金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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大河ドラマ『いだてん』#20

2019-05-26 20:46:46 | 大河ドラマ「いだてん」
四三「オリンピックに集中するため辞表出した」

前から薄々感じてたんだけど……

お前、本当は働きたくないだけだろ??

ラスト、傷心の四三が「世界を放浪しちゃおうかな~」とか
考えてるところで確信したよ。
熊本に帰る気もないだろ!

いきなりのトクヨ→野口のラブコメ展開に笑った。
そして代表チームの中では
野口が妻子持ちだと判明しており、
トクヨの不戦敗が確定。
かわいそうすぎる……。
ってか、トクヨさん、四三や野口の恋愛の相手として
想定されるような年齢だったのね……。
教師側にいたので結構なお歳なのかと。

アントワープオリンピックの報告会、
外野がわあわあ文句ばっかり言って本当につらい……。
何もしていない連中ばかりが文句言うのって
今も変わらないよね。
スヤさん強かった……。

フィクションなら四三はリベンジ優勝するところだけど、
現実はシビアで、16位に終わる。
それだってすごいことなんだけどね……。
嘉納先生、永井先生も一線を退くことになり、
切なさマックスの回であった。

ラストに女子スポーツの歴史の幕開けをほのめかし
希望を見せる構成の妙。

【その他いろいろ】

・嘉納先生「岸くんの手腕により、今回は渡航費が出ます!」
→やればできるんじゃないか……。

・嘉納先生の野口くんへの評価がひどい。
 悪気なく本人に向かって言うんだから、無神経にもほどがあるよ。
 それにしてもデカスロンって初めて聞いた。
 トライアスロンでもしんどいのに、10種類の競技をやるとは。

・いつのまにか「シマちゃん」呼びしている四三。
 逃げるシマちゃんを両手を広げて追いかける四三は
 変質者そのもの。

・監督の打診を断った永井先生。
「私が行っても何一つ指導できないからです」
 →大森もたいしたことしてなかったから大丈夫だよ!!
 そしてトクヨに言われた「あなたは古い!」を気にしてたんだ……。

・監督は可児先生のもとへ……と思いきやまったく別の人へ。
 可児先生「誰だよ辰野って!!

・報告会の場に意味ありげに登場しつつ、何も役立たない美川。
コメント (2)
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75-78:最近読んだ本(ほぼ記録のみ)

2019-05-26 20:06:42 | 19 本の感想
古賀弘幸『文字と書の消息 ――落書きから漢字までの文化誌』(工作舎)

文字の書かれたものを神聖視する感覚って、
わたしにはないんだけれども、
昔は学校で教科書を押し頂いていたと聞いたことはある。
文字の書かれたものは他のごみと一緒にしてはいけないからと
専用の焼却炉「惜字炉」が中国だけでなく日本にもあったそうだ。



杉浦康平『文字の美・文字の力』(工作舎)

ビジュアル資料がメイン。
文字の呪力に対する信仰のあらわれたものを紹介。
最中や落雁に文字が書かれたものは、
文字の霊力を体内に取り込むという発想からきているそうだ。



尾崎友吏子『3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法』(KADOKAWA)

暮らしをサイズダウンする具体的な方法が書かれているのは良い。
ただ、この方の本は他にも何冊か読んでいるんだけど、
センスとか好みが合わないみたい。




瀧山幸伸『一度は行ってみたい 街並発見』(二見書房)

再読。やはり素敵な本だった。
今回は千葉県の佐原と、福岡県の秋月に心魅かれた。


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