リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

348. 「リーメンシュナイダーを歩く旅」の思い出(8)まとめ

2024年06月12日 | 旅行

▶今回は今までの18回の旅のまとめです。


この画像は私の個人的な基礎データの表紙です。

 

▶339回分のブログを最初から読み返して、ようやく最後まで読み切りました。

 3月21日から今日まで、途中の文章に間違いや齟齬がないか振り返りながら339回分のブログを読み直してきました。途中の旅の記録は大分抜けていましたが、残っている記録だけでも我ながらよくこれだけたくさんの教会や美術館を訪ねてきたものだと感心するやら呆れるやら。特に心に残った部分については7回のブログで触れてきましたが、独りよがりだったのではないかと今はちょっと反省しています。

 最近の旅については結構細かく書き込んでしまいました。余程リーメンシュナイダーや同時代の彫刻などに興味のある方でないと長ったらしくて読む気にもならないかもしれません。申し訳ないと思いながら、それでも読んでくださる方が少しでもいるとしたらと思うとつい長くなってしまうのです。いつまで続けられるかわかりませんが、エネルギーと時間が持てたときには書いていきますので、時々お訪ねいただけると嬉しいです。


▶「リーメンシュナイダー2023年版 基礎資料」を作ります。

 コロナの前までは旅に出ると、新しく見たリーメンシュナイダー及び関係者の作品について、トップ写真のように「リーメンシュナイダー作品○○版 基礎資料」としてまとめてきました。毎回は忙しすぎたので3回ほど改訂してきたのでした。
 ただ、コロナ明けの2回分はまだリーメンシュナイダー作品新発見を上記のデータに加えていません。これから修正版を作ります。これが結構大仕事なのです。全頁に表でまとめた地名ごとの作品を動かしていくので頁構成が難しい。「そんな苦労をして一体誰が見るの?」って思うのですが、私がリーメンシュナイダーを追いかけながら歩いてきた軌跡のまとめでもあり、今まで踏ん張ってきました。でも2020年の旅からは新作発見も少なくなりましたし、今回で最終改訂版としてまとめ、今後の旅での新発見は巻末に加えることにしようと思っています。

 それにしても、どなたかリーメンシュナイダーに情熱を持ってくれている研究者をご存じないでしょうか? 今でさえ「以前この美術館で見られた作品がもう行方不明になっている」ということが多発しているので、万全のデータとは言えなくなってしまいましたが、少なくとも私が見たものはこの時点でここにあったという記録にはなると思うのです。いわば私のリーメンシュナイダーに関する終活ですね。この自作の一覧と、本やパンフレットなどの資料もありますので、いずれそうした方にお譲りしたいと思っているのですが。



ようやくオリーブの枝に2粒の実(?)がついたようです。風が強くてなかなかうまく写せませんでしたが…。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2024  Midori FUKUDA

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