先日の昼食は焼き餃子だった。
数週間前に作ったものを冷凍保存しておき、それをフライパンで焼いたのだから、本当に中国の餃子の食べ方と同じだ。
つまり、作りたては水餃子、その水餃子が日にちがたって、硬くなったのを焼いたのが日本で知られている一般的な餃子だ。
もちろん、ドイツ生まれのドイツ育ちのドイツ人の義母が中国餃子を作るわけなく、この餃子の中身はシロップ漬けのさくらんぼだ。
この料理は義父のおかあさんから習ったものだそう。義父は両親とともにポーランドからドイツにやってきた移民だ。たまたま義母の近所に住んでいたらしく、知り合って結婚したそうな。
で、ポーランド人の夫のおかあさんにいくつか料理を伝授されなければならなかったようで、これがそのひとつ。
「ピローゲン」と呼ぶそう。
私から言わせれば「ギョーザ」なのだが、まあ、仕方がない、ピローゲン、なかなか私達日本人にはびっくりする料理だ。
生クリームを添え、ナイフとフォークで食べる餃子、なかなかすさまじいものがある。日本人にとってはね。
このすさまじい餃子、私も伝授されなければならないのかなぁ~
やっぱ、中身は野菜やひき肉でしょう!
見た目はどうしても餃子に見えてしまいます。
なのに中身は・・・さくらんぼ!
ビックリです。
でも、でも、興味津々・・食べてみたいです。
食文化ってお国柄がもっとも出そうですよね。
我が家は自家製ですから、かなり缶詰のものと違います。
シロップ漬けは北の国の果物の保存方法です。
野菜が手に入りにくい時期が長い北の国では、シロップで保存した果実を使うほうが安上がりだったのでしょう。
水餃子状態のときより、焼餃子状態のほうがおいしかったですね。そうですね、マクドナルドのホットアップルパイみたいかな!