今日5月6日金曜日、晴天、暖かい日になった。外の方が屋内より暖かいと、じっと家の中に居れない。
ナップサックに水と財布だけ持って何処かへ行こうと思い立った。交通機関が良くてすぐ行けるところ、でもう何年も行ってないところ、そうだウインブルドン。
歩いて20分くらいのトラムの駅から直通でウインブルドンまで50分、駅で友達に電話したらではウインブルドンの駅で会いましょう。もうすでに12時近く出発!!!
以前ポールと何回かウインブルドンへ行ったことがあったけどあまり大したものは見た覚えがない。友達のT代さんの方がウインブルドンは良く知っていて、連れていかれたところが、カン二ザロ・パークだった。
元はシシリーからのカン二ザロ侯爵の所有地を1948年、ウインブルドンカウンシルに売却したもので翌年から公園になっている。お屋敷は今現在レストランになっている。
この変わった噴水、一応ティポットだそうな。面白いことを考える人がいる。
入ってすぐカラフルな巨大なシャクナゲの林に圧倒された。どんなにお金を持っていても、年月は金で買えない。ここのシャクナゲの森はもう何十年、いや百年以上も経っているらしい。
この黄色がかったホースチェスナッツの木の元のベンチで買ってきたサンドイッチを食べた。本当はこの1か月あちこちでごちそう食べ過ぎで、2kg以上も太ってしまったので、今日はお昼をぬくつもりだったのに、T代さんはしっかり昼食持参。やっぱり空腹には勝てない。
何となく色の薄い藤の花、もう終わりかけかと近寄って見たら、今からが見ごろになるようだった。
広大な庭にこの辺りはつつじの真っ盛り。
サクラソウもこの片隅一面に咲いていた。
カメラのバッテリーが切れかかって、広大な庭の半分しか見て歩けなかったが、小山のようなシャクナゲの林にはただ感嘆のみ。昔サセックスにレナズリーと言う、シャクナゲの有名な庭があった。あれ以来今ほど小山のような林を見たことがない。もう20年ほど前、レナズリーはアラブのお金持ちに買われてしまって、一般公開されなくなった。
バッテリーも最後の最後まで搾り取るようにして、映しまくってとうとう諦め、帰宅の途。
まだ全部咲き切らずあと1-2週間したらまた来なきゃと心に誓ってこの公園をあとにした。