ケルンは今から約2000年前ローマ人によって建設された町で、ラテン語のコローニア(植民地)からドイツ語でケルン、英語ではコロンと呼ばれています。オーデ・コロンもコロンの水と呼ばれる由来はこの町からです。それでケルンが世界に誇るオーデコロンの発祥の地として”4711”が有名です。
ケルンには今から35年前、私が初めてヨーロッパに来たとき訪れた町で、有名なケルンの大聖堂と今もラベルが変っていないオーデコロン4711しか思い出がありません。
キャンプサイトがライン河の畔にあり、電車で市内に行くために渡った高いつり橋から遠景にケルン大聖堂が見えます。電車に乗ったものの切符の買い方が判らず、親切なドイツ婦人が乗客に呼びかけて、ユーロをコインに替えて機械から買ってくれました。今回の旅でも思ったのですが、いろいろな国を旅行して廻るとその国の国民性が良く判ります。そして英語が一番うまい国民はオランダ人、一番親切な国民はドイツ人だと思います。
ケルン大聖堂は1248年に着工して1880年に完成、600年を費やした世界屈指のゴシック様式の建物です。高さ157m奥行き144mの巨大建築物で大聖堂の正面広場から写真を写しても全体が写りません。ステンドグラスも歴史を反映して、古い宗教画から写真のようなモダンな絵まで変化に富んでいます。
聖堂の前の広場では銅像に扮した二人組みが観光客の人気をさらっていました。
ドイツはパンが大変おいしく、ケルンの町にはいたるところにパン屋がありその種類も約200種も在るといわれています。
1350年に建てられた旧市庁舎の近くにジョン・F・ケネディが1963年に訪れたとの看板が有りました。
ケルンオペラハウス。今までで一番らしくらしくない建物。
この教会の上の小さな飾り部分を望遠で覗いてみたのが下の写真。
いったいどんな意味があってこんな像が飾られてあるのだろうか?
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