Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ー帰国後

2016-08-30 15:39:17 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

18日の午前中にはドーバーに上陸。キャンパーに不法入国者の有無を2回も調べられた。厚い雲が覆っている高速道路をロンドンへ向かって走る。道路わきの山桜はもう葉桜に近く、ほとんどフランス北部を走っているのと変わらない。

12時過ぎに無事我が家に着いた。今年3月半ばから娘夫婦と孫のジュードが我が家に寄宿している。彼らの家の改増築を行っているためで、7月までとのことだが英国の仕事は本当に期限で終わることがないから、当分居ついてしまうだろう。

ドアを開けて中に入っての先ず第一声が ”なんだ、これ !!!” 居間全体に散らばる大小のたくさんの玩具、キッチンからダイニングルームいっぱいの箱詰めの食料品。冷凍冷蔵庫は食料よりもワインとビールでいっぱいで、これらを出したり片付けないとキャンパーの食料や冷凍食品が入らない。

午後は丸いっぱいキャンパーから移す荷物に追われ、これでキャンプ生活も終わりだと思うから、常駐されている薬箱や、スペアーの寝具類も家に運び込んだ。

夕方になり一息ついたところで,溜まった郵便物の整理、そこで今までキャンパーの保険を扱っている会社から、今年も更新するかとの手紙が来ていて、本当に驚いた。ポールは今年8月に86歳になる。キャンパーの保険会社には84歳までと明記してあるからすっかりあきらめていた。

翌朝早くに保険の更新、問題なくできて亭主の喜ぶこと。私もこれが最後だと思っていたのでまた希望が湧いてきて今年はどこへ行こうかなどと考えてしまう。

 

 

 

前庭のライラックの花が満開でこの白のライラックはオフホワイトと言われる珍しい色。真っ白の花はよく見かけるが、オフホワイトはあまりない。この木はもう20数年前にこの家に引っ越ししたときにあったもので、それ以来たいして大きくも小さくにもなっていない。

裏庭のリンゴも梨もサクランボも花が終わってしまっていて、今年は暖冬だったとのこと。あるじなしとて、春がやってくれば花は咲き始める。

 

 

 

この八重の紫色のライラックも前の住人から受け継いだもので、巨大な木になっている。

 

 

 

庭のあちこちに勝手に咲き始めるブルーベルは公園や林で見かけるブルーベルよりも確実に大きい。きっと土地が生育に適しているに違いない。私たちの住んでいる地域は1930年前は近くの丘の上にあるお屋敷の庭園だったところで、きっと我が家の辺りは林の中だったのだろうと思われる。

 

 

ピンクのシスタスは今からがシーズン、ポルトガルより1か月も遅いが、ふつうは5月に入ってからだから今年は早い方だ。裏の垣根を覆って咲くのがクレマティス、昨年は垣根の半分が重さで崩れ折れたので、今では半分しか伸びていない。

 

 

前庭の以前は巨大なレッドウッドがあったところは数年前に木を切り倒し、このかわいい花を植えた。今年は大きくなって花盛り、もう20年も前、テームズ川の上流へキャンプに行ったときにパブの裏で新芽をとってきて増やしたもの。思いで深い花だ。

諦めていたキャンパーを売らなくても済むし、今年の10月過ぎからまたポルトガルへ行くと思う。

10月までは孫の面倒や、ロンドンのコンサートホールの徘徊で、またまた忙しい年になりそう。時々はこのブログもロンドンのことを書き加えていこうと思う。

 

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