この街は中世の面影をそっくりそのまま残た町並み、日中は観光客があふれ町の城壁の外にある一般市民が住宅地に姿を見せるのが、学校の終わった4時過ぎ。
城壁に囲まれた旧市街には、屋根瓦のきれいなお城やシャレたフランス菓子の店
15世紀にお金持ちのキリスト教徒の夫婦が作ったHotel de Hospicesと呼ばれる病院ー此れが全くすばらしい。今は博物館になっているが中に入るとあっと驚く屋根瓦の鮮やかさ、色タイルのモザイク模様の屋根が延々と続き絢爛豪華。その教会部分に当たる天井まで10メータ近くある大きな部屋は病室でベットが並びキリスト像が見下ろしている。天井の装飾も粋を尽くしている。昔の金持ちはとてつもなく金持ちでこんな素晴らしい建築物を作ったのはわかるが、貧民病人の救済のアイディアがこんな昔からあったのには心から驚いた。
この地域は又ワイン生産の中心地で、Dijonまでは畑地でほうれん草、ひまわり、麦畑、牧草地が続いていたのにここでは地平線まで続くブドウ畑。白っぽいバンが畑地に並び、ぶどうを摘む人々が一面に見られるようになった。
今までフランス農地を走ってほとんど人影を見ることがなかったのに・・・
この人たちは季節労働者に違いない。今日10kmのウォークに行ったら途中でバンが何台も降りてきてすれ違い、乗っている人々もさまざま、フランス語あり英語ありスペイン語あり皆各国語で”ありがとう”と言って通り過ぎて行った。
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