Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

キャンプサイトの1週間。

2020-02-04 16:22:13 | 最後のキャンプ旅行2019-2020

このカバナスのキャンプサイトに着いてもう一週間経ってしまった。

3月に一緒に運動していた仲間やヨガの先生など多くの人たちと旧交を温めあう。

着いた翌朝は9時からヨガが行われる。3月まではレストランの真上の広いスポーツジムでやっていたのが、ジムの機械が充実して専門のインストラクターが教えてくれることになった。それでとなりの狭い会議室で、テーブルやいすを片方に積み上げて約10人の女性と一人の男性がヨガのレッスン。久しぶりでヨガは動きが穏やかだからたかをくくって行ったら、翌朝から股関節周辺の筋肉痛。運動不足がたたった。

3日目はフュージョン、これはヨガとタイチとピラテスを混ぜ合わせたもの、1時間のレッスンが25分でねを上げた。こんなにきついとは・・・・それよりも自分の体力の衰えにがっくり。

このキャンプサイトは設備が良くて、トイレやシャワールームも暖房が入り、一日に2回も掃除をしてくれる。サイトの道路には数台の小型の電気自動車が走りまわっていて、メインテナンスの男性2人づつがサイトのごみ処理から庭木の手入れや清掃もしていて、非常に清潔なサイト。

昨年6か月近くここで過ごしたから、皆顔見知り。出会うたびに手を挙げて挨拶していくフレンドリーなおじさんたち。私が日本人と知って日本のコインが欲しいとねだられていた受付のおばさんには、今回小さな財布いっぱいのヨーロッパの小銭を持っていってあげた。彼女の喜びようったら・・・・。私は日本に15年も帰っていない。

洗濯室では手洗いにお湯がじゃんじゃん出て、毎日衣類は手洗いで干しても夕方までに乾いてしまう。手洗いしながら英国人の女性とおしゃべり、9月に英国を出て2か月間ドイツ、チェコ、スイス、フランス、スペインを回ってきたそうな。私たちとほとんど同じころにこのサイトに着いたそうだ。自己紹介しあって、帰ってきた。ここではすぐに友達になれる。

キャンパーの両隣はドイツ人キャンパーとフランス人キャラバン。顔見合わせるとハローとあいさつするがいまだそれ以上一言も会話していない。

キャンパーの後ろには英国人老夫婦。初日におばあさんの方から自己紹介してきて、おしゃべりするようになった。私がジムから帰ってきて彼女に話しかけたら、申し訳ないけど私は今補聴器が無いから聞こえない、それに運動は膝も股関節も両手も神経痛とリュウマチでがたが来ている。 と言われて会話にならなかった。

この3月までは電動車いすに乗っていたおばあさんとお友達になり、帰国の際にドイツ製の毛糸をたくさんもらった。それでサマーセータを編んだので、彼女に見せてあげたいが、いまだ来ていない。もしかして夫婦のどちらかが病気なのかもしれない。

こんなに便利で文句ないようなキャンプサイトだけれど、ただ一つ不便なのがタヴィラへ行く交通の便。電車は2時間に1本だけ。この3月まで斜めにかしいだ歩道のための木の橋が、夏の間に川に落ちてしまった。これで歩いていくことはできず、自動車道は車の往復が激しく、非常に危険。

 

あと2週間でクリスマス。ヨーロッパの人たちには一年で一番楽しいのがクリスマスだから、12月に入らないうちからキャンパーの周りをカラー電球で飾り立てる。

 

 

 

 

 

クリスマスに全然興味を持たない私は、プレゼントも孫だけ、最近の子供たちは物がありすぎる。小さなジクソーパズルのプレゼントだけで、あとは彼の銀行口座に送金する。

コメント
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