この間の日曜日、娘がケント州にあるカウントリーハウスのグル‐ムブリッジ・プレースへ連れて行ってくれた。
ここは以前にも来たことがあった。小さなお城のような17世紀のカウントリーハウスは当時有名なクリストファー・レンによって設計されたという。
このお屋敷は王族の持ち物ではなく、当時の豪族、貴族のものであった。広大な山と森林が後ろにあり、野原と牧場が広がっている。
ここは残念ながらナショナルトラストの所有ではなく、昨年マネージメントが変わって、メインテナンスが行き届かなくなり、1昨年まで楽しんだ10-メーターもある高い木から下がっていたブランコや木から木へつながっていたツリートップウオーックが廃止されてしまった。それでも入場料は3人で36ポンド(6000円近く)とか。
この前にもいたロバとゼブラのハーフは今も健在。
牧場から森にはシカが数頭放し飼い。
森の中にはボードウオークと称する渡り廊下のようなものが延々とつながっていて、これが孫には一番楽しかったらしい。
一日2回の猛禽類のディスプレイ。
観客のずらっと座っている両端に鳥の調教師2人が居て、私たちの頭すれすれに大きな鳥が飛ぶ。
ノスリ(Buzzerd)1羽とトビ(Kite)2羽が 飛び回ってエサ取りの演技を見せてくれた。
これだけでも結構楽しいひと時だった。
川渕の群がって咲く白い花はヘムロック(Hemlock)ドクニンジンと呼ぶ。イギリスでは一番の毒草と言われる。
お屋敷の中も見せてくれないし、あんまり見るものがないからもう二度と来ないと娘は言っている。