器だろう。家屋のあちこちを修繕しながら使ってきた様子がよく出ていて撮りたくなったんだ。

絶対的な住宅不足に悩むドイツ。毎日数千人単位で人口が増えているんですもの。ここもアフリカ人が住む可能性があるのかな、とちらっと思った。






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