Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2004年10月4日 Pont du Gard

2009-08-24 18:25:51 | キャンパー旅行記 2004

Montdragonの静かな松林のキャンプサイトを出た日には、サイトの受付の人が便所掃除をしていてなかなか受付けが開かない。やっと出発できたのは朝10時だった。A7を南下、途中のOrangeでローマの凱旋門を見つけ車の中からパチリッと撮った。

 

ここまで来たら何はさておき Pont du Gard (水道橋)ですよ。2000年前にローマ軍団によって建造されたこの水道橋は此れもまたローマ軍団によって作られたNimesの町へ水を送る為に造られたもの。今では世界遺産になっている。

 
 
何年か前にもここへ来たことがあり、その時はあの橋の一番上まで上ることが出来た。そして手すりも何もついていない水道の上を観光客は平気で歩いて渡っていたが、私は怖くて昔水が流れていたはずのトンネルの中を通って反対がわまで行った。今回は上には行けなくなっていたので、誰か落ちた人でもいるんじゃないかと思ったのだけどたぶん邪推じゃ無い。
49メーターの高さから見る下界は高所恐怖症でなくても心が震える。
この水道に初めて水が流れた時のローマ兵士たちの喜びようなど想像するだけで歓声が聞こえてきそうだ。

橋の近くに2000年とは言わないけれど、もう100年以上は経っていそうなオリーブの木が生えていた。この橋と同じように長生きして欲しいものだ。

 

この夜泊ったのはカステル〔城〕という名前でその名前のごとく城と水道橋のある町だった。2つ星のキャンプサイトは落ちぶれて、亭主はコソボの落ちぶれ者がキャンプしているに違いないと気味悪がっていたが、皆親切だった。
アクアダック((水道橋)が長く残っていてそれにそって歩いてみたがお城のところで消えていた。後年この城を建てるときに壊してしまったに違いない。
又アクアダックの下をレンガで生めて小屋を作ったりして見栄えの悪いことローマ人が見たら泣くよ。

 

 

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