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リアル 芸能 ルポ <生死不明・・・・昭和の大女優 原節子の知られざる今 第2回> 

2020-06-23 19:45:58 | 真偽を求めて・・・こころ旅

 2012・12・23 記

 ≪ 2014・8・20 再掲載 ≫

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 調べた結果、国民年金には、加入していなかった。個人情報の関わりがあるので、詳しくは書けないが、間違いはない。そうだろうなと、納得。

 というのも、彼女、會田昌江(本名)は、かつての女優時代に世田谷区に広大な敷地と屋敷を所有。それを売却して億単位のカネを手にしており、極端な贅沢さえしなければ、死ぬまで暮らせるはずだということを、すでに知っていた。

 暮らしぶりも質素ではないが、金銀キラキラ身に付ける趣味もみられず、どこかに投資などもしていない。

 かつて、原節子と並び称される「昭和を代表する大女優」といわれた田中絹代。彼女は、高峰秀子と同様、家族・親類にカネを次から次へと、むしり取られ、無一文に近い身だった。

 そのうえ、散財の限りを尽くし、独り寂しく亡くなったときには、無一文であった。家や敷地は、すでに抵当に入っていた。

 そのような晩年になっていないだけでも、會田昌江という女性は、堅実な晩年を歩んでいると言って良い。

 鎌倉のミニコミ誌は、ようやく探し当て、入手。

 會田の古くからの知り合いの女性が、話したというエピソードが、コラムに書かれていた。彼女が湘南の海が一望のもとに見える施設を、見に行き、その景色は気にいったものの、「まだ、私には早いわね」と言って、契約もする事無く去ったという。

 一読して、知りたかったのは、その施設がどこか? もしくは、どこら辺にあったか? いつの、もしくは、いつごろの話しか? 知り合いとは、一体誰なのか?ということ。

 つてをたより、やっとその筆者の連絡先が判明。

 結果をいうと、また聴きのハナシのうえ、個々人の名前は個人情報の前に、すでにして、あやふや。コレ、人づてに聞いた噂話の類いじゃないか!?

 その疑問を正直にぶつけると、鎌倉の文士気取りのその老人は、激しく怒った。しかし、「事実」は、何一つわからぬまま。

 とはいえ、無駄や徒労は、取材の常。またか、というカンジ。

 そんななか、周辺を”散策情報収集””取捨選択”する日々のなかで、手ごたえのある情報を耳にした。

 第1回で書いた「家人」は、家で子供達や知人にピアノを教えていた。直接会ったのは一度だけだが、年齢のわりには、かなりの美人。

 その「教室」で、何気なく會田の近況を家人に聞いた人がいた。

 「このところ、お家にいらっしゃるのか。見かけたことも無いんですが、どこか、身体がお悪いとか、病院にでも入っているんですか?」

 「ううん。でも、施設に入ってもらったのよ」

 どこの? と聞きたかったが、少しそれ以上は、聞いてはいけない雰囲気を感じ、やめたという。

 こちらも家人に、離れにはもういらっしゃらないんじゃないですか? と、さりげなくぶつけてみたが「いいえ。元気にいますよ」と、またも回答。

 ふ~っ、ため息、ひ・と・つ。

 ともかく、捜した、当たった、行って見た、電話しまくった。ダメ元も記者の宿命

 なかには、「電話では、あなたが本当にそ~ゆ~ヒトなのか、どうなのか、分かりかねます。疑うわけじゃありませんが、来て戴いたら、お話します」

 オオ~ッ! てなもん。こりゃ、ひょっとして?

 ココロはずませつつ、病人も入所できる「施設」に打診し、巡った。

 いやあ、改めて分かったことは、そ~ゆ~所は、とても予想以上に多く、且つ、ピンからキリまであること。ピンは、リゾート・マンションと見間違う高級感漂いまくり。

 キリは、悲惨。間違っても、こんなところには入ってないよなあ・・・と思いつつ、もしかして、の想い捨てきれず、当たり巡った。

 それだけで、一冊の本が書けそう。この手合い、経営者やオーナーは、やり方ひとつで、すごい儲かる。その一方で、従業員は永遠に恵まれないってことが、痛いほどわかった。

 神奈川県と、ピンポイントで東京の高級狙い。 実は、千葉県の房総の方に・・・という情報もあって、少し調べたが、親族が車を所有してるとはいえ、東京湾を橋を渡ってまで、とは考えにくく、進めるのは、やめた。

 そして、ついにここしかない、というところ、3か所に絞り込んでいった

 

(つづく)



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