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コレって、有り? コレって、許される? 包装写真と実際と、あまりにも違い過ぎる「茶わんむし」。

2014-11-10 11:51:19 | ニュース

 先月のこと。

 何気なく、大型食品スーパーに立ち寄った。

 ん? 「茶わんむし」?

 それも、4個入りの、詰め合わせ。

 豪華で大きな具が、カラー写真で、包装された袋に刷り込まれていた。

 Dscf8842 「えび」や、「椎茸(しいたけ)」が、容器から溢れんばかりに入っているでは、ありませんか!

 まあ、私も子供では無い。そのまんま、写真の通りに入っている、とまでは思わないが、ソコソコの入り方は、しているのではなかろうか?と、思った。

 というのも、四季折々、全国各地の、さまざまな食品業者が「茶わんむし」を製造販売。

 スーパーに並んでおり、各社のを気が向いたら、ひょいと買い物かごに入れて、購入したこと数度。

 そのすべてが、1個売り。透けて見える、簡易包装。中身が、見えた。

 さらに、そのすべてが、電子レンジに入れて、ポン!

 わずか数分で、クチに運べるものばかり。

 コレも、そのクチだろうと、思っていた。

 中味は、まったく見えないけれど。

 ところが・・・・・・・

 帰宅し、包装を開けてみて、えっ!?

 Dscf8843 浮き上がって、ぼんやりと見える「椎茸」らしきモノ。オレンジ色の「えび」は、わずか2~3ミリで、丸まって、これまた、ぼんやりと浮かんでいる。「たけのこ」は、先っぽがのぞくだけ。

 「家族だんらん」というキャッチで、4個パック。

 で、4個、すべて、写真のコレ!

 見比べて見て欲しい。

 あまりの落差に、唖然(あぜん)・・・・・・・・・茫然(ぼうぜん)・・・・・

 追う様に、裏面に刷り込んである「お召し上がり方法」と、「使用上の注意」。計7行もの文を読んで、またまたビックリ!

 かいつまんで言うと、鍋で「お湯を沸かし」、火を止めて、7分漬け続ける。

 こんな時間かけなきゃ、食べられない。

 皆でぶつぶつ言いながら、やってみた。

 温かく無い。ぬるい容器。中身は、プリン状態。具は、無いに等しい・・・・。

 「電子レンジでの、加熱はしないでください。内容物が、飛び出る可能性があります」

 うわああ! こわっ!

 さらに、「賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください」

 こわっ!

 食べる、というより、規則、縛りに従って、食べさせて戴く感覚。

 これさあ・・・・・食品の誇大広告じゃないかなあ??

 少なくとも、この年末年始、おせち料理のパック予約販売のチラシ広告が、ポストに舞い込む季節がら、スーパーで、このような簡易・お手軽「茶わんむし」を購入しようとする家庭は多いであろう。

 が、この「茶わんむし」に限っては、1度は買っても、2度は無い・・ように思える。

 「消費者庁・食品表示課」「虚偽誇大表示」「虚偽誇大広告」「栄養成分表示」「接置命令」「課徴金制度」「表示規制」などなど・・・・・

 調べた、当たった。

 この「茶わんむし」の包装を何度もひっくり返し、ようやく見つけた、申し訳程度の、「イメージ写真」の、小文字。1文字、2ミリ四方。

 まるで、中味の具の「えび」。

 ギリギリ、規制の網をすり抜けてきている?のかも、知れない。

 調べて分かったことは、命令や規制は有っても、法的罰則が、皆無に等しいこと。

 先の「課徴金」を課す法案も、流れてしまっていた。

 一体、どんな食品企業なのだろうと、検索してみると!

 自社製造食品である「錦糸たまご」から、今年7月、「黄色ブドウ球菌」が検出された事実が発覚!

 食品衛生法違反となり、商品回収命令が、保健所から出された。

 ちなみに、この「茶わんむし」。

 なぜか、「製品一覧」には、載っていない。

 コスト削減?から、はじき出された?、極小えび一片。

 う~ん・・・・・・思わず、えび反ってしまいそう!

  

 


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