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BASS的ひとりごっつ。

ふと思ったことを、そこはかとなく書く忘備録。(コメントは承認制です。ご了承ください。)皆様のお役に立てれば幸いです。

スーパー 『マリモ』 ブラザーズ

2009年08月27日 | 僕のお仕事。
利用者さんとの会話。

おばちゃん
「孫がファミコンくれて
 それやってるんだわ。
 面白くてね。

 でも、あれ、スーパー『マリモ』はもう飽きたよ。
 いまは、なんだっけ、名前忘れたやつに夢中で。

 それが、こないだセーブするのを忘れて電源切っちゃって
 うわ~ってなったのよ」

*おばあちゃんの年齢は
 90歳代の
 大正生まれ。


僕の知っているファミコンプレーヤーでは
現在、このおばあちゃんが最高齢。
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昔勤めていた病院の患者さんが

2009年08月10日 | 僕のお仕事。
道端で声をかけてくれました。

道端というのも語弊があるんですが
交通事故で通っている病院を出たところで
出くわした・・・という感じです。

僕は気がつかなかったんですが
「あ、BASSさんですよね?私です!
 あれからだいぶ良くなって、今では生活も自立してきました。」てな具合で。
なんだか、自分の治療させていただいた(サポートさせていただいた患者さんの
元気な姿を見れるというのはうれしかった。

それから、タクシーがすっとやってきて
クラクションをいようにならすんで、???となっていたら
降りてきたのが、これまた僕の治療したことある患者さん。
「お久しぶりです。●○です。お元気ですか?」と。
うお、これまた、あんなに症状の悪かった患者さんなのに
普通に、かなり頑張って、働いているではありませんか!!!
それに、わざわざ車を降りてまで挨拶してくれるなんて。。。


この二人から、伝わってきたのは
「ありがとう。病気が良くなったんです」という感情でしたが
こちらこそ「ありがとう」と言いたい。


僕のやっている仕事は間違いもあるけど
正しい部分も大きくあるはずだ。
そうじゃないと、何年も経っているのに
退院した患者さんがわざわざ
親しげに声をかけてくれるなんて考えられないし。


僕こそ、みなさんにサポートされて
なんとか仕事をすることができているんです。
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仕事は言い訳ばかりしていたら進まないが

2009年08月08日 | 僕のお仕事。
言い訳ばかりする人たちを相手しなければならないのが現状。

あ~だこ~だできない理由を並べて
やろうとしない人々。

でも、職員間のいざこざで
患者さんに迷惑かけてはいけないわけで。



日常生活のなかで、
とある脳卒中片麻痺の患者さんの歩行には介助が必要。
しかし介護職員はそんなのにつきあってられないので
車いすに乗せて、患者さん自身の動きを制限する。
「歩かせてこけたらどうするの?
 どうせ何言われても理解できない患者だしね」なんて平気で言うぐらいにして。

発語は言語障害があるけど、意味理解は多少はできるし、
患者さん本人は歩きたいと言っている。


本人の気持ちは尊重せずにことなかれ主義でいいんだろうか。
それが介護というものなのか。


患者さんを否定するだけなら
そんなのプロとは言えない。
それで飯を食っているなんて冗談にもならない。

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仕事上いろんなお客さんがいるわけで

2009年05月23日 | 僕のお仕事。
その中でも、戦争を体験した人からの話は
本当に貴重に感じる。

北方領土や満州などから引きあげてきた人、
ゼロ戦のパイロット、
戦時中に農家をしていた人
731部隊の研究者、
毒ガス部隊の人・・・などなどあげればきりがありませんが
この人たちに聞く話は、本当に貴重だ。


今日はゼロ戦のパイロットさんとお話ししました。
この方は、他にもハヤブサなどなどいろんな飛行機に乗っていた方です。

とあるときの任務は、神風特攻隊の護衛で
ゼロ戦に乗っていたとのことです。
「これから神風に行くやつらを護衛して送り出すんだ。
 それはつらかった。
 おれもあとから行くからなって、言ってたんだけど
 おれは生き残ってしまった。」

「敵(アメリカ)はレーダーを装備しているけど
 こっちはないもんだから、敵と鉢合わせた時が戦闘開始。
 相手はレーダーで準備しているのに、だ」

「敵の飛行機の装甲をゼロ戦の弾はなかなか貫通できない。
 分厚いんだよ、鉄板が。
 しょうがないから、燃料タンクとか 操縦者を狙うんだ。」

「初めてゼロ戦乗った時には、そりゃあ、おっかなくて
 しょんべんちびったさ。」


戦争当時、軍人として戦っていた人の話を聞くと
本当に、改めて、戦争について考えさせられる。
戦争で悲惨・壮絶な体験をした人の話を
いつまで、
直接本人から聞くことができるだろうか。。。

あと数年だと思う。


今日の雨で
北海道の桜はだいぶ散りました。
人間は桜みたく散っちゃだめだ。


だからこそ、
戦争体験者の話に
今こそ耳を傾けたい。
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介護報酬 3%改善 でも給料が増えるわけない。

2009年03月16日 | 僕のお仕事。
今日もワインを飲んでいますが
まじめな仕事のお話。。。





僕は介護保険で収入を得ています。
来年から介護報酬の改定で
報酬が3%上がるのだ。

国が決めたのです。



で、現状・・・
3%でも介護業界にはまだまだ足りない。
そもそもの報酬自体が低すぎる。


そのため、いままで赤字の施設が多い。

したがって、
いままでの赤字分を埋める分にもたりない程度が増えても
即職員の給料に反映できない。




もっと、根本的なところ。


介護報酬は3%上がって、103%。

介護保険では、介護度によって
利用者の利用限度額を国が決めます。


でも、利用者さんの利用限度額は変わっていない!!!
ので、利用者が払える総額は
前年度と次年度で変わらず、
制度改正後も施設の収入は変わりません。



例えば
僕の給料がひと月10万で
生活費に10万全部費やしている、ぎりぎりの生活なら
『今、円高で、輸入したものが安いからジャンジャン買いなさい!』
(これが3%上がったって事です)

って言われても、買う余裕はありません。
『輸入品買っちゃったら、家賃が払えなくなりますよ~。
 それなら、国が決めた生活費も増やしてください!』という感じかな?




前年の介護報酬が100で
改定で103に上がっても
利用者さんの介護度に応じた上限が10万円であれば
改定前 10万÷100で、1あたりの価格は1000
改定後 10万÷103で、1あたりの価格は 971。

改定後の103%になったほうが、
施設にとってはある意味実質賃下げなんだわ。。。



手持ちのお金がかわらない介護保険の利用者さんに
「値段が上がりました!その分払って!国が決めたんだから!」って言っても、
「え?値上がりしたの?でも払えるお金は増えてないし、
 値上がりしたんなら、節約しなくちゃ・・・」となるんじゃないか?


10割自己負担で何の懐も痛まない金持ちは別だろうけど。。。


でも、大半の人は
「103%に上がったんだから、給料も上がるよね!
 国もそう言ってるんだから。」と思ってるだろうな・・・。


やはり、お役人は上手いな・・・。
合掌・・・。
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お客さんからバレンタインデーの

2009年02月14日 | 僕のお仕事。
チョコレートもらいました!

うれしいうれしい!!!
ホントにうれしい!!!

だって、くれた人はみんな大正生まれなんだよ!

そんなバレンタインデーなんてなかった時代の人が
「ほれ、今日はバレンタインデーだから」って
チョコくれるなんて、うれしい!

ほんと人生の中で一番うれしいチョコです。

これからも
僕は僕の仕事に誇りを持って
作業療法士をしていきます。

まあ、よーかんがあるのは
ご愛敬。。。
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訓練が僕の仕事じゃなく、

2009年02月09日 | 僕のお仕事。
夢や希望を持ってもらうことが
僕の仕事の目指すところ。


「何かがしたい」と思ってもらえることが
僕の目指すところ。


「あれもできなくなった、これも・・・」っていうよりは
「あ、これならできるやん。あ。これも、こうすれば・・・」って思ってもらうこと。

リハビリのためのリハビリもいいけど
リハビリの先にあるものはなんなんだ。


それは、障害を負った本人にしか
わからないかもしれない。


でも、障害のある人の杖になるんだ、僕は。


作業療法士って、なんなんだだろう。
僕は真剣に自問自答の日々。


リハビリは、楽しくなくちゃ。
苦しみの中にも楽しみを。


僕は作業療法士だ。
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身体機能の回復と制度との狭間で

2009年02月03日 | 僕のお仕事。
悩んでしまいます。

患者さんは、現在「要介護1」で認定されています。
ところが、体が良くなって、
「要支援」に介護保険の認定が下がるかもしれない。
そうなると、施設を退所しなくてはならないんです。
施設に居なければならないほど
体が悪いというわけではなくなるので。


患者さんの娘さんが近くにいるが
先日だんなさんがなくなって、
その旦那さんの親(義理の親)を介護している状況で
とても、自分の親まで面倒見れない。
本人も、旦那さんを亡くしたばかりで
まだ精神的ダメージを負っている。。。


要支援になっても
ありとあらゆることに
介護が必要な状況。
身体機能が少し改善しても
その結果、施設から追い出されるんなら。。。

僕は、この患者さんのリハビリを続けるべきなのか。

でも、元気になってほしいから
リハビリを続けたい。
いや、続けざるを得ない。

なんのためのリハビリだ。
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利用者さんに言われたんだけど、

2009年01月21日 | 僕のお仕事。
『片手で、編める編み物ない?
 でも、編み棒は使いたくないの。』

年齢70代の女性で
脳卒中・左半身麻痺。
しかし、右手指の巧緻性は高く
意欲も高い。
おそらく、好みの作業であれば
集中して取り組むことができる・・・ということで
『指編み』をアクティビティーとして
導入することになりました。

で、これがやってみると面白いんだわ・・・。
はまるはまる・・・。

これなら一日中やっていても飽きないわ。
でも、腱鞘炎が悪化するといけないので
ほどほどにしておきます。

編み物がマイブームです。


え、いやいや、これで立派にお金を稼いでいるので
これは仕事です。


写真は試しに指で編んでみてたもの。


あとは、自助具を作成しないと。


僕は作業療法士です。
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『あんたの手は、やさしいねえ。』

2009年01月16日 | 僕のお仕事。
『女の子の手みたいに、やさしいよ』と
僕のお客さんが言っていた・・・。

お客さんは、
もう90歳を超えた女性で
生まれは大正時代なのだ。

体に不自由なところがあるので
僕がリハビリのお手伝いをする。

90歳を超えた人に
『先生(先に生まれた人)』なんて言われても
ぴ~んとこない。

だいいち、僕は先生と呼ばれるのが好きじゃない。
そんな大層な自分ではない。

僕の手は、
ものすごくごっつくて
大きいので
そういわれても
ピンとこない。



その人は元農家で
たくさんリンゴを作っていたらしい。
とにかく働いたらしい。

そういう人からすると
働いてない僕の手は
柔らかいんだと思う。


自分の手がどんなふうになるかを決めるのは
自分だ。


自分の選択が自分の手をつくる。


写真の猫村さんに、
元旦に手をひっかかれて
いまだに完治せず。。。


『手は口ほどに物を言う』・・・と思うのです。
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とある二十歳の患者さんが

2008年11月13日 | 僕のお仕事。
『もう20歳になった。
 年をとり過ぎたので、
 もうなにも始めるエネルギーがない。
 
 10代のころならそんなことはないけど、
 もう・・・なにも始められない・・・』


 まあこういうこと言われたら
「いままで頑張ったんですから、
 今はゆっくり休んで治療しましょう」なんて言います。


深くかかわれる機会があれば伝えたい。
『やるかやらんか、二つに一つ。
 やらんで後悔するんと
 やって後悔するんやったら、
 やって後悔したほうがあきらめつくで』って。

まあ、これは僕の考えだが
20代で死んだ目つきと
80代で生き生きした目つきなら、
僕は後者が好きだし、
そうあってほしい。


とにかくやってみる。
そういうのも必要な時があるんです。

『うだうだいうまえに、やってみんかい。』
これが優しさになるときもあるんです。




写真はフランスのオルセー美術館で見たゴッホの絵。
ゴッホの色使い好きだ。
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今日は患者さんに首を絞められた。

2008年11月05日 | 僕のお仕事。
患者Aさんがほかの患者Bさんをにらみつけていて
「あ、これはやばいな・・・。」と思ったら
Bさんに殴りかかったんだわ。。。

それを止めに入ったら
首を絞められて
殴られて蹴られて大変だった。

でも患者Aさんにけがさせても事故報告書
書かなくちゃならないし
まあ、簡単にいうと
首を絞められたらしめられっぱなし状態で
看護師詰所からどわ~っと人が出てきて
みんなで羽交い絞めにして終了。

その患者Aさんとは
「文句があるなら
 話し合いで解決する。」
ことを約束し患者Aさんも反省して終了。

首でも絞められない限り
ラグビーで首を鍛えた意味がないので
役に立ちました。

でも、首絞められるって普通ない体験だな。
精神科のセラピストというのは
面白くてもつらい部分もある仕事です。
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世の中には頑張って

2008年09月27日 | 僕のお仕事。
えらい人がたくさんいるよ。

今日は勉強会で、
その後お酒を飲みに行って、
帰ってきて洗濯をしています。
もう2時だけど、気にせず洗濯。。。

勉強会でいい症例報告してると思うものがあったんだけど
その人に言わせれば、まだまだ到達していないらしい。
僕のやっている音楽とおんなじ心境か?

いや、ほんとらいよ、世の中の人は。


でも、みんなえらい人ばっかしやったらつかれるやん?
だから、僕みたいないあほらしい人間がいてもOKかと思うのですが
いかに。。。

とにかくみんなすごい奴らだ。
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盆休みなど無く

2008年08月15日 | 僕のお仕事。
勤務しているのはまあわかっているが、
それでもむなしくなる。
「僕にも休みをください!」

医者は普通に一週間休んでるよ。
でも、僕には休みがない!
1日も盆休みはない!!!


車も走ってない、
歩いている人もいない
学生もいない・・・。

なんじゃこれは???
ゴーストタウンか???
なんて思ってしまいますが
休みがあるっていうのはいいことだ。

患者さんも親が受け入れてくれたり
帰れるところがある人は
里帰りしている。
いいことだ。

帰れる場所があるというのは
本当にええことや。






35年すし職人をしている人と話した。

故郷を出てきて何ができるか模索中。

その間に、まあ、間違いがあったりして
僕に出会うこととなった。

率直に伝えた。

「男は働かなくちゃって思います」


それは、全員に当てはまらなくても
その人と僕にとっては
理屈じゃなくて、そういうもんだと。


ほどほどに働いて
ほどほどに休んで
ほどほどに遊んで。

僕もフランスで見た
エッフェル塔のようになりたいな~って思ったのだ。
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今日は作業療法士の勉強会があるので

2008年06月27日 | 僕のお仕事。
お酒を飲み過ぎないようにしないと・・・。

というのも、いつも勉強会終了後に
交流会があって飲みすぎているんです、はい。

今週は毎日ワインを一本以上は飲んでる感じだったので
ちょっとお酒を飲みすぎているので
控えようかと・・・。

そうそう、今日は僕が発表しなくてはならないんです。
長期入院患者の退院サポートに向けての取り組みです。

さてさて、いろんな意味でがんばるぞ~。

写真はドイツのミュージアムで見つけたオブジェ。
この写真は大好きなので
暇があったら登場させてあげたいのです。
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